2001年9月後半の行い(Jacky)

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2001.9.30(日) 朱雀=シャア専用ザク

起きた瞬間着替えて東海高校の記念祭へGO.
演劇部の公演を見て演劇部のダンスを見て演劇部員のストリートゲリラライヴを見て演劇部の諸君らと遊んでYeah.
さすがに打ち上げは遠慮してナンパ待ち女子高生を尻目に雨の中自転車でCome Home.

悩んで学んで、とは言い得て妙。

人生は主観だ、と言います。
自分の思っていることが全てで、その他には何もないと。
つまり人がどう思っていようと本当は自分がその人はこう思ってるんだと思い込んでることだけが存在しているのだと。
他人が本当はどう思っていようと、自分が思い込んでいることしか存在していない。

ここではそれを主観絶対主義と呼ぼうか。
僕はそれに反して宇宙的な考えというのを知っています。
なぜ宇宙的なのか、よくわからない。
この考えを宇宙という言葉を用いて表す理由は、実は僕にもよくわかっていないのだ。
ただなんとなく、絶対「宇宙」なんだというある種の強迫観念に近い何かがある。ただそれだけ。
それくらい宇宙はでっかくて、不思議で、得体の知れない。
だけどもし僕がこの考えに宇宙という言葉を使ってしまう意味を無理矢理表現してみるなら・・・。

例えば僕らが夜空を見上げるとき、そこには宇宙がある、はずである。
でも僕らが見ているのはやっぱり、星であって、月であって、・・・単なる黒い色だったりも、するかもしれない。
宇宙は確かにそこにあるはずなんだ。
でも僕らは宇宙の存在を本当に知っているわけじゃないし、それを確かめる術もない。
もともと何もない空間を宇宙と呼んでいるわけだから、
たとえ僕らがスペースシャトルに乗って地球から飛び出したとしてもそこで宇宙に触れることはできないのだ。
確かにそこにあるはずなんだけど、僕らはそれを見ることができない。触れることができない。確かめられない。
それは昼間だって同じことがあって、いつも見上げてる青い空ってのは宇宙と一緒。
谷川俊太郎が既に数々の詩にしたためていることだと思うんだけど
まあなんせ本当に大切なことは何万年来不変でどうでもいいことはもう言い尽くされてるかもしれないからね。

でもいいじゃないか。宇宙は確かにそこにあるんだから。

それが宇宙的な考えってやつ。
確かに主観は人生の全てだってさらりと言えるだけの力を持っているかもしれない。
でも例えば僕を好きだと言ってくれる人がいる。
それが本当なのかどうか、本人にしか、いやもしかしたら本人にすらわからないことかもしれない。
嘘かもしれない。
だけどいいじゃない。その気持ちは確かにそのひとの心の中にある。
そう信じていればいいのさ。
その人の心の中に本当にその気持ちが存在しているのなら、信じられるはずだよ。
矛盾してるか? 理屈なんかいるもんか。根拠なんかねぇよ!

絶対に「ある」んだから、心配することはない。

ね。僕は君が好き。それは君には推し知ることはできないことだろう。恐らく、一生。
だけどねえ、残念だけど僕が君のこと好きだってこと、確かに存在しちゃってるんだよ。
信じるも信じないも君次第ホントのことなんだ。

真実はいつもひとつ。

自分が頑張ってるってこと、わざわざ人に言う必要なんてないよ。
だって君はがんばってるんでしょう?
だったらいいじゃないか、中途半端な言い訳してないで、胸張って今よりもっとがんばればいいじゃない。
善いことして、誰も見てなくたっていいじゃない。
君は確かに善いことをしたんだよ。君は確かに、イイヤツになってってるよ。
それでよくない?
スゲェことした。お前は確かにスゲェことしたよ。
でも僕がそれを知らなくても、君は確かにスゲェことしてるんだって。
これもある意味で、主観絶対主義に基づいてるのかもしれないな。
でも自己満足なんて意味じゃない。もしそうだとしても、なんて素敵な自己満足だろうね。
だから新しい言葉をつくる。客観絶対主義っていうの。周りの評判が全てだっていう。
言葉としてはおかしな話だけど、客観絶対主義は主観絶対主義の中に含まれる。思想分類的にはね。
だけどそんなん要らない、他人の評価がなんだ、自分の評価がなんだっていうんだい。
でっけぇ宇宙につつまれた僕ら。確かに今、つつまれている僕ら。
宇宙は見てる。
「おまえ、最高だよっ!」


後輩と長いおしゃべりをした。
ディスプレイと回線を通じてだけど・・・
テスト真っ只中だってのに、付き合ってくれてありがとうよ。
話題は愛の話から仮面ライダーまで幅広いんだけど、
やっぱり行き着くのは演劇の話題だ。
あいつは本当に演劇が好きなんだな。
一年生のくせに。ちょっとジェラシー。
がんばってくれよ。僕らはそのうち引退するから、もちっと我慢してくれ。
んで、僕らが引退して居なくなった後も、頼れよ。
とことん頼って利用して、うざったくなったら言えばいいんだ。それで良い劇できりゃそれで良い。
みんなが良い劇つくれるんだったら、僕を傷つけても、切り刻んでも良い。僕はそれで気持ちいいし、満足だ。
お前らのために言ってんじゃないよ、引退したら僕が寂しいから頼って欲しいのよ。
んで、単純に良い芝居が見たいから言ってんの。つーかぶっちゃけ、みんなが輝いてる姿が見たいからかもなー。
とにかくがんばれ。
え~っと、たびたびネタにしてごめん。


ぼくもういかなきゃなんない。
そろそろけじめをつける時期だ。
僕は生きるに適当過ぎた。
全て自分の気持ち良いほうに一直線に流れてた。
しかも浅瀬だ。単純なんだ。流れが単調過ぎる。
いかんいかん。
もっとある、誰かほかの人が気持ち良くなって、それでまた僕も気持ちよくなるってのが。
それはおもしろい流れになるよ、きっと。
なんでもかんでも、目には見えないものでも、おもろしくなったら、
そんなんってなんか・・・、素敵やん。

2001.9.29(土) 携帯テロリスト

人間として、そして男として僕に欠落しているものはきっと少しだけ良い意味で僕の長所であることと、
僕が悩んだり苦しんだりするのが大好きな理由をほんのちょっとだけ、なんとなくわかった気がする。

そして最近よく考えていた、自分が本当は何を考えているのか、という謎。
これもぼんやりだけど、手がかりがつかめてきた、かな。
実はここ最近に僕の考えていたことが本当に大切なことじゃなかったのかもしれない。
本当に大切な真実は余計な思想を必要としない。
胸の中から喉の奥を通って脳の中心へ向かい無駄なく真っ直ぐに進んで行く。そんな感じ。
余分なところを通らずに直線的な細くて透き通った言葉がまったく自然に出てくる。
たぶん、それは大切なこと。
10年後にしか言えないこと。
だけど僕はきっとそんなに長い間待っていられないからまた言ってしまうんだろう。

大切なことは絶対に曲げられない真理。
悩んだり、迷ったりするいとまもなく、それは惜しげもなくそして寄り道もせずそのままに表現される。
だから、真理を捜し求めているようではまだまだ、真理を手にすることは絶対にできないということになる。
僕はきっとそれだった。
つまりそれは本当に大切じゃなかったってことだろうか。・・・それはわからない。
だけどひとつだけわかってるのは、それが僕にとって大切だったってことだけ。
【指示語の 読解は 出題頻度が 高い】

教室に入るなり「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱。
ドラゴンボール、ドラゴンボールZ、悟飯編のOP・ED全六曲を全て歌い切る。
大声で。本域で。ちょっとだけ上手に。自己陶酔を愉しみながら・・・。
何故か爆笑を頂いた。
そうこうしているとテストが始まった。
古典のテストは割とよくできた。
世界史のテストは時間が20分余ったので解答用紙の裏に長い散文詩を書いた。

図書館へ行ってすやまたけしの『火星の砂時計』を読破。

こんなにも 騒がしい 街並に たたずむ君は
とても小さく とっても寒がりで 泣き虫な女の子さ
街角のLovesong 口ずさんで ちょっぴり僕に 微笑みながら
凍えた身体 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ
OH MY LITTLE GIRL. 暖めてあげよう
OH MY LITTLE GIRL. こんなにも愛してる
OH MY LITTLE GIRL. 二人黄昏に 片寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ

君の髪を 撫でながら ぼんやりと 君を見てるよ
甘えた声で 無邪気に笑う 僕の腕に包まれた君を
OH MY LITTLE GIRL. 素敵な君だけを
OH MY LITTLE GIRL. こんなにも愛してる
OH MY LITTLE GIRL. 冷たい風が 二人の身体すり抜け
いつまでも いつまでも 離れられなくさせるよ

OH MY LITTLE GIRL. 暖めてあげよう
OH MY LITTLE GIRL. こんなにも愛してる
OH MY LITTLE GIRL. 二人黄昏に 片寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ

尾崎。僕は尾崎である。
オザキユタカ。僕はタカヤ。一見似ているようで似ていないこの2つの名前。
ローマ字で書くと
YUTAKAとTAKAYA.
意外と似てませんか、なんとなく。

というわけで今度カラオケに行ったら
尾崎豊の『OH MY LITTLE GIRL』と
小沢健二の『東京恋愛専科~または恋は言ってみりゃボディ・ブロー~』と
Gacktの『Vanilla』と
サザンオールスターズの『HOTEL PACIFIC』と
そしてもちろん影山ヒロノブの
『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を歌いたい。


午前一時勉強放棄。睡眠。午前3時起床。入浴。勉強開始。午前四時半勉強放棄。睡眠。午前七時半起床。勉強完全放棄。
僕は天才で本気で勉強すれば100点取れると僕は思い込んでるしみんなもそう思い込んでる。
でももしかしたら今年から、いや高校に入ってから僕は本当に頭悪くなったんじゃないかしら。
いつもならテスト前の二徹三徹は当たり前(仮眠は少なからず取るが)で、
ついこないだまでそうだったような気がするのにな・・・
絶対的にやる気が不足している。
僕を奮い立たせる何かがない。
だから例えば可愛い女の子が
「今度のテストでクラス順位5番以内だったら・・・(顔を赤らめて)ペケペケ」
なんて言ってくれたら僕はがんばれるかもしれない。
本当はむなしさを感じるだけかもしれない・・・。

2001.9.28(金) 百目のウィンクってどんなんやの。

10時35分28秒授業開始のチャイムが鳴るしかし先生は来ない。
今日は福谷と新しいミールを買いに行く約束をした。
そんな話をしているところへ10時35分・・・それでいつまで。
決めてないんだ。

テスト初日。
夕べは九時に寝た。
英語の赤点は免れた、と思う。
現代国語は途中で嫌になって止めた。
なにかが僕を襲ったが、無視することにした。
解答用紙の裏に落書きをしまくって、精神異常者みたいな落書きをしまくって、鐘が鳴った。
もしかしたら赤点かもしれない。
まあどうでもいいことだ。

一度学校を出、友達と共に遊びつつ家路を急いでいたら忘れ物に気付いた。
学校に戻り、教室まで取りに帰ったら恋人同士がラブラブで寝ていた。

そんなこんなで、テンションは実に下がり、恐ろしい精神状態で家まで自転車を走らせる。
家に帰り、エネルギーを補給する。
テレビ見たりメールしたりネットしたりヨーヨーしたり。
その後のことは下に書いてあるような感じ。

さて。
僕は実は頭がとても良い。
スプリンターは走る前にイメージトレーニングをする。
現在、僕はテストというトラックを全力疾走するためにイメージトレーニング中である。
そして勉強という名のウォーミングアップで試合開始を待っている。
ウォーミングアップは恐ろしい速さだ。
なんというか僕は、凄い。と自分でも思う。
一度はまると、何かにとりつかれたかのように勉強漬けになる。
それが僕にとって本日の午後八時であった。
試合開始まであと八時間程度であるが、世界史100点への夢は叶えられるのだろうか・・・。

午後九時、何気にテレビをつけたらミュージックステーションがやっていた。
すっげぇ懐かしい映像目白押しで、奥田民生や様々な芸人らの曲も取り上げられていたので、
ついつい見入ってしまった。A.S.A.P.の登場には感涙した。
午後九時半、友達が来て2時間以上の時間を遊んで過ごした。
そのあとそいつに手伝ってもらって世界史の勉強をしたが、午前零時現在、ちょっぴりやる気が萎えている。
しかし僕は頑張る。もう一度くらい火をつけてやる。

午後八時、ようやく火がついた。本気で勉強しているときの僕はちょっと違う。
こんな感覚は久しぶりだが、きっとその瞬間、僕は世界一頭が良い。
脳あるタカヤは爪を隠していたのである。

君と居るのは嫌じゃないけど 話合わせるのはやだよ
君の話は レベル低すぎ だからナニ? うわのソラソラ
悪い人では無いんだけれど 分かりやすくて つまらないよ
君の好みは センス悪すぎ それが何? ウラでゲラゲラ

魅力あふれる君は ボクの好みの女の子さ
ホントの話 おせじじゃないよ
だけど君の好みと ボクにしてみりゃ よたっ話は
バカにせずにはいられないよ

君の話は レベル低すぎ だからナニ? やめてゲバゲバ

それでもここに居るよ ひまつぶしには面白いから
たまにはこんな遊びもいいね
君のマジメな話 あいづち打ってハラのそこで
からかわずにはいられないよ
2001.9.27(木) 木村太郎、内田裕也。

定期考査前日ということで、自習ばっかりだった。これなら学校に来なくてもいいじゃないか・・・。
HRではなんでもバスケットをやった。
面白いと思ったネタがあまり受けず、
勢いだけで持って行くネタがあまりにも受ける。
何故だ。

授業後、去年同じクラスだった友達とみんなで喋っていたら、
2年連続同じクラスの女の子にこう言われた。
「なんでゾネ(僕のこと)の言うことにみんな笑わないんだろうってすごい不思議・・・」
曰く、今のクラスはつまらない、と。
福谷(仮名)も同じようなことを言った。
曰く、今のクラスで僕はつぶれている、いやつぶされていると。
喜んで良いんだか悪いんだかわからん。
それは僕が面白くなくなったということだろうか。
僕はちょっとだけシュールで不条理でわけわからんネタが好きなのだが、
それが通用する人としない人がいる。
現在のクラスでは後者がほとんどのようだ。
確かに、客層に合わせて笑いの種類やレベルを変えていくのも実力のうちだが、
クラスからは一円ももらっていないのだし、自分で言ってて楽しいネタが一番なのだ。
でもでも、誤解しないで欲しいのは、僕は笑い自体は結構とれているし、
クラスメイトの意識の中でも「面白いひと」として確立しているだろうと思う。
しかし・・・
笑いの種類が全く違う人に「面白い」と認識されるのってちょっと複雑。
でもまあ、センスもテクニックも今のクラスで№1だということは自負できる。
去年は僕より確実に面白い奴がクラスの中に2人もいた・・・。
ちょっと悔しいんだけど、それ以上に楽しかった!
それにそいつらといることにより自分の腕もあがって行くのを感じたし、
演劇部に入ったことも手伝って、きっと去年一年で僕のお笑いパワーは増幅されたことだろう。
その点、今年は温泉だ。ベタギャグを言っていれば笑いが取れる。
しかしセンスを武器にしたきわどいシュールなネタは、奴らにとって笑いとして認識されていないため、
何が面白くて何がそうでないのかわからなくなってしまう。
そういう訓練が生活の中から失われてしまったため、僕のお笑いパワーは削られていっているのかも知れない。
それが「ジャッキー最近つまらん」といわれてしまったひとつの理由であるのかもしれない・・・。

ていうか僕は「つまらん」とか言われるとまじでへこむ。
自分で「今のはちょっと痛い!」と思っているときにそれを言われれば、
「やっぱり今のはまずかったかな」と認識して反省できるけど、
特に自分でそうは思っていないときにいきなり「お前面白くない」といわれればへこみにへこむ。

今日は何が原因かわからないけど
みんなと話しているうちに段々と悲しくなっていきました。

夕方になって、少しずつ人が帰り始め、
教室で自習していた人が校舎から出てきて、語りに参加した、そのくらいからは特に。
真夏の果実な状態がチャコ海な気分を生む。
メンバー的に完全に安心できる(ネタを気にしなくても良い)状態になったので、
僕は気を楽にして少しなきました。
■(友達その1)の言うことがいちいち胸に突き刺さりました。
(友達その2)はとても優しかったけど僕にとっては辛いこともある。
僕の考えていることがわかる人なんていないので、
僕が「大丈夫さ」と笑顔で言えばそれで終わりなわけです。はい。
(友達その3)の作る曲が僕は大好きだ。追っかけになる予定。

ちょっとへこんだ。
僕は躁鬱病です。確実に。
入院したらお見舞い笑ってヨロシク。

テロの問題がどんどん発展しています。
10月には報復開始とか言われていますね。
世界一有名な危機が今、訪れようとしています。
みんな知ってるはずなのに知らなかったふりを続けていたけど・・・。
「ある日」は突然にやってくる。「ある日」がいつ来るか、今にも
・・・プツン。

人間にとって、特に日本人にとって「死」というのは脅威でしかない。
終着点は死であり、最も恐れられているのは死である。
死は頂点であり、死より大きなものは存在しない。
そう考えられているんだ、と思う。
だから最も辛いとき、人は「死にたい」と口にするのだろう。
そんなふうに考えられているんだ、と思う。
だから「死」という言葉を使わずにどれだけ辛さを表現したところで、
誰も心からは心配してくれないし、大したことないな、と認識するのだろう。

僕は「死」という言葉をあまり使わない。
「死にたい」なんて絶対に言わない。
この言葉、ぜひ多角的にとらえてほしい。
どうせこんな文章には何の意味も無いんだから。

この日記を別にすれば、
僕はあまり辛いとか嫌だとか心で思っているほどは言っていないつもりだがやっぱり他の人よりは言っているだろう。
そして他の人はきっと僕よりずっと悩んでいるんだろう。
僕は心配して欲しいからこうやって言っている。
だから僕は卑怯なのだ。
手に入れられないものをどうにかして手に入れたいからこうやって言っている。
だから僕は欲張りなのだ。

僕は盲目。
他の人のことは見えていない。
自分が一番可哀想に思っているはずである。

中途半端に慰められるということはどういうことか。
求めているものが大きすぎるからそう感じる。つまり僕は根っからの欲張りなのだ。

この文章からあなたが感じるものはなんでしょう?
たぶん戯言でしょう。
僕はこの日記を客観的に読んだらたぶんとてもうざい。
何故なら知り合いの日記に僕の日記と同じようなことが書いてあるのを見たとき、
僕は自分が醒めていくのを非常に感じた。
きっとその人はとても悩んでいるんだろう。しかし僕は醒めてそれを読んだ。
これを読んでるみんなもそうだろう。
だからこの日記には意味が無いというのだ。

《本当にわかってもらいたいことは本当に誰にもわかってもらえない》

僕がここに何を書いても僕の思っていることは伝わらない。
文章があまり上手ではないからだ。心に響く文章が書けないから。
もし僕がそういった文章を書けるようになったら、きっと僕は完全に嘘吐きと呼ばれるようになるんだろうな。
最近、僕は躁鬱がはっきりしている、というのはこの日記にも顕著なはずだ。
今日ここに書いてあることは割と大人しい。
昨日ここに書いたことは底抜けに明るかった。
だからたぶん誰もが「今日はそんなに辛くないんだな」と認識するだろう。
僕がどんな気分でこれを書こうと、読んでる人にとっては知る術もないし、知ったこっちゃない。
読者はディスプレイに浮かび上がった文字の羅列の意味を構築していくだけであり、
書き手の精神状態までを知ろう由もない。
だから僕がここで泣いていようと叫んでいようと、誰にもわからないこと。
まして今日も僕は大多数の友人達に明るい笑顔を見せていた。
あいつはいつものあいつだと、みんなはあいつの意味を固定してしまって、そう思い込んでいるに違いない。
別に僕は大丈夫だって、いや、そんな発想すら抱かないんじゃないか。
よく僕は、「悩みなんかなんにもないよね、いつも明るくって、いいよね」と言われたものだ。

ああ死にたい死にたい死にたい死にたい。
はいはい面白い面白い。

流した涙は2年前のあの映画以来。
僕は泣き虫だった。
小さい頃からよく泣いていた。中学校の頃は、先生達によく泣かされた。
高校に入ってからは、あまり泣かなくなったのだが。
なんて含みのあることを書いておいて、僕が本当にそのような多量の涙を流したか、というと、誰がそれを知ろう?

誰かといれば冗談程度の涙です。
まさに、すずめの涙です。
僕が涙を流せるということは、それが信頼のおける相手だからです。
そして信頼のおける相手の前なら、安らげるからです。
安らげるということは、たくさんの涙を流すほどの気分にもならないわけで・・・
ひとりになると、いけません。

どうして誰も僕を拾ってくれないのでしょうか。
僕は誰にも言いません。僕が受け入れられるのかどうか、怖いからです。
本当は言いたかったんです。話しに行きたかったしメールも送りたかったんです。
でもたぶん迷惑というか嫌がられるかもしれないし。
なにより自分の体がそれらを拒否するからです。そうすればきっと、安らげるんだと思うんですのに。
我慢しているから、爆発したい。
僕は決して爆発しない。
頭が満タンになる感じ、寸前まで行くけど、どういうわけだか破裂しません。
僕がその状態を楽しんでいるからです。
僕は辛いのが楽しいので別に心配したり慰めたりしないでください。
わざとそう思いこんだりそういう状況に陥ろうとしてみたりしているんです。
とても気持ち良いので邪魔しないでください。

だってこの文章には何の意味も無いんですもの。

ここまで読んでお前うぜぇ死ねって思ったでしょう。
2001.9.26(水) 木村拓哉、内田有紀。

今日は楽しい日。
1から100までうきうきしていた。
といってもまだあと数時間のうちに何が起こるかわかんないんだけど・・・
でも最近じゃ、珍しい。

今学期5回目の遅刻。
遅刻入室票の《理由》の欄に、「すごい向かい風だった」と書いた。

■「なんだよお前遅刻かよだめだろ遅刻しちゃ」
J「・・・・・・・・・。」(無言で遅刻入室票を手渡す)
■「・・・・・・そうか。それじゃあ仕方ないよな。うん・・・。自転車通学って、大変だな」
J「ああ。大変さ。漕いでも漕いでも風で後ろに下がってっちゃうんだ」
■「それはすごいな」
J「仕方ないから自転車を後ろ向きにして走ってきたよ」
■「おっ、かしこいなお前」

家庭科の時間にテンション上がりきってサングラスかけながら授業に突っ込み入れまくってみる。
前半はかなりの大爆笑を頂いたが、後半になって調子付いた僕がシュールなネタを連発すると、
笑いは止んでしまった。
やはり大衆に受けようとするならベタで!
シュールで大衆受けを狙うならよほどの実力が必要であることを再認識。

6時間目の授業が終了すると帰りのHRをさぼって自転車にまたがる。
今日は文明堂にドラどら焼きを買いに行くのだ。
急がないとまた売りきれてしまう。
そして今日は1人ではない、15:30に名古屋の中心、栄で待ち合わせ得意の2人乗りでGO!
文明堂に行くとドラどら焼きが9個しかない。
ドラえもん抱き枕プレゼントに必要な応募券は5枚。
9個では、2通送るのに1枚足りない。
そしたらなんとおばちゃんが3枚も余分に応募券をくれた!
ナイスおばちゃん!!
文明堂のドラどら焼きを手にし、ホクホク顔のドラえもんファン×2。
どら焼き(本体)にはドラえもんのイラストと、「HAPPY BIRTHDAY  2112年9月3日 ドラえもん」の文字が。
・・・凝ってる。
その後の詳しいことは個人的な日記帳にでも書き記しておくとしよう。
どら焼き一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂!!

昨日まんだらけでコロコロコミック1981年6月号を買った。
『ドラえもん』は6本入っていて、ほとんどがTC収録作品だったのだが、
1本だけ「すなおなロボットがほし~い!!」というTC未収録(FFL31巻収録)の作品が。
他にも旧オバQが2本(26P)、旧作パーマンが1本(13P)、怪物くんが1本(46P)、
そして怪物くん百科、藤子不二雄アニメヒーロー百科、ドラえもんカラー新聞、藤子不二雄のまんが入門他、
藤子系の企画ものが実に充実している。
連載陣にはあさりちゃん、アカンベー、ゲームセンターあらし、おじゃまユーレイくんなどツボをつきまくり。
また、小学三年生1980年8月号についていた「まんが大行進」というふろく本も購入。
ドラえもんは3本収録されており、
「かわり絵ミラー」(TC未収録、FFL8巻収録)と「防水おりがみ」(TC未収録、FFL15巻収録)も含まれていた。
同時収録にはあさりちゃんやウルトラマン80などがあり、おなかいっぱい。
ふっ。マニアック過ぎてついて来られまい。

こないだのめちゃめちゃイケてるっ!は凝ってた。
前編にサザンオールスターズの名曲が散りばめられていたのは、
舞台が鎌倉だから、ということなのだろうが、
「ハッピー」という言葉を連発していたのも計算ずくだと考えると、結構すごい。
こういう細かい気配りが非常にうまい、さすがは天才・片岡飛鳥。

と、非常にコアな話題を日記に書くということは、
それだけ気分が良いということなのです。
続けばいいけどな・・・。
2001.9.25(火) きむらた・・・ うちだゆ・・・

離れているときでも、わたしのこと思い出していて欲しいの。ねえお願い。
悲しい気分のときも、わたしのことすぐに呼び出して欲しいの。ねえお願い。

昨日はあの後、
ちょっと人とメールやらなんやらをしていたら、とても気分が良くなった。
ラブ&ポップのあの一節を思い出すけど、嫌な気はしなかった。だって気分が良くなったんだもん。

それでも数時間するとぶり返して来て朝には再びローテンションで学校へ。
しかし友達と話していたりするとテンションがあがって昼頃にはすっかりマル。
でも全体的になんでもない一日。
あったことといえば、授業中に意識が完全に飛んで気がついたら次の授業が始まるところだった。
こんなことは初めて。2年になっていかにやる気が失われてきたかがわかる。
そして、そうだ。友達がわざわざとんねるずの『ガニ』を買ってきてくれた。
教室備品のCDプレーヤーで再生していたら、勝手に無断でミスターチルドレンに変えられた。
廊下の出窓の上でご飯を食べた。友達と2人で。そうしたらたくさん人が集まってきて良い感じだ。
その辺から気分は良くなってたんだけどやっぱり特に何も無く面白くなかった。
体育でやったバスケがとても楽しかった。ロングシュート撃ちまくりSHOW。
でも、それだけ。いつのまにか六時間の授業が終了していた。
帰りのHRが延長したので、教室を出る頃には知り合いが殆ど誰も居なかった。
自分の依存症ぶりを確認し、クサクサする。飲んで帰ろう。とつぶやいてみる。

このままつまらない一日で終わらせたくないので、文明堂でドラどら焼きを買ってこようと思い立った。
多めに買ってもし希望があれば欲しがっている人にあげよう、そうすりゃ楽しい。
なんて思って、文明堂に向かおうとすると、後輩に会った。
なんだかとても嬉しかった。何故かこれから楽しくなるにおいがしたので、彼の家までついていった。
そしたらなんだかとても楽しかった。
犬と戯れたりヨーヨーをしたりゲームについて語ったり祭りがどうとかお泊りがどうとか。
我が演劇部の人畜無害の人材と別れる頃には、もう夕方で、文明堂に行ってもまた売り切れだろうと思い、
それにもう楽しくておなかいっぱいだったので、文明堂はやめにした。

帰ってからしばらくして僕は制服を着なおして出掛けた。
矢田川で人と語らってみたりしてみた。
楽しいんだけど・・・
しこりが残り。
もっと長い時間が必要かはたまた・・・

しかしまあ、
ネットや携帯は僕を助けてくれるわけだ。
沈んでても助けてくれる人はいるわけだ。
だって誰もがいつも現実に僕のそばにいるわけでもないっつーか誰も居ないわけだから。
せめて夢の中ででもみたいな発想で僕はインターネットとかが大好きだな。

プリンシェイクを買おうとPOKKAの自動販売機に120円入れたのに反応しない。
がちゃがちゃやってもお金は返ってこない。
むかついたのでポッカコーポレーションに電話をしてみた。
30コール近く鳴らしたのに誰も出ない。ふざけんな。
ついに堪忍袋の緒が切れて自動販売機を思いっきり蹴り飛ばしたら、100円出てきた。
仕方なくその100円でマミーを買った。
少しだけ楽しかったりもする。
愛してる。どうだ参ったか?

2001.9.24(月) 今晩のメインティッシュは・・・

デマゴーグという集団秩序を混乱に陥れる心理的な刺激に対し社会集団の内部で最も理性的に対処すべき壮齢期層の人間が誰よりも先に耐性が破れて暴力などの衝撃行動による発散に逃げ出して恥ずかしくねーのかよ。(資料無し)

嘘吐き。
嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き。

本能的に人間は異性を求めるのだとしたら。

そんな自分に酔い痴れているのだとしたら。

人を欺いて楽しんでいるのだとしたら。

嘘吐きだ。
嘘吐き嘘吐き嘘吐き嘘吐き。

優しすぎるのだとしたら。

嘘吐き・・・
嘘吐き、嘘吐き、嘘吐き、嘘吐き。

違う。ただ単に、僕が酷すぎるんだってこと。

つまりは単純に君のこと、好きなのさ。


金城学院高校のお祭りに行ってきた。
自転車を飛ばせば7,8分。意外と近い。
演劇部の公演を見た。
ちょっぴり、環境が悪い。客が良くない。袖が丸見え。アナウンス入りまくり。フラッシュ焚きまくり。
ああいうのは、仕方ないのか・・・。

ね。うまいね。
最後だし何も言いますまい。
直接会ったとき、言う、かも。

自転車の2人乗りは良いものです。
理由もなく「乗りたい」と言われるとなんか嬉しい。
僕は本気にしてしまうよ。乗せちゃうよ。乗れ。

僕は基本的に他人のために金を使うのは嫌いである。
しかし
ドラえもん好き※のかわいー女の子にドラえもん系プレゼンツをあげることにはなんの抵抗もない。
大好きだから。
ドラえもんマグカップ、新品未開封。チキチキチーン(ファイナルファンタジー風)

※かなり重要、そして絶対に「原作のファン」でなくてはいけない。
26巻の『森は生きている』は泣きまくった作品です、まじ好きです!最高!いい目してる!ナイス!ありがとう!



・・・そして、今また、ひとり。
きつい。
昨日まではなんかすっげぇ明るかったのにな。
テスト前になると何かあるな。遮る何かが。妨げる何かが。
これは僕がテストから逃避してるってことなのか?
ふ。
涙があふれる悲しい季節は誰かに誰かに抱かれた夢を見る。
泣きたい気持ちは言葉に出来ない。今夜も冷たい雨が降る。
こらえきれなくて溜息ばかり。今もこの胸に夏は巡る。
四六時中も好きと言って、夢の中へ連れて行って。

僕は何を考えているのかわからないよ~。
誰か教えてよ~。
僕は何をすればいいの。
何をしにきたの。
する気などあるの。
また春に逢いましょうなんて洒落にもならないこと言わないで。

大スクリーンよりアイスクリームのほうがおいしいよ。
アハ。

24
ていうか嘘でしょ冗談でしょ遊びでしょ嫌いでしょ。
今になって苦しいこのハーツに。
もう忘れてる、じゃなくて忘れようとしても思い出せない、というよりも、もともと知らなかったんだきっと。
僕は記号、僕は男という代名詞に置きかえられる、僕は暇つぶし。それだけの人生?
否定して否定して否定して否定して否定してください。
それが欲しいがためにそれを待つがためにこんな文章を書いている僕。
卑怯で卑怯で卑怯で卑怯で。
そんな自分が大っ嫌いで。
そんな自分が本当は好きで。
そういうことを自覚している自分が本当に大嫌いで。
考えるのが無意味になる。だから僕は何を考えたらいいのかわからない、と。
同じことなんべんも言うんじゃねぇ。
早く。僕本当だめになるって!まじで?まじで。ま・じ・で~!?よーちぇけらー
繋げない。腕痛い足痛いいろんなとこ痛い。また震えてる。
僕って中途半端じゃんね。
だから本当に僕を愛してくれる人なんていない。
絶対片手間。適当。暇つぶし。
みんなそれなりに僕のこと好きでさんきゅー。

別に普通のことなのにそれが特別だって思いこんで優越感。
こんなの普通だってそれなのに僕だけじゃなくってみんなはそれが特別だって思いこんでる。
誰にだってあるんだよそんなことは。
相対的とか絶対的とか言い訳じゃん!

昨日泣かなかった分今日は泣いたぞ。
どうだすごいだろ。
たくさんかってに辛い思いをしたぞ。
すげぇだろざまあみろ。

僕は今の自分を
カッコイイと思っています。
どっちの僕が本当の僕か
もしかしたら僕は2人いるんじゃないか。

僕は待ってる。何を?知るか。教えない。わからない。電気グルーヴ。
鬼だな酷いな今日は何をして明日は何をしてわからない。僕は今夜ずっと待ってる。
知ってても片手間だからほっとかれる。
気付いても知らないふり。あるいは、だからどうした。
ぼく、しゃべりすぎ。何も考えたくない割に、たくさん考えて良く喋る。
いやあねえ。
今ねぇ、たぶん楽しいんだよ、すっごく。
嘘だよ全然楽しくないよもう頼むよ待ってるよ。
わかって欲しいけど高く見られたい。
アホか。アホか。
もうやめよ。

2001.9.23(日) 歌丸マーケット

今まで+だと思っていたモノが実は0で、
本当は+の存在すら知らなかった。
僕は-と0しか経験したことの無かった人間で、
そういう人間が+の存在を知ってしまったらどうなるか。
僕は今まで+を求めて生きてきたつもりだった。
しかし求めていたモノは、実は0でしかなかった。
つまりこれまで、-の時には0を欲し、それを得ていたわけだ。
どうりで、0の時に充足感が無かった。-の時にも、心のどこかで気持ち良いだなんて思えたんだ。
0が上限で無いことを知った人間は、0という状態の時に+を求める。
常に+を求め続け、そしてそれが段々とエスカレートしていくのだろうか?
麻薬だ。
欲張りだ。僕はとても欲張りなんだ。
欲しくて欲しくてたまらない。この世にこんなものがあるなんて、知らなかったから。
僕は欲張りだ。0だって充分じゃないか。どうしてわざわざ+なんてものを求めるんだ。
僕は欲張りなんだ。

どうして人はセックスをしたがるか。
僕は別にセックスをしたいとは思わない。
例えば夜の川原に可愛い女の子と2人きりで寝転がっていても、
僕はその娘を襲いたいとは思わない。
頭を貸してくれるだけで充分なのに。肩を、背中を貸してくれるだけで充分だ。そして、言葉、心・・・
それなのに何故男どもは勃起するのか。
身体は正直だから、なんて言葉は逃げだ。
管理しているのは脳味噌なんだ、だから心の中ではどこかで。
そんなものなのか?
僕は自分が何を考えているのかわからない。
本当の自分の心がまったくわからない。
全ての僕の考えがそれを否定する僕の考えによって包み隠される、そしてその考えもまたそれを否定される。
全てが否定されて無に還る。
僕は何を考えたら良いんだ?
何を考えたって否定されるのに。わかっているのは、ひとつだけ。ナニガキモチイイノカ。
身体は正直だ。
・・・・・・?

僕は誰からも愛されていないしたくさんの人に愛されている。
僕はバカだけど幸せだ。
大好きだけど愛していないし愛している。
矛盾はしていない。そういうものだ。
たとえば僕は君が好きだし君は僕が好きだとしても僕は君のこと好きじゃないかもしれないし君は僕のこと好きじゃない。
なにより僕は僕の事が大嫌いだ。
矛盾の繰り返しで結局何も無くなる。全ての考えがそれ以外の全てにより否定される。
包まれ、掻き消されていく・・・。そして何も無くなる。僕の頭の中は真っ白になって叫ぶしかなくなる。
僕は夜の街に向かって壊れた。
それを知っているのは、夜の街だけ。君も、君も君も君すら知らない。僕だって本当は知らないんだ。
まったく痛まない胸に問い掛ける。「お前は誰を待っている?」

僕は女の子と付き合ったことが全く無い、といっても過言じゃない。
何故なら僕が馬鹿だから。この一言に尽きてしまう。
僕は何かあると自分を殴りたくなる。それが無理だから代替手段として道具を用う。
何かであばら骨から胸骨の辺りへ強く押し付けてやる。
気持ち良いことなんか無いしなんの解決にもならないのだけど、事実はひとつ増える。
血まみれになって倒れている時に蚊に刺されたって、それがどうした、なんて思うに決まってる。
だから僕は自分を痛めつけるし、それを止めてくれる誰かを欲している。
それは誰でも良いし誰でも良いわけじゃない。
・・・僕の全てを飲み込まないでくれ。

金城学院高校演劇部の『バランス』を見に行った。
面白かった。
感想やダメ出しは、たくさんある。
もっと良くしようと思えばいくらでも良くなる。
演出はなかなか良いけど、かなり好きだけど細部への目配り気配りが足らない気がする。
折角の演技力を殺さないように演技に統一性を持たせ芸術に近づけて欲しい。
この一言で良いような気がする。
明日も同じ芝居がある。たぶん見に行く。近所だし。金城だし。ぷっ。

その芝居を見に行ったらたくさん知り合いが居た。
だからみんなでお祭りに行った。出店でファミコンを見た。とんねるずのCDを買った。
花火を買って、公園で点火した。
金城千種同朋向陽津嘉田。
フィーバー。
女の子らを駅まで送り届け。
フィーバー。
長い長い下り坂で夏色。
フィーバー。
ドラえもんとかパーマンが好きな女の子を後ろに乗せ。
そっち系の話で盛り上がりつつ。
今日はF先生の命日なんだよなんて語りつつ。
青森みやげに藤子・F・不二雄の世界展限定パーマン1号バッジをプレゼント。
線香花火で早く消えたほうが長く続いたほうに何か藤子グッズをプレゼント。
負けた。
明日なんかあげないと。
同じ趣味って、なんかいい。とてもいい。
ブレーキいっぱい握り締めてゆっくりゆっくり下ってった。
バトルフィーバーJ。

そして、それから。
僕は馬鹿になりました。
もともとばかだった。
知ってた。
けどもっとばかになった。
自己嫌悪じゃない。そんなことはない。
自分が全くわからなくなった。死にそうだった。
16歳のくせに、死ぬなんて言葉をそう簡単に使いたくないけど、
来月から金八先生第6シリーズやるから、使いたくないけど、
うそつきなぼくはきっと、死んでしまったらきっと、やっぱり地獄に落ちるよね。
けいはくなぼくはきっと、死んでしまったらきっと、あの世で鬼さん怒るよね。
それでもぼくはきっと、死んでしまってもきっと、美人の鬼さん探すのね。
以上、奥田民生で『遺言』。
あっという間に、ほんの少し油断したら、ここは天国。
なんて感じで、天国だったけど、高いところから落ちればそれだけ衝撃が大きいよね。
僕は何を考えているのか、わかってるんだけどわかってないし知らないし知ってるし。
ジャッキーなんか嫌いだし。
嫌いな僕を好きな人は僕がその人のことを好きなら相思相愛だし
僕が僕のこと好きならそれだけで相思相愛だねってつぶやいたらどんな反応してくれたっけ。
でも僕は幸せだって認識したし頑張ろうって思ったけど
結局僕は誰にも愛されてないけどみんなに愛されてる。
何をして生きていこうか。
何もしなくてもいいの?
このまま朝まで。
僕は良い。僕はそれで良い。それが良い。そうしたい。そうしていたかった。でも、
そうしたら、僕は良いけど、僕は本当に誰からも愛されなくなってしまう。
だから僕はそこから脱して、一生懸命に生きていかなくてはならないのだった。

さらにそのもっと後。
僕は夜の街に向かって壊れてた。
リバウンドじゃない。
矛盾を通り越した何かに向かって、僕は壊れていた。
胸が全く痛くない、苦しくない、どうして?
それは僕を壊す原因として充分だった。
壊れていた。今僕はそれを思い出して、銀杏の粉をイメージした。
こんなに壊れたのは初めてかもしれない。あったとすれば、違ジャンルで、小学校低学年・・・
僕ってなんなんだい?僕だよ。愛してるよ。僕のことは大嫌いだよ。馬鹿だもん。
君と趣味が合わないわけじゃきっとないよ。
僕は嫌いだけどだからなんだ。
意味ねぇ。
無意味。
僕。
俺。
ニャニがニャンダー。
だって思いっきり抱き締められたら苦しいでしょう?

2001.9.22(土) こうらくえんのこうらくさん、えなりかずきにバトンタッチ。

東海高校の制服を着て椙山女学園高校の学園祭へ。
東海高校演劇部の面々と行動を共にする。
椙山女学園高校演劇部の皆さんとたびたび顔を合わせる。
僕が東海高校の制服を着ていることをなかなか突っ込んでくれなくてじれったい。
よほど違和感が無いらしい。
演劇やミュージカルを観た。
少なくとも向陽高校でやっているものよりは凄かった。
なんせ設備が良い。舞台にホリゾントあるし、平台あるし、バトン使えるし・・・
まあいいさ。
平均的には演技うまい。だけどやっぱりうまい人が目立ってる。
なんとなく学芸会を見ている気分になり、デ・ジャヴ。
やけに笑える発表もあった。やたら文化祭くさくて、とっても気に入った。
痛さを通り越した計算のひとつずれた笑いが僕を襲う。
和風館という体育館みたいなところで劇を見ていると知り合いがやってきて
「解体作業を手伝って」と。
東海生の友も駆り出され、2人で頑張って装置を解体しました。
その後、かき氷を食べ、天むすを食べ。そうそうその後コーヒーゼリーを食べて。
しばらく色々なところを回って、またミュージカルを観ました。
やっぱり役者の演技は置いて考えても、いちクラス発表にも関わらず裏方の力を強く感じる。
さすがは女子高・・・って関係ないか。
ううむ。うちの高校も頑張って欲しいなあ、と他人事。
椙山女学園高校を出ると、僕の自転車の周りにどっかの私立高校の男らが群がっていた。
スパナで僕の自慢のハブステップ(商品名:メカガード)を取り外している。
ていうかもうすでに片方外し終わってもう片方に取りかかろうとしている。

J「あ、ごめんそれ僕のだよ」
男「あ、そう。さ、いこーぜ」
J「いや、ぼく欲しいなそれ」
男「あ。はい」
J「ありがと!」

こんなやりとりが本当にありました。
もうちょっと出るのが遅かったら400円の損失。
まったく、人様の物をパクるとはどういう了見だ。
僕の小学校の時の校長先生の名前は小出見了だ。
気を取り直して自転車にまたがり、後輩(東海)を後ろに乗っけて学校(東海高校)へ。
久々の顔が揃っていた。現役部員はほぼ集合していた。
ついでに部室を見せてもらう。
いつのまにか僕が9月30日の芝居に役者として出演することになっていた。
何故か台本を渡されて「読み」をやらされそうになった。
そんなんごめんや! いや、やりたいけどさ、やりたいけど僕君の役者姿一度でも見たいから!
なんつっても定期テスト28日からだし。
というわけで外で装置をつくっていた後輩らに挨拶を交わしつつ部室から逃げる。
鶴舞中央図書館へ。
すやまたけしの『火星の砂時計』を借りるため。
借りるっつっても図書館から借りるわけではなく、個人から。いや正確には豊橋市図書館からの又借りだけど。
児童書コーナーで待ち合わせ。
非常に、「なごむねぇ~」。
僕は児童書が大好きだ。ここに居ると心地よい。
『火星の砂時計』にはかの有名な『素顔同盟』が収録されており、読みたかった一品、その代わりにと言ってはなんだが
さとうまきこのミステリー・シリーズをオススメしようと思ったけど、一冊も無かった。残念。
なのでとりあえず斎藤敦夫の『冒険者たち』とミヒャエル・エンデの『はてしない物語』をオススメして、
岡田淳の『扉の向こうの物語』を借りてもらった。
ふふふ・・・、児童書漬けにしてやる・・・。
2時間とか語らった後、夏色。残念ながら長い長い下り坂などは無かった。
100円均一で双羊とサングラスとジュースを購入。
双羊でハブステップを締め直していたら、ハブステップがぐにゃっと曲がった。中に入れすぎたらしい。
ちょっぴり乗りにくい。買い換えねば・・・。夏色気分を保つためにも。
・・・認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを。
若さ、そう若さだ。若さだワン。若狭湾。
羨ましく思う。そして考えていることが僕と遠くない。嫉妬すら覚える。
僕はやっぱりまだまだ若い。だけれど、若さを武器に出来る程の余裕は、既に無い。
闘って、死ね。

2001.9.21(金) ちんちんリモコン

起きたら11:30。今日は市立体育大会といって、学校じゃないんだけど、ばっちり出席はとられる。
まあいいや、さぼろう。
さぼった。
パソコンをたくさんやった。
明日から3連休。
遊んで遊んで勉強しまくるぞ。
19:00に東海高校の制服を受け取りに今池駅へ。
どういうことかというと、明日は椙山女学園の学園祭で、
僕もお呼ばれしているんだけど、思いっきりチケットに東海生の名前が書いてあって、
一緒に行くのが東海生で、しかも椙山は制服着てないと入れないから、
椙山の方の計らいで東海の先輩から制服を借りることになった。
というわけで今池へ。
と、今日はジャッキーの日記には珍しく団扇的固有名詞が多いが、
何故かなんだか抵抗がない。今日は。

地下鉄の駅の中に入ると、ガラの悪そうな男子高校生がたむろしていた。
東海高校生だった。というか、東海高校演劇部の先輩らだった。
制服を受け取り、それから1時間ほど、喋り続けた。
こういう人たちと一緒にいると、なかなか気が抜けない。
一種の戦争である。
ネタ合戦のノリ合戦。押しと引きが重要。
向こうはお互いに慣れているし、熟練されている。
僕にとっては非常に不利な状況であり、それゆえに気が抜けない。
さあ誰が一番おもしろおかしくできるか。その勝負である。
しかしあまりに楽しすぎて、時にはそれすらも忘れて大爆笑しているときがある。
そういうときは一番気持ちが良い。
こういう人たちと一緒に居たいものだ、と思ってしまった。

2001.9.20(木) ほのぼのレイプ

なんでもバスケット ~恋人編~
愛し合う恋人同士がなんでもバスケットを2人で行う。
はじめは、女の子が“鬼”になったようだ。
椅子に座った男と、向かい合って立っている女の子。見詰め合う2人。
ややあって、“鬼”が口をひらく。
「あたしのことが、すきなひと」
男は満面の笑顔でゆっくりと立ちあがる。
女の子もにっこりと微笑みながら座り、男と向かい合い、再び見詰め合い。
「ぼくのことが、すきなひと」
2人が愛し合っている限り、この遊びは永遠に終わらない。
終焉を迎えるのは、どちらかが飽きたときである。


恋人たちの時間は、言ってみりゃボディ・ブロー。
それはなんでもバスケットに似ている。いやむしろ、ほおずきに似ていた。



演劇部、久々に基礎練習をした。
自分の実力不足と感覚の衰えを痛感。テスト明けまで部活が無いと言うのは、ちと痛い。
後、後輩と一緒にハブステップ(メカガード)を買いにお出かけ。
僕はハブステップの売っている場所を知らないので、彼の近所の自転車屋まで出張することに。
きさくなおっちゃんが応対してくれた。ラクッションが37500円。ちょっと欲しい。
ハブステップ(六角)を3本購入し、1本を後輩に託し、あとの2本を我が愛車・轟天号に装着。
轟天号、超無敵合体!!
絶対無敵、ゴッドゴウテンゴー!

武器やハブステップ(ハブ)はちゃんと装備しないと効果がないよ。
これで自転車を立てかけるとき(轟天号にはスタンドが無い)に便利だし、ギアを傷つけることもない。
そしてなんといっても2人乗りがらくちんになったのである!轟天号には荷台がついているため、
2人乗りは可能だったがこれまではただ一点に体重が集中して負荷するため、とてもお尻が痛かった。
後輩を乗せて長距離走ったときは、かなり辛かったようである。
しかしこれで誰を乗せても大丈夫!!
自転車屋のおっちゃんにきつ~く締めてもらったからぱくられることも無さげだし。
まさにハブステップ(ハヴステップ)さまさまである。ありがとう、コーラ。
さあ行くぞ、パイルダー、オーン!(がしゃーん)←自転車またがるときに叫ぶ
ゴウテーン、ゴー!!←発進するときに叫ぶ
ゴッテン・ゴー、ゴッテン・ゴー、戦国自転車、ゴーテンゴウ。


後輩と別れた後、RTNK(リザーヴ友の会)本部に赴き会議。
「ちゃうパーティ」や「けったの旅 ~京都~」について話し合う。
地図を片手にヨーヨーで遊んでみたりなんかいろいろして、気がついたら0時過ぎている。
道の駅万歳。

2001.9.19(水) 恋をするたび胸、ボン・ジョビ

9月19日。余裕満点で水曜日。

《シューズ》って言葉ありますよね。
シューズってのはチョップスティックスとかと同じで、2つで1つなんです。2つで一足なんです。
シューズは2つあって初めてシューズになるわけで、片方だけだとシューズではなく《シュー》なんです。
シューズから《ズ》が取れて《シュー》になるわけなんですが、この時のズは複数の《エス》です。
片方だけだとエスが取れるんです。
つまり、《クツ》の場合も、2つあって初めて《クツ》になるわけで、
片方だけだったら《クトゥ》なんですよ。
だから《ブーツ》も、片方だけだったら《ブートゥ》です。


本日の午前中は余裕満点で死にかけ。
暑かったし。
かつてない気分の悪さ。帰りたかった。
言葉で表すだけだといつものことみたいに見えるが、今日は「死」という言葉が伴える。
そんな時に限ってこの気持ちを解消できるような人と顔を合わせない。
メールを送ってみようとか思うけど、それもばからしくって、やめた。
Writingの授業は頑張った。
だけど僕があんまり面白くないと思ったことでみんな爆笑して、僕がこれだと思ったことでもみんなはやや受け。
つまんないのかな、僕は。
4時間目に部日誌を書いた。僕のこの気持ちを全て紙面に吐き出したら、少し楽になってきた。
お昼休みくらいに、去年のクラスの人々何人かと喋ってたら、気分が良くなってきた。
5時間目が世界史で、嫌いな授業じゃなかったし、あんまり暗くならずに過ごせた。
その後の休み時間にも、ちっちゃな同窓会が催された。
廊下で話していると、いろんな人が通った。
あ~あ、この人があと何時間か前にここを通ったら、あと何時間か前に回復してたかな~とか思ったり。
部活も、今日はなんだか楽しく過ごせた。反省会だったけど、話題が昨日と違って、自分たちのせいにしかできない話題だったし。
醜さをさほど感じなかった。爪を立てることも頭をぶつけることもなかった。発狂の心配はあんまり。
旧部長が引退した。
最後の挨拶に、彼女は言った。
これまで思っていたけど言えなかったこと。
思うに。
中途半端だった。
存在、求める空気、慣れ親しんだ空気が。
反面、僕らがはっきりしすぎていた。
これは私見。
細かいところは割愛。
とりあえず僕はその話を聞いてただ困ったし。
後輩からヨーヨーを授かった。ありがとう。頑張って練習します。
しばらく学校で練習した後、帰り道に公園でひとり、練習。
練習しながら、ずっとそのことを考えていたけど。
でも今日はベースが割としっかりしていたからあまり落ち込まなかった。
ヨーヨーやってると猫が寄ってくる。
スリープやってると、飛びついてくる。楽しすぎる。
しばらく格闘したら、猫も疲れたらしく、その場に寝転んだ。
僕も寝転んで、猫と同じ高さから見詰め合ってみた。
手を差し出すと、僕の指をつかんで、噛む。
心地よい痛みが走る。可愛い痛み、というのか。いや、全然痛くはないけど。
とにかく非常に気持ち良かった。噛まれるのって、いいなあ。
今度僕に会ったら噛んでください。
21:00くらいに、その公園で人と会って、22:40くらいまで語ってた。
何を語ったかって、他愛も無い話。好きな人たちの話。
そんな話をしてると、僕は幸せになるんだもの。だって好きなんだもの。
今日も転機に、いい気分の日が続けば良いけど。
でも僕は苦しいのがやっぱり気持ち良いらしくて、いや、苦しいのが苦しくなくなるときが嬉しくて、
なんでってそれで僕の必要なことがわかるし、僕が必要らしいってこともわかるから?
つまり大好きな人たちを利用してるってことか?
苦しいときに好きな人々に会わないと損した気分になるなんて、どれだけ失礼だろう?
よく言われてることだし当たり前だけど人生って全てが自己満足だって。
だから好きな人に会うことも自分のためでしかないような気がして。
そんなんだったら嫌だなあとか思うし。
大好きなあいつらに失礼だとか。
だけどとりあえず僕は君らが好きなのだ。
つまりは単純に君のこと、好きなのさ。

2001.9.18(火) 金玉ゴルフ

昨日の夜から徹夜でCHAT、朝までCHAT、三男坊が起きてきて暴れる。
死ぬる位の圧迫と吐き気。
朝から最悪のテンション、それでもBGMはパッヘルベルのカノン。
学校祭閉会式へ。からテンションで教頭先生を野次ったり代表生徒を罵ったり。
虚ろな意識と身体のだるさに極限で我慢し続け授業を受ける。
僕は授業中、たくさん笑いを取れるのだが、果たしてそれで本当に面白いと言えるのだろうか。
大掃除。適当に。
部活。
反省会だ。
死ぬ、僕は本気で死ぬ、普通に死ぬ。
なんだお前らのその姿勢は。
怖いし怖いし怖いし、怖いし怖いし怖いし怖いし怖いし怖いし、怖いし、怖いし。
怒りと自己中。
自分中心。決め付け。断定。瞳。真剣な瞳。
言葉、全ての言葉と表情。言葉が怖い。言葉が嫌だ。
逃げ出したい、こんな場に居たくないし。でも出て行けないし。
耳をふさぐ。それでも聞えてくるし。
腕に爪を立ててみる。身体中を爪でなぞる。蚯蚓腫れができる。
棒で身体を撲る。腹に突き刺す。頭を壁にぶつけ続ける。誰にも気付かれないように。
笑顔で笑って、一人で冗談を言いながら。
笑う。笑う。最後には笑う。それしか出来ないし。
自己中。爆笑。怒ってる。大爆笑だ。殴りたい自分を。
痛みって心地良い。痛いのって良い。というより、痛みで掻き消さなければ僕は死ぬし。
もっと自分を痛めつけたい。もっともっと。殴られたい。どうして自分で自分を殴れないんだ。
どうして自分で自分を蹴り付けられないんだろう。自分で自分の顔に平手打ちをしてみたら、
耳にキーンときて、一瞬物の音が聞こえづらくなった。
かゆいところの近くに痛みを与えると、かゆくなくなるじゃない?
笑ってはいけないのに笑ってしまうとき、痛みを与えると、顔がしまるじゃない?
打撲した時、患部を摩ってやると、少し楽になるじゃない?
代替としての痛み。身体の内部が壊れていくから、外側を痛めつけて誤魔化す。
吐き気とかそういう問題じゃなく、発狂するか否かの問題。
僕は狂うかもしれない、というか、もともときちがいなんだけど、狂う。
頭とか破裂する。なんというか、外皮の更に内側の、内臓よりももっと外側にある空洞の空気が、
膨張して、全身を息苦しくしている。いつ爆発するかもしれない。
なんだ、その言葉。言うな言うな言うな言うな言うなもう、喋るな、話すな。
もう嫌。嫌。嫌いだ。もっと誰かが僕を痛めつけてくれれば良いのに。
痛みがもっと痛みが欲しいよ。もっと殴って僕を僕を殴って。
刺すような、心地の良い痛みが良いな。かといって、血は出ないほうがいいな。
もっともっとみんなが僕に爪を立てて、引き裂いて。引き裂いて僕を。
僕をバラバラにしようとしてそれができなくて皮だけがバリバリと破れるような。
そんな痛みが理想だな。
もっと痛くないと僕の中身はどろどろになっちゃうから。
もっともっともっともっと僕を刺して、爪を立てて引き裂いて。
そしたら僕は爆笑もしないで済むし。君たちの言うことにいちいち爆笑しないで済むし。
痛いの欲しいの痛いの欲しいの痛いの欲しいの痛いの欲しいの普通に欲しいの。
チョコレートのアイスクリームが溶けてぬるくなったらこんな感じなのさ。
僕の胸の中にそういうのが詰まっているのさ。
だから僕はもっと痛いのが欲しくて欲しくて欲しくて欲しくて。
部活終了の時間が来て、ミーティング。
それでも僕はまだまだまだまだ足りなくて。愛して欲しくて。でなければ絶対的な痛みが欲しくて。
ていうか殴られたいっていうか刺されたいっていうか。
殴られるよりもやっぱり刺されるほうがいいな。
いや刺すっても血が流れるような刺され方は嫌だな。なんて我侭なんだろうな。
僕はもう嫌だからミーティング終わってもまだまだまだまだだった。
如雨露(じょうろ)を前後に切って、股間に装着して、校庭を走り回った。友達とおそろいで。
ズボンのファスナーから如雨露の先端がちょうど飛び出すようにパンツの下に装着して、
駅まで歩いた。『あしたのじょうろ』「立て、立つんだ!」うちの子に限って。
後輩は僕のことを嫌いになったかな、友達は僕を軽蔑したかな。
死ねば良いって思ったかな。だったら痛いな。でも欲しいのはそういう痛みじゃないな。
僕なんか本当に、なんというか、誰からも適当に適当にそうやって生きていくんだからもう。
帰り道、ミスタードーナツで人と待ち合わせ。
ホームカットとオールドファッションとカプチーノシェイクを注文して、
村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を読む。
待ち人が来て、その人はたくさん悩んでいるみたいだった。
そしてその人と対峙している人形は、僕のフィギュアである必要は無かったんだ。
誰でもいいんだけど、僕は事情を知っているし、J-PHONEだし、地理的にも都合がつきやすいし・・・
なんというか、うん。僕はとっても、利用しやすい状態なんよ。
いいんだよ、それで。僕は誰かのためになってる。
それに・・・僕はその人とこんな話をしたのを覚えている。
「貴方が仮にカプチーノシェイクが好きだとします。たとえばこのコップは、ミスタードーナツのコップだったら、そこに僕の顔が描かれていなくても誰の顔が描かれていても別に良いわけですよ。でもその中身を覗き込むと、カプチーノシェイクが入っているわけです。これは別にストロベリーシェイクでも抹茶シェイクでも一向に構わないし、それはそれでおいしいはずなんですけど、貴方はカプチーノシェイクが好きなんですよね?僕はそれで幸せなんです。」
意味がわからない。でも僕はこういうわけのわからない理論を振りかざすのが好きだ。
その人と話していると何度か痛みが欲しくなって、何度か爪を立てた。
だんだんと僕は喋っている内容が自分でも意味不明になってきた。
本当に下らないことを喋ってしまった。僕は喋りながらそれに気付いてたんだけど、
喋れば喋るほど泥沼にはまっていく感じで、少しずつ少しずつ自己嫌悪に陥っていくし。
もう嫌なんだ、こんな馬鹿な話しか出来ない馬鹿な僕は本当にここに居るべきじゃないし。
結局何を話しても何を伝えたいのかわからないし意味無いしそうまさに無意味なんだよね。
本当にもう僕は何の意味も無い時間を過ごさせてしまった。
それでも僕は笑顔をたくさん持ってたよ。
わかれた後に、全てが地面の奥に潜っていったけど。
どうすりゃいいか知ってるよ、別れ際に、そうすることもできたんだ。
だけどそんなことできるわけないじゃん、失礼だもの。
その人に対しても他の人に対しても。
だって僕はばかなんだもん、ああなんて便利な言葉なんだろう僕という人格を
たったの二文字で表せてしまうなんて!

2001.9.17(月) 右手をつかって、優しくつかってまっすぐ前を見て

今日は後輩の誕生日であったり、RTNK副会長の誕生日であったり。
今年から僕は携帯やネットなどの媒介を通じての「おめでとう」はなるべく避けている。
特に、大好きな友達は直接会って言いたい。そうでなかったら別に良いけど。
そしてその日のうちに会えなかったらもう言わないくらいのつもりで。
来年2年分言ってやるんだ、って思って。だってきっと来年も友達だからね。

僕の家は北区である。名古屋市内で北区から一番遠いのが、なんといっても緑区。
今日16歳の誕生日を迎える後輩の家は緑区のど真ん中。
副会長の家は自転車で数分だ。いつでも行ける。
よし、とりあえず後輩の家に行く、全てはそれからだ。
と、家を飛び出したのが18:00。
緑区への道は常に登り坂。思いの外時間を食った。
プレゼントも買わなければならないのだが、意外と目的のものが売っていなくて、難儀した。
もともと僕は誕生日だのなんだのにプレゼントを渡すことが好きじゃなかった。
だが今年からは革命を起こして、これで3人目だ。
喜んでくれたら良いのだけれど・・・。
結局後輩家に着いたのが20:00。
仮面ライダーグッヅを手渡し、後輩に別れを告げたのが23:00過ぎ。
・・・何故だぁ~!!
くっ、ついつい語り込んでしまった。
演劇から下ネタまで幅広く、3時間の語り工房。
普段、部活の仲間内では絶対に出来ないようなネタを惜しげも無く。
う~ん、我が部ってあんまり下ネタとかって無いもんな。
今年は少しあったけど、去年はほとんどゼロだった・・・
よし、それじゃあ僕と君で革命を起こそう!
なんせ学校祭の行事で突然脱ぎ出すような部員が居るんだ、
下ネタ部活街道をまっしぐらよ!!
・・・な~んちゃって。下ネタが苦手なひとも居ますからねえ・・・まだまだ封印。
ともあれ、何だってこうして語らうのはいいもんだよ、To Me.
さてさてそんなことは置いといて、23:00だろ、帰るのに1時間だろ。
う~ん、ぎりぎりだ!
0:00までに副会長家に着けるのか!?
いや着けたとしても呼び出す時間が必要になるから最低でも数分は早めに着かないと!
・・・しかし体力が持たない、下り坂とはいえこれでは。
って、結局間に合ってないし。
まあいいさ。彼とは一生涯の付き合いにしてやる。
何年分でもいっぺんに言ってやるさ。

今日のBGM
電気グルーヴ『UFO』
奥田民生『股旅』
THANATOS『DOLL』



福谷にこのHPが見られた!
僕が唯一本名で日記に登場させている福谷に!
見られていないが故に本名で登場させているというのに・・・
あの独特なキャラクターはなんとも形容できないがためネタにこそならないが、
二年連続同じクラスで『ダダダダダービー』では解説者として僕の相方をつとめた福谷!
奴にこのHPが見られた!しかもコンテンツの8割方に目を通したという!
現在、僕と同じクラスでHPを見ているのは誰も居ない、いや居なかった!
まずいぞ、僕はこの日記にクラスの悪口を書いたような気がする!
でも福谷なら別にいいや。
しかも福谷にHP褒められたし。
けっこう嬉しいし。
普通になんか嬉しいし。
しかもどうやら定期的に読んでくれるらしいし。
う~ん。
どうもこう・・・ アナログだったはずの人間が突然デジタルに登場すると
なんともいえない気恥ずかしさがありますな。
まあしかし、デジタルを見られてしまったからには仕方ない!
ナイス福谷!もうおまえに隠すことは無いぞ!
これからも大いに本名で登場させてやるので覚悟したまえ。

2001.9.16(日) 電気アメマ

午前中は女の人と語らう予定があったけど、すっ飛ばした。
理由は無いわけでも無かったけど結果的にすっ飛ばした。
携帯電話で埋められない溝。
携帯電話で持て余している暇。
僕はそれにとって、それは僕にとって。
いったい何であるのか。良くわからない。
暇つぶしだったら喜んで参ります。


午後、13:30に岐阜県のJR多治見駅に集合。
ドラえもん好きの部活仲間(以下■)と待ち合わせる。
今日はこども陶器博物館で催されている『みんな大好き!ドラえもん展』の最終日。
■が行きたいと言うので、そして僕ももう一度行きたかったので、行くことにした。
今回は自転車で。

ポータブルMDプレイヤーに奥田民生の『股旅』を詰めて、
僕はお母さんのママチャリにまたがり出発した。
こんなへぼへぼの自転車で岐阜まで行けってか。
僕は半ば開き直ってペース配分無視のヤケッパチ走行を始めた。
本域で歌う『股旅』の名曲。
大声張り上げて歌う『股旅』の各曲。
全力で自転車を漕ぎながら全力で奥田民生を歌っていると、すぐにバテてしまう。
家を出、川を渡った時点から常に登り坂で、やがて山道に入る。
だが僕は体力を無視して精神力でがんばった。
こういう時生きてくるのが精神力である。『股旅』の熱唱は体力を消耗させたが、精神力を与えてくれた。
それでも疲れてくると、気力を使わざるを得ない。僕の唇から歌が消えたとき、削られているのは気力だ。
そして多治見駅到着は14:00過ぎ。大幅な遅刻である。
しかし■もまだ来ていない。仕方ないので駅ビルに入ってクラシックCDを買った。
再び駅に戻っても来ていなかったので、村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』を読んでいた。
すると、奴は現れた。15:00を過ぎていた。
少しだけ急いで、しかし決してあせらず、僕らはこども陶器博物館へと向かった。
こちらも常に登り坂で、■は死にそうになっていた。
僕はママチャリだったが、意外なほど体力が続き、死にそうな■を尻目にすいすいと坂を登っていった。
信号待ちのところに知っている顔がある。
おや、春日井市在住の某校演劇部の仲良しさん(以下)だ。
まさかこんなところで会えるとは、彼女もどうやらこども陶器博物館へ向かうらしい!
がなかまにくわわった!
意外とは体力があって、■が死にそうになっているというのに、すいすいと登ってくる。
●は実はすでにドラえもん展を見てから一度坂をくだって、やっぱりもう一度見ようと思って再び登ってきたそうである。
それにしてもかなりのタフガイ・・・ 19号線沿いに来たらしいが、登り坂がかなりきついはずなのに。
頂上で休憩しながら■を待つ、などと言う場面も。

■「だめだ、俺もう若くない・・・」

彼に言わせれば、犬山市からペース配分も考えずに突っ走ってきたのが敗因だそうだが・・・
馬鹿だなあ。
さて、そんなこんなでこども陶器博物館に到着ぅ。
そのとき16:00。閉館まで1時間!
何を見ろというんだ?
まあ、僕は一度見たからいいけどさ。
ともかく地下一階のドラえもん展へGO!
う~ん、やはり原画は何度見てもいいでございますなあ。
と、マニアの僕は二回目のくせに深い感銘を受けたのでありますが、
■とはそれほどのマニアでもないので、展示品もそこそこにコミックスの方に走っていきました。
は二度目だからわからんが、■は展示品全部目通してないだろ!
原画でも大長編の扉絵は飛ばして見てたじゃねーか!
セル画に至っては存在すら知らないだろさては!
僕が「帰ってきたドラえもん」の原画を見終えるのに何分かけたと思う?
泣いたぞ僕は、こらぁ!
・・・ま、興味がなければそれはそれでいいんだが。
僕もセル画は一通りしか眺めなかったし。興味うす。
第一彼は藤子不二雄ファンではなく藤子・F・不二雄の作品ファンだから。
と言うわけで僕もコミックス読書班の方に合流。
大活字本の「のび太の恐竜」を読んで感銘。
(ここから先はドラえもんファン以外の方は適当に流してお読みください)

プテラノドンの迫力と、ジャイアンとの友情、のび太の悔し涙、そしてなんといっても、
「おれ・・・、歩いてもいいぜ、日本まで。」のジャイアンの表情!!
そして決してジャイアンらしさを失っていない「俺は歩く!!のび太といっしょにな!!」の名台詞!
最高!天才!感動!
「おまえ、おれの手をはなさなかったもんな」の表情も満点!ハナマル!
このせりふをこんなさらりとしたコマ割、構図、表情ですっきりさっぱりと描ききってしまう表現力に脱帽。
なんで映画版にこのシーンが無いんだ!!アホ!
というわけで大活字本購入決定。
いやしかし漫画版大長編『のび太の恐竜』が名作といわれる所以は、ラストシーンにある。
ピー助との別れはもちろんのこと、(ピー助のあの声に引くこともないし)
タイムマシンで戻ってきてからの5人の表情、そして「大勢で二階でなにしてたの」というママの問いに答えたこのせりふ!
「うん・・・、 ちょっとね。」
子どもたちだけの秘密の旅、ドラえもんの面白さの原点がここにある!
感動、達成、その全ては自分たちの心の中にだけあればいい・・・。
これは大長編の全作品に貫かれていて、
海底鬼岩城でも竜の騎士でも雲の王国でもなんでも、結局のび太たちの記憶は消されなかったし、
しかしそれでもそれを口外することは決して無い。大長編の面白さの秘密はまさにこれであると言っても良い。
そして別れ際にしずちゃんが放つこの一言。
「またあしたねえ。」
これぞ藤子・F・不二雄作品の根底に根付く最大のテーマ、日常への回帰である!
どんな大冒険から戻ってきても、次の日からはまた変わらぬ日常があって、
のび太は宿題を忘れて立たされるし、ジャイアンは相変わらず乱暴で、スネ夫はいやみ。
これこそが藤子作品に「夢のある・・・」というフレーズがついている理由に他ならない、
藤子作品の飛躍は常に日常を起点において図られ、そこから発展することは決して無い。
現在の人気作品のほとんどが焦点規模の拡大化をはかっていることを考えると、これは偉業である。
たとえば、連載当初はヘタクソの寄せ集めだった弱小野球部が最終回で甲子園で優勝するような、
そんな跳躍は一切見られない。のび太はあくまで永遠の弱虫なのだ。
さあ、そして極めつけは次のコマ、
「夕やけがきれいだね。」
ぐあああああ。なぜわざわざそんなことを言わせるんだF先生!
このせりふは芸術の域に達している。なぜなら特に必要の無いせりふだからだ。
こういった細かいところまで配慮を忘れないF先生に乾杯!
ラスト1ページのバレーボールは、いわずもがな、先に語り継がれる感動のエンディングだ!

(ドラえもん語り終了)
一通りドラえもん展を見終わって、絵皿の展示を見ていると閉館時間。
大活字本を2冊とも買って、合計4830円。■が『ドラはるくん』を買おうかどうか迷っている。
すると、どこからか声が聞こえる。
「やあ。」
この間来たときにお世話になった方だった。(9月3日のおこない参照)
僕は感動してしまった。僕の顔を覚えていてくれたから。
こっちから話し掛けたわけでも、目が合ったわけでもないのに・・・
気軽に「やあ。」と声をかけてくれて、それでまたお話なんかして、やっぱり感動だった。ううう。
館全体を見て回れなかったのが心残りで、ちょっと悔しかったりもして、また来ようと思いながらも
ママチャリの籠に大活字本を入れようとするが・・・
は、入らない!
さすがはA3サイズ! つーかでかすぎ!
このまま持っていったら確実に折れ目がつく!
永久保存版なのに・・・ くぅ。
困り果てていると、館員さんが「うわぁ、けった(自転車)で来たの!?」とびっくりしつつも
相談に乗ってくれた。
「よし、サービスで送ってあげるから、住所と名前書いて」
どこまで良い人なら気が済むのか、本気で涙が出そうになる。女の子だもん。
別れ際に、僕が通ってきた道は夜は特に危ないから、19号線沿いに帰ったほうが良い、と教えてくれた。
感謝感謝で、自転車を漕いで家路を急いでいると、■の自転車がパンク。
みんなで解決法を考えた・・・

「前輪はパンクしてないから、後輪はずしてかわりに前輪をつけたらどうだろう」
「弟(小2)にかわりの自転車を持ってきてもらおう」
「弟(小2)に乗って帰ろう」
「スーパーマンの能力に目覚めよう」
「タケコプターを発明しよう」
「弟(小2)にタケコプターを発明させよう」
「この地方が新首都になって、犬山に直通電車が通ったらそれに乗って帰ろう」

と、いろんな意見が出たが、結局パパに電話して迎えに来てもらうと言う最も面白くない方法に逃げ。
ちょっと面白い話をして、パパが来て、僕とだけになって、さあがんばって帰るぞ!
と思ったら、の自転車がパンクした。
途方にくれて自転車を押しながら駅に戻ろうとしていると、バイク屋のおっちゃんに声をかけられた。
気の良さそうなおっちゃんのバイク屋は、自転車のパンク修理もやっているようで、直してもらうことにした。
修理の間、おっちゃんから自転車の話をたくさん聞いた。どんな自転車が悪くてどんな自転車が良いのか。
やっぱり少々高くてもいい自転車を買ったほうがいいのだな。うむ。
かなりためになる話を伺うことができて、オレンジジュースまで出していただいて、感涙。
帰り際、名詞をいただいた。おっちゃんの息子夫婦が可児市で自転車専門店をやっているらしいので、今度行ってみる。
お礼を言って、再び走り出す。空はもうすでに真っ暗。
を家まで送り届けて、僕もサザンオールスターズを本域で歌いながら帰宅。真夏の果実が一番似ている。
帰りは23:00。さすがに疲れた。

館員さんからわざわざメエルが来た。うれしいな。

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