2001年10月前半の行い(Jacky)

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2001.10.10(水) ミルク性器

進路指導室に呼び出されました。
なぜなら

数B、0点。

のび太街道まっしぐらです。
でも普通に0点取っただけならわざわざ呼び出されることもなかったでしょう。
いけなかったのは僕の解答だったようで。
ベクトルの定義すら知らなかった僕は当然一問たりとも答えられるはずもなく、
それならばとほぼ全問ギャグで解答しました。
先生はきっとこれを読んで笑ってくれる! そう信じていた。
でも先生は

普通に青筋立ってました。

普段は温厚な先生の眼光が鋭く光り
鼻をヒクヒクと痙攣させ
うんこ座りしたえせ不良のような表情のまま
ポケットに手を突っ込みながら椅子に踏ん反り返って僕を睨みます。

・・・今回のネタには自信が無いわけではなかった。
現に、後で部活の連中に見せたらまずまずの受けは頂いた。
だが今ここに明らかに何かが切れている40代前半教師の顔がある。
まずい。
いつも温厚な優しいあの先生が
今にも血管切れそうです。
顔をピクピク震わせながら説教に入る先生。

「おまーなんでよびだされたかわかっとんか」

どうしよう。
いつもきれいな標準語の先生が

何故か名古屋弁です。

やばい、やばいよ。
臨界状態来てますよ。
病院運んだ方がよろしーんでない?

つもりでこんな解答出したんじゃをじゃきィ!!

唾飛んでます。
痙攣しすぎです。
ていうか僕は「おざき」です。
舌回ってないすよ。
アル中っすか?

さて、ここで問題の解答の一部を大紹介いたしましょう。



1.
(1)aベクトル・bベクトル を求めよ。

    求めた。

(2)aベクトルとbベクトルのなす角をθとするとき、cosθの値を求めよ。

    cosθ=コサインシータ=「小堺がサインした」の略。

(3)aベクトルと同じ向きに平行な単位ベクトルeベクトルを求めよ。

    →
    a
    →
    e
    →    //Q.E.D.


(4)絶対値Pベクトル=10となるようなtの値を求めよ。

    t   t         t          t t  t
 t          t        t   t    t   
t    t   _________←Pベクトル  t 
  t       t   (10)  t       t   t  
 t     t     t  t      t    t     t 


(5)絶対値Pベクトルが最小となるようなtの値を求め、そのときbベクトルとPベクトルが垂直であることを示せ。

   \←bベクトル                                   t
   \
   \\
   \\\\.←Pベクトル(じつは垂直)
   \\\\


(6)aベクトル+bベクトルとPベクトルが平行となるようなtの値を求めよ。

 ※tをわがままとおく。

             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            t つかれたー もう歩けないー。
             \____________


             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
aベクトル+bベクトル ・・・・・・・・・。
             \_____


             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       Pベクトル ・・・・・・・・・。
             \_____


   よって、aベクトル+bベクトルとPベクトルは閉口した。


3.平面上に(中略)点P.Qはそれぞれどのような位置にあるか。

    点Pは四つの橋の見える毒の沼地の中にあり、
    点Qはカザーブの道具屋が隠し持っている。
                     ※夜に行くと手に入る



4.(前略)絶対値aベクトル-bベクトルの値を求めよ。

「あたい」はちょっと突っ張ってる女の子の一人称。
                  ※現代では希少である




・・・と、こんな感じの解答がほぼ全問。
こんなことくらいで怒るなんて先生も人間が小さいなあ。
そして解答用紙の裏側にはこんな文章が。


白い世界の中、ぼくはひとり。
裏側からかすかに浮かぶ黒い線々の群れ。
ぼくはそれを見て不快であり、そして
清々しい。


゛彼女教科書 広げてる時      
 ホットなナンバー 空にとけてった"


黒を嫌い白を求め、待っているのは、赤だ。
来週 ぼくは血まみれになって、そこに立っている。
トランジスタ・ラジオをにぎりしめながら



と、テストを受けながらも僕は
赤点の心配をしていたということがわかります。
でも
赤点どころか、
0点だもんなぁ。
いいさいいさ。
マルは一個だけもらえてるから。
ん?
おかしいな。
マルもらってんのに0点ってどういうことだよ!?
明日先生に抗議しに行きます。


先生の説教があまりにもうざく長く、もう楽しんでも居られない状態になったので、
こちらも毅然とした態度で臨んでやった。
完全に無表情のまま感情いっぱいに喋ったり
身振り手振りを交えて超ハイテンションに答えてみたり
そうかと思えば泣き出しそうなくらい反省の色を示してみたり
先生が話しだす前に説教の内容を予想して言われるより先に謝っちゃうのは楽しかった。

説教も佳境に入り、そろそろ先生も僕の対応に疲れていたとみえる。
「・・・よし、もう帰っていいぞ」
と、先生は言った。
しかし僕は先生の姿勢がとても気に食わなかった。
説教する立場の、いわば生徒を説得し更正させるべき立場の人間が、
ポッケに手ぇ突っ込みながら椅子に踏ん反り返ってガンたれながら人と話すんか?
最後に、僕は言った。

「先生、僕の友達がこんなことを言ってました。
童貞が性癖について語ることが虚しいように、
寝っ転がって正論を唱えられたって何の説得力も無いんですよ」



僕は唖然としている先生の顔を確認すると、真っ直ぐ出口に歩き、進路指導室のドアの前に立ち止まった。
「青春の馬鹿野郎」
と、小さな声でつぶやいて、僕は部活へ走った。

後輩がメガンテを唱えた。
僕はメガンテを使ったことがないのでわからないが
人生においてメガンテを唱えることは最も重要なことだと
Nowkyが言ってたよ。
こんど居酒屋どらえもんにでも、飲みに行こうぜ。

2001.10.9(火) ソープランド「ドラえもん」

あれから何十年の時間が経過したのか。
僕が誰かと初めてのkissを交わしてから。

あれから何年の時間が経過したのか。
電気グルーヴがShangri-Laという曲を出してから。

あれから何ヶ月の時間が経過したのか。
今は乾き切った僕の唇が潤いはじめた時から。

あれから何日の時間が経過したのか。
僕が生まれてから。

あれから何時間が経過したのか。
僕が眠りに落ちてから。

あれから何分の時間が経過したのか。
僕がこの文章を書き始めてから。

あれから何秒の時が進んだのか。
あなたに別れを告げてから。

あなたが振り向きもせず
階段を登っていったあの時から。

君が眠っている間
どれだけ乳房を愛撫したでしょう。


何故・・・砂漠のように唇が渇くでしょうか。
潤いを求め口づけを求めても
心は渇いていくばかり。

必ずしも性欲の対象は愛の対象ではない。
ではkissという行為は性欲の範疇だろうか?

ソープランドでkissを拒否する風俗嬢。
援助交際でも代金が一番高かったりする。
最高級の性行為?

でも
気持ち良い。

まったく女なら誰でも良いのかよ。
まったくジャッキーなら誰でも良いのかよ。

僕はジャッキーの皮を被った狼。
羊飼いは嘘吐き。
いつまでも続く二人の騙し合い。

君の羊を全て食い尽くしてしまいたい。
だがそれが可能なのは君が嘘を吐き過ぎたときだ。
僕が狼である以上真っ当な手段で羊は食えない。

猿にオナニーを教えると一日中そればっかに耽る。
僕はきびだんごひとつでへいこら着いて行く猿。
巧みな言葉でおにぎりを騙し取る猿。
ひとたびエサを与えると食い付いて離れない。
僕は嘘吐きだよ。

君のG行為は神聖なモノ。
猿のG行為は汚らわしい。
でも猿はそんなこと何も考えずに快楽へ堕ちていく。

狼は羊を食らい尽くしたい。
チョークの粉を食い甘くとろける声を出す。
聞いたことのない言葉で誘う。
そして食べ過ぎて動けなくなるんでしょ。
欲望渦巻く大海原に今船を出す。

全体的に僕は欲張りだ。
君の全てが欲しいくせに全てを得てしまいたくないと思う。
でも僕らは進化し続けるんだって信じてるから。
だから僕は本気で君だけを口説く。
嘘臭くとも伝わらずとも僕は最高の言葉を君に届けてやる。
そんなんが曖昧な僕の全て。

誰のところへ行くかとはらはら。
風に流されあっちへひらひら。
優柔不断でこっちへふらふら。
いつでもどこでも笑ってへらへら。
もっとあたしを見ていてほらほら。

あんまりソワソワしないで
あなたはいつでもキョロキョロ
よそ見をするのはやめてよ
わたしが誰よりいちばん。

こうもりみたいでも心の中の塊はひとつ。
八方美人が故に嘘臭さに悩む。
嘘じゃない、いや・・・
いつもいつでも僕は嘘を吐いていて
そして真実を語るのはその時だけなんだ。


僕の奏でる言葉は十中八九が嘘八百。
無意味な言葉に鎮魂曲。


口説き文句も忘れちまった。
常套句だけじゃ物足りない。
腕が鳴るぜ。
愛してるとか好きだとか
それ以上の言葉なんて無いんだから。

撃ち墜とされる君のゼロ 嘘に頼らず愛語る
波打つ胸のひらひら 僕の心に毟り取られる
噛み切ってくれ100のフィンガー 流血は唾液で止まる
おどる指に狂って 僕の心に弄ばれて 虚ろな瞳で僕を見て
そしてもう一度狂って僕を殺して

口説き文句も忘れちまった。
これからの朝に僕は何を囁こう。
君が寝たあとゆっくり考える。

2001.10.6(土)~10.8(月) 京都へ

自転車で行ってきます。

2001.10.5(金) おっととっと夏だぜ!とおっととっと夏だぜ!たち

筋肉痛が続く・・・
このままでは京都行きで一番足を引っ張るのは僕かもな~。
やっべ。
明日から京都です。
僕がこの状態なので予想より遅くなってしまうかもしれませんがまあそれもいいでしょう。
逆境とは?
どうしようもならない状態や不運な境遇のことを言う!
いつか「逆境の力を借りるまでもない」と言える人間になりたい。


一期一会を英語で言うとフォレスト・ガンプです。
日本語で言うとラブストーリーは突然にです。
あの日あの時あの場所で君に会えなかったら僕らはいつまでも見知らぬ2人のままです。
待ち合わせ時間と場所は「その時」「そのところ」で。

僕はサディスティックです。
サディスティッカー(略してサッカー)です。
そしてマゾヒヒステリッカーでもあります。
陽なサディスティッカーであり
陰なマゾヒステリッカーです。
とってもわかりやすい、自分でも自覚できているサディスティックでありながら。
自覚は無いが深層真理の中で痛めつけられることに快感を覚えるマゾヒステリック。
恋に縛られたマゾヒスト。
長い爪を立てられた僕。
愛を確かめたいサディスト。
君の思うがままに革命が起きる。
いじめていじめて反応を見て快感。
知ってるくせに知らないふりで痛めつけられている自分を見て苦しむ自分を見て快感。
言葉責めするのが好きなタイプです、きっと。
顔を赤らめるのを見るのが好きなタイプなんです。
そして自分で自分をいじめるのが好きでいじめられるのも本当は好きかもしれない。
でも自覚が無いのでわからない。わからなくて苦しむ姿もまた一興としばらく身を隠しているつもり。
自分が嫉妬深いもんだから嫉妬の持つ力を知り得てて相手に焼餅を焼かせる。
焼餅を焼いたら焦げてしまう、餅を焼いたら焼餅ができる。

一期一会を英語で言うと出会って別れて出会って別れて大変。
ああもう、神様も辛いよね。ごめん。

2001.10.4(木) 窓際のおっととっと夏だぜ!

久々の部活で筋トレやりすぎて筋肉痛。
明後日には京都へ自転車旅行だってのに・・・。


僕の好きな社会科の先生が
昔お笑い芸人を目指していて吉本興業に入ろうとしてたんだって。
だけど相方がいなくなっちゃってそれもできなくて
今は向陽高校で若本興業を創ろうと頑張ってる。
彼は凄い人だ。お笑いなんかも僕よりずっと詳しいし、人生の捕らえ方が、僕に似ている。
きっと僕は大人になって、もしも高校の社会科の先生になるようなことがあったら、
絶対にこういう人間になっているんだろうな。
なんだかわかる。そして僕みたいな人間に好かれるようになったら、嬉しいんだけどな。
そうしたらこの人と同僚になるのかと考えたらちょっぴり怖い。

しっかし最近授業とかがたるいね。
なんつうかやる気がでないっつーかついつい他のこと考えちゃうっつーか。
う~ん。まずいね。


僕は頭がおかしい。
女の子の昔誰と付き合ってたって話とか、昔誰が好きだったとか、そういう話を聞くだけで死ぬほどへこむ。
ちょっとだけ気にいってる子とかだと、それだけで引くときある。
それはなんでかっていうと、僕は常に特別で居たいからなんだろうな。
例えば「ジャッキー好き!」って女の子が仮に居たとしよう。
でもその子はきっと昔他の男の子に恋をしていたわけで。
・・・じゃあ別に僕じゃなくても成立するんじゃないか、と。
なにも僕である必要はなくて、好きな人という決められた枠の中に僕ははめ込まれてるだけなんじゃないかと。
そこまで考えてしまう自分を僕は頭がおかしいとか病気だとか言うんです。

今まではすっごいそう思ってた。そうだね、昨日くらいまで。
だから別に誰でもいいんじゃん、って。
他にも良い人いたんでしょ?って。
でもちょっとわかった。
すっごい簡単なこと。なんで今までこういう発想が抜け落ちていたんだろうな。
勝てば良いんだよ。
そのムカシイタイイヒトとかいう奴に勝てば良いのさ。
悪いけど僕はそう簡単には負けないもんね。
負けるときはよほど相手が大物か、或いは見る目がないのでそういう子は僕は好きにならない(なんのこっちゃ)。
というわけで精一杯頑張って一生涯俺以外愛せないようにしてやるくらいの心意気で。
今までの男なんて糞みたいなもんだって思わせてやろうじゃないの。
素敵に素晴らしい優しくってすこし ばかな人間になってやるよ☆

2001.10.3(水) 洋風松本人志

103の一番長い日。

現在10月3日の長編日記を鋭意執筆中です!
もうちっとだけお待ちください。

2001.10.2(火) 洗濯ばさみカッター

交わす言葉がある。
語らう言葉がある。
大好きな人たちと大切な時を過ごしながら共に創り上げる、
そんな言葉たちがある。

それは忘れてはいけないこと。

だから僕はここにしたためていきたいと思う。
いや使いまわしなんて言わないで!(笑)


本日は変形制服を着て登校。
黒の短ラン。
右腕に「天真爛漫」、
左腕に「天下無敵」の文字。
背中には赤い薔薇、そして
天上天下唯我独尊」と、刺繍されている。
内側には二匹の龍が描かれており、
ボタン・裏ボタンも充実。
極めつけは胸に「大曽根中」の白い刺繍。

テストのやる気の無さを象徴。

異様に受ける。
大爆笑を掻っ攫う。
女性徒に何故か羨ましがられ、
着させて欲しいとねだられる。

クラスメイトにゃお前はすげぇ
そのまま帰れば胴上げしたると、
目を輝かして言われるもんで
校門まではそれ着て歩き
外出た瞬間脱ぎ捨てる。
胴上げは俺のもの。


突然ですが僕は「好き」という言葉を多用します。
それは何故なのか考えてみたら一瞬で見つかった。
その状況は僕の頭の中の全てを愛の色に変えたから。
卑怯かもしれないがきっと深層心理で考えていたこと。

「好き」っていう言葉は重みのある言葉だ。あり過ぎる。
軽はずみにそんな言葉を口にしてしまったら、勘違いされてしまうことは請け合い。
人によってまちまちではあるが、人格を、そして人生を変えてしまうほどの力は持っている。と思う。

ものすごく極端で、大袈裟な言葉として、今日では捕らえられている「好き」という言葉。
もちろん、「ドラえもんが好き」とか「爆笑問題が好き」とかいうのなら別だが、
「ジャッキーが好き」なんていうとそれを聞いた人はギョギョっとしてしまうわけであります。
だから頻繁には使われない。
大事な言葉だからあんまり使うとその意味が薄れていってしまうっていう怖さもある。
しかし本当はもっと、単に素敵な言葉なんじゃないかな。
そんな言葉を大袈裟だと敬遠してしまうなんてもったいない!
もっとみんな愛に囲まれて暮らそうぜ!という意味を込めて、僕はこの言葉を使う。
だけどこの考えって実は失敗なんじゃないかって思いはじめている。
それによる弊害というものが出てきているのだ。
そう、僕はどんな言葉を使えば良いのか、わからなくなるときがある・・・。

僕が「多用する」と言っても、主に日記とかネットの中でだけ。
日常ではほとんど使わないのだ。
何故かというと、やけに厳かで、仰々しい言葉だから。
矛盾してるやんけ!!
いつものことだけど、僕が唱えるのはいつも理想論だからね。
好きやなんて・・・ハズカチー。
だから日常で僕に好きだといわれた人はまじで好きなので顔を赤らめてくださって結構です。
最も、ネタで「ああはいはい好き好き愛してる愛してる」とか言ってるときはまれにあります。
・・・何が言いたいんだ?

僕は二種類の「好き」という言葉を持っているかもしれない。
一般動詞「好き」とそうでない好き。
いつも日記で惜しげもなく使いまくってるのが一般動詞。
そうでない好きはほとんど使ったことがない。
だからそれをなんと表現したら良いのかわからない。

そういうわけで僕は本当に好きな人を目の前にしたとき、言葉に困ってしまう。
「好き」以上の言葉が思いつけないからだ。
それで伝わるものなのだろうか?
・・・やっぱ、心の問題かな。
ともあれ宇宙は何でも知っている、ちゃんちゃん。

2001.10.1(月) ロリコン離婚

久しぶりにゲームセンターに行った。
ヴァンパイアセイヴァーがやりたかったのだがもちろんそんな古いゲームは置いていなかった。
昔は格闘ゲームも得意だったがZERO3をやったら一回線負けしたので専らシューティングゲームを嗜む。
シューティングには自信が無いわけでもないがやっぱり腕はかなり落ちているし
何十分も何時間もワンコインで粘れるというわけでもない。
いつかそのくらいまで極めてやりたいと思うのだがゲーセンなど一年に一度行くかどうかだ。
だから誰か僕とゲーセンデートしましょう。

マクドで半額ハンバーガー、4人で6個のハンバーガー。
通りを歩って友達の、豪邸目掛けてアポ無し訪問。
思いも掛けない人と出会ってなんて真っ赤な嘘で、ちょびっとくらいは期待もしてたり。
家の前たむろし4人でワンギリ連続2回、一人一文字ハートフルメールで呼び出し敢行。
それでも出なくて電話かけても繋がんねぇし、仕方ないからみんなで寄せ書きシュールなB5。


恐らく9月23日あたりの日記を読んだのだろう、友達がこんなことを言った。
「何故お前が女に欲望を抱かないのかが全くわからん」

僕に性欲が無いわけではない。むしろ有り余っている。
でもえっちなんてぶっちゃけ誰としたって気持ち良いわけじゃない?
顔隠したら終わり、目隠ししたら御仕舞いよ。
オナニーするのと何が違うかってことさ。違わないでしょ。
愛だろ、愛。
愛してもいない女を抱き締めたってただ勃起するだけだろうが。
僕は心を抱き締める。
心で心を暖める。
心で心を洗われて
心で心を愛してる。


・・・なんて最近、僕は最高の言葉を使いたくて、最低な言葉を使ってみる。
だって言葉なんて本当は何の意味も持っていないんだ。
僕は気障な言葉をたくさん知ってる。
きざって言う字は気に障るって書くんだけどそんなことは気にしない。
だけど賢い僕は、言葉には無限の意味があることを知ってる。
だけど賢い僕は、賢くない僕が存在しているのを知ってる。
賢くない僕は、賢い僕とは矛盾している。
さて、僕は本当は賢いのか、賢くないのか?
ともかく賢くない僕は言葉がどんな意味を持っているのかわからないでいる。
だから僕はいろいろな言葉を使ってみることにした。

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