2001年10月3日+10月12日のおこない


2001.10.3(水) 103の一番長い日

定期考査最終日。
地学と家庭科のテストを終え、
Fと共に我が自宅へ。

多少スーファミをプレイし、僕は私服に着替え、
再び学校へ戻る。
そして近くのゲーセンへ行き、ドドンパチとストリートファイターZERO2をやりまくる。
やがてGと合流し、違うゲーセンへ移動した。
僕はマーブルVSカプコンにはまり、モリガン・バレッタ・ロックマンのトリオでがんばる。
やっぱり僕にスト2は向かない。
ヴァンパイア系のキャラを使えばそれなりに動かすことができる。
久々に格ゲーのおもしろさに目覚めてしまった。

そして集合場所へ向かう。
今日は10月3日。103の日である。
僕が去年1年間在籍したクラス、1年3組、即ち103。
だから今日は、プチ同窓会として大カラオケ大会を行うのである。
参加者は七人。全員野郎。
古本屋で待っていると、ぞくぞくと集まってくる。
J、F、G、P、S、U、K。
マニアックでコアなメンバーばかり。
まさに七人のおたく。

実は全員がEntertainment Zoneの常連であり、(しかもほとんど開設当時からの)
なんだかこれは同窓会であって、ちょっとしたオフ会のような感じもする。

去年のクラスではあまりカラオケへ行かなくて、
演劇部の同僚Kを除いて、一緒にカラオケに行くのははじめてである。
しかし僕は安心しきっていた。
みんながみんな、僕と同類みたいなもんだから。
つまり変な奴らばっかが集まったってこと。

午後7時~午前1時までの6時間フリータイム。
やはりお家の事情などがあるので、何人かは途中で抜けていってしまうだろう。
そうなると最後まで残るであろう僕は必然的に歌う曲の数が多くなる。
そして僕の歌う曲はキーの高い男性ヴォーカルばかり。(あとアニソン)
演劇部員が喉を壊したら大変である、が・・・
今夜は無礼講、精一杯楽しんでやる。

以下がそのカラオケの全曲リストである。

J参加率記号説明

◎・・・自分でリクエスト
○・・・乱入
△・・・サビのみとか参加
×・・・歌ってない、或いは微妙に参加

(曲名)

(歌手)

リクエスト者

J参加率

WE GOTTA POWER

影山ヒロノブ

ハートを磨くっきゃない

TOKIO

ロマンス

ペニシリン

超新星フラッシュマン

北原拓

君が好きだと叫びたい

BAAD

ルパン三世のテーマその2

チャーリィ・コーセイ

胸がドキドキ

ザ・ハイロウズ

勇気100%

光GENJI SUPER5

一人じゃない

DEEN

DAN DAN 心魅かれてく

FIELD OF VIEW

世界が終わるまでは

WANDS

Vanilla

Gackt

傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない

INFIX

×

the Forth Avenue Cafe

L'Arc-en-Ciel

×

お料理行進曲

YUKA

Reset me

Hysteric Blue

×

エキセントリック少年ボウイのテーマ

エキセントリック少年ボウイオールスターズ

Hello 新しい私

EE-JUMP

×

FRIENDSHIP

H Jungle with T

U&J

Shangri-La

電気グルーヴ

snow drop

L'Arc-en-Ciel

マシマロ

奥田民生

Step By Step

高橋由美子

15の夜

尾崎豊

チャコの海岸物語

サザンオールスターズ

たたかえ!キャシャーン

ささきいさお

G&J

winter fall

L'Arc-en-Ciel

アゲハ蝶

ポルノグラフィティ

翔べ!ガンダム

池田鴻

G&J

君は君だよ

SMAP

ガラスの十代

光GENJI

アニパレ’80~’84

アニソンメドレー

花葬

L'Arc-en-Ciel

×

嗚呼、青春の日々

ゆず

Fight!

高橋由美子

believe

SOPHIA

×

セーラー服を脱がさないで

おニャン子クラブ

Shout at the Devil

L'Arc-en-Ciel

×

サバイバル

GLAY

慎吾ママのおはロック

小西康陽

チェリー

Mr.children

甘い乳房

ユニコーン

U&J

おっとっと夏だぜ!

EE-JUMP

Dive To Blue

L'Arc-en-Ciel

×

轍~わだち~

コブクロ

×

スタートライン

海援隊

U&J

リー!リー!リー!

奥田民生

ターンAターン

西城秀樹

でてこいとびきりZENKAIパワー

MANNA

P&J

摩訶不思議アドベンチャー!

高橋洋樹

P&J

CHA-LA HEAD-CHA-LA

影山ヒロノブ

P&J

僕達は天使だった

影山ヒロノブ

P&J

それが大事

大事マンブラザーズバンド

グロウアップ

Hysteric Blue

×

Drivers High

L'Arc-en-Ciel

TELL ME

hide

君がいるだけで

米米CLUB

ラブリー

小沢健二

Blurry Eyes

L'Arc-en-Ciel

×

母に捧げるバラード

海援隊

flower

L'Arc-en-Ciel

Wind Climbing~風にあそばれて~

奥井亜紀

HEAVENS DRIVE

L'Arc-en-Ciel

HURRY GO ROUND

hide

んばば・ラブソング

TOME

夏色

ゆず

アポロ

ポルノグラフィティ

STAND BY ME

ベン・E・キング

Fish Fight!

野猿

×

サウダージ

ポルノグラフィティ

JAM

ザ・イエローモンキー

Ultra Soul

B’z

HOTEL PACIFIC

サザンオールスターズ

ヒトリノ夜

ポルノグラフィティ

大迷惑

ユニコーン

TRAIN-TRAIN

ザ・ブルーハーツ

ガニ

とんねるず

ミュージック・アワー

ポルノグラフィティ

リンダ・リンダ

ザ・ブルーハーツ

ALL

103

奥田民生

103

BGM


一曲目は今回の企画発起人であるドラゴンボールマニアのP。
彼はドラゴンボールにかけては恐らく、いや僕の通う名古屋市立向陽高校では確実にトップだ。
そして僕も、数年DBから離れているとはいえ、かつてはハマりにハマった男。
向陽高校で2位の称号をPから得たこともある。

というわけで、ドラゴンボールZ(悟飯編)オープニングテーマ、
影山ヒロノブで『WE GOTTA POWER』
やはりこの曲を知らない人はいない。
のっけから異常なほどのハイテンションで大熱唱する103オールスターズ。
拉麺六杯母呑気。

そしてアニソンが続く。
3曲目にしてペニシリンの『ロマンス』を入れることからして間違っている。
早くも死ぬ気かFよ。
お前1人で死なせるものか。俺に任せろ。愛に気付いてください・・・

そして僕のリクエスト一曲目はチャーリィ・コーセイで『ルパン三世のテーマその2』
奥田民生がイージューライダーのカップリングとしてカヴァーした名曲。
民生ファンの僕ですが実は原曲の方が好きだったりします。

そしてアニソンが続く。
脱アニソン曲は、ジャッキーのリクエストによるGacktで『Vanilla』
初めて歌った。少し失敗したけれどまあ良し。
普通に原キーで歌いきれることがわかったのでOK。
XLのO.K!という曲を探したけれどやっぱり無かった。

『エキセントリック少年ボウイのテーマ』も知らない人は居ない。
叫びや台詞を忠実に再現。
盛り上がりを見せる。

H Jungle with Tの『FRIENDSHIP』を、愛する友がリクエストした。
「ぼくとデュエットしてください」
思い入れのある曲。「竜馬におまかせ」の主題歌だった。
高校に入ってあの番組の話があそこまで通じたのは彼だけだったな・・・
そして彼の誕生日に贈った曲。
歌っててちょっと感動。

ジャッキーの十八番は、電気グルーヴで『Shangri-La』
なんだかめちゃくちゃ歌ってて気持ち良いのでほぼ毎回歌ってしまう。
とはいえカラオケ自体行くことが少ないから絶対量は少ないんだけれども。
ピエール瀧パートから石野卓球パートに移る時が好き。
そして個人的にはカップリングのShangri-joppoを歌ってみたかったり。

知名度的にも奥田民生で最も良く歌うのが『マシマロ』
単調な曲だが韻が心地よい。

『Step By Step』。Pのリクエストで魔神英雄伝ワタル2の主題歌。
後で『Fight!』も歌うのだが、
ワタルというのはやはり、Pと仲良くなったひとつのきっかけでもある。
そしてなんといっても懐かしい。
必死に見てたなあ・・・。
あ、グランゾート歌うの忘れてた。
ていうかなんでドリーム・シフトが無いんだよ!

そして尾崎豊の『15の夜』
もう尾崎豊のカヴァーと言って良いくらい忠実に歌い上げる僕。
卒業は感情入れ過ぎて喉が潰れるので、尾崎で主に歌うのはこれ。
そういえば去年の10月31日・・・つまり15歳最後の日の日記で
思いっきりネタにしたのだが覚えている人はいるだろうか?(笑)

『チャコの海岸物語』。チャコ海はサザンオールスターズのヒット曲の中では最も歌いやすい。
・・・そう。素人にとっては。
普段エロティカ・セブンとかを桑田風に歌い上げる人(僕とか)にとっては、非常に歌いにくいのである。
この曲の桑田圭祐の歌い方はまったくの異色、違うサザンの曲を歌うつもりでは歌えない。
むしろ他のアーティストの曲だと意識した方が・・・ってなに語ってるんだか。

『たたかえ!キャシャーン』は無条件で燃える。
『翔べ!ガンダム』は異様な懐かしさに燃える。

SMAPで『君は君だよ』。姫ちゃんのリボンはよく見ていた・・・
笑顔のゲンキが歌いたいけど、途中でメロディわからなくなるから、
・・・CD買ってしまおうかしら。
久々に聴くと、歌詞が心に響いた。
くそ、SMAPめ・・・。

『アニパレ’80~’84』、アニソンメドレー。詳しく言うと
きてよパーマンとキャッツアイとラムのラブソングとワイワイワールドとハットリくんと怪物くんとキン肉マンと燃えてヒーロー。
いちいち説明しませんよ。義務教育やないねんから。
僕は全部歌えたが、ほかの人はところどころついてこれたりこれなかったり。
欲を言えばこのメドレーシリーズを全部歌いたかったな・・・30年分くらい。

『嗚呼、青春の日々』
歌詞が・・・良いね。
やっぱなんでか歌えちゃうし。
サビになると、全員大合唱。みんな知ってるし、なんか歌いたいよね、これ。
「嗚呼、嗚呼、青春の日比野。嗚呼、嗚呼、青春の日比野・・・」
いやそりゃメンバーの中に本名が日比野って奴居たけどさっ!
誰かひとりくらい本当の歌詞歌ってても良さそうなのに・・・
まあ僕が一番それに燃えてたけど。

おニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』は男ばっかの場で歌ってもおもしろくない。
顔を赤らめよ乙女達!

GLAYの『サバイバル』
サバイバルという言葉は何故か去年の我がクラス103で流行った。
完全な専門用語なので詳しくは省くが、Fを馬鹿にする言葉であったことは確かである。
こういった懐かしい言葉なんかが出てくると、同窓会気分が盛り上がる。
ナイス木村。CDEFGAHC(ツェーデーエーエフゲーアーハーツァー)。
しかしこの曲のサビは燃えますな。
みんな壊れていました。スキャットです。
あ、結局プリプリ・スキャット歌ってないし。

ユニコーンの『甘い乳房』もノスタルジーだった。
去年の文化祭のクラス発表の劇の中で使ったのである。
懐かしさに熱を入れて歌った。
もともとこの曲自体めちゃくちゃ好きなんだけど。

『おっととっと夏だぜ!』EE-JUMPマニアのGがでソニンとユウキをひとりで担当。お疲れ様。
もちろん合いの手「おととっと!」「Yeah!」「Ai!」「おっととっと夏だぜ!」等は全員大合唱で。
ちなみに「Yeah!」のこつは、「イェー」とならずに、「エー」と鼻から空気が漏れないようにして叫ぶことです。

金八先生は僕とUとの愛のキューピットだった、といえば大袈裟だが、間違ってはいない。
というわけで『スタートライン』
当たり前だが、僕らの世代で第4シリーズを見ていた人は好くない。
高校に入って、第5シリーズの話はだいたい通じるのだが、第4の話があんなに通じたのは
「竜馬におまかせ」と同じく彼だけであった。

奥田民生で『リー!リー!リー!』。岡村隆史のクラブリー!リー!リー!の主題歌。
この曲は聴かせるというより感嘆させる曲である。
いっぺんきいてみるとよくわかる。
民生はすげぇなあ。

『ターンAターン』を歌いきり、ここでGが帰宅を宣言。
とりあえずこの後のドラゴンボール特集だけは参加してけ!

というわけでドラゴンボール特集。
向陽高校№1と(たぶん)№2が歌い上げる4曲連続DBソング。
ここに来てしょっぱなでWE GOTTA POWERを歌ったことがある意味悔やまれる。(笑)
そしてロマンチックあげるよは10月6日の配信らしい。惜しい!
まずは小手調べに『でてこいとびきりZENKAIパワー』
ここではまだまだ体力を温存しておく。
そして『摩訶不思議アドベンチャー』
だんだんとあったまってくる。そして勝負は次の2曲!
『CHA-LA HEAD-CHA-LA』
完全スタンディングシンギング!
燃える!燃えるぅ!
なんて気持ちがいいのかこの曲は!!
ラストはもちろんドラゴンボールZという番組の最後の最後を締めくくった『僕達は天使だった』
・・・最高!
歌い終わり、Pとかたい握手を交わす。「ドラゴンボールは永久に不滅です!」
Pは満足そうな笑顔で帰っていった。

小沢健二の『ラブリー』
懐かしいな~今はどこで何をしてるんだか、オザケン。

『母に捧げるバラード』はテンポ取りが難しい。もっと聴きまくらないといけないな。
歌の部分は微妙なものまねで。

『Wind Climbing~風にあそばれて~』
この曲に関しての僕の想い出は言わずもがななんだけど、とにかく大好きな曲。
みんながこの曲を好きだって言ってくれることが、ものすごく嬉しい。
いつかWind Climbing同盟を正式につくりたいものだ。

Uの『TELL ME』に触発されて入れたこの曲は、
僕がhideで最も好きな曲、『HURRY GO ROUND』
「また春に会いましょう」というフレーズは、日記なんかでも頻繁に使っているはず。
やっぱり歌詞が良いね。
この曲を聴き終わって、Uは帰っていきました。Sも『グロウアップ』を最後に既に帰宅し、さて残りは3人。

『夏色』はオーソドックスというか、スタンダード過ぎるナンバーで
こんなこと言うとゆずマニアに「浅いな」とか言われそうだけど大好きです。
でもやっぱり高いよね・・・原キーは難しいよね・・・
しかし残り1時間ともなれば、喉なんか気にせずに歌いまくるしか無い!
というわけで直後に『アポロ』が入る。うあああああ。俺らは死ぬ気です!!
普通に歌うだけならまだしもテンションが・・・
全曲原キーで歌うのが暗黙のルールだったのでまたたちが悪い。

ここで体力を使い果たした僕らに休息の時が訪れる。
ジャッキーの大好きな『STAND BY ME』
Kなどは「あああ癒される~」などと言いながら休憩をとる。
僕も歌いながらからだが休まっていくのを感じ、これからのラッシュに備える。

野猿の『Fish Fight!』を最後に恐ろしい曲の連続。
表を見るとわかるように、ここから先はジャッキーノンストップシンギング。

『サウダージ』、ポルノでは割と歌いやすいかもしれないが、体力消耗は否めない。
そして次の曲が僕のテンションを最高潮まで高めた!

THE YELLOW MONKEYで『JAM』
僕はこの曲が大好き。
実際、イエモンで一番良い曲といえばこれだよな、とFも言った。もちろん同意だ。
熱を入れて歌う。
やっぱなんつっても歌詞が凄いんだな、と感じて、
歌っててちょっと涙が出そうになった。
テロのこともあったし、余計に心に響く・・・。
ここで波を掴んで、ラストまで一直線!

B’zの『ultra soul』、B’zにしてはおとなしめ・・・でもないか、だけどギリギリchopよりはましだ。
サザンの『HOTEL PACIFIC』、誰か踊ってくれ。これはいつもの桑田風でイケる。
最近のサザンだと一番好きかもしれないな。よく歌う。
またもポルノグラフィティで『ヒトリノ夜』。ラルクとポルノはほとんどFが入れる。
というよりFは、ラルクとポルノ以外ほとんど入れていない。いいのかそれで。
そしてユニコーンの『大迷惑』を1人で熱唱。うあっ。疲れる。
ここにきてザ・ブルーハーツが初登場、『TRAIN-TRAIN』
ここまで来るとテンションは最高の高、全員総立ちで飛び跳ねながら叫ぶ。
僕は椅子の上で飛び跳ねてたらずっこけて落ちた。
最高のTRAIN-TRAINを歌った気がする。ありがとう、コーラ。
とんねるずの『ガニ』を石橋貴明みたいに歌ってみてまたもや体力浪費。
しかし僕の体力は底無しである、まったく疲れを知らない。若いって良いなあ。
『ミュージック・アワー』みんな半分壊れて、歌というより叫びになってきている。
こんなポルノグラフィティは聴いたことがない。
ついに時間もあと五分と差し迫って、ラストにはみんなで決めていた『リンダ・リンダ』
ブルーハーツを歌うときはめっちゃ飛び跳ねなくてはならない、これ原則。
特にリンダ・リンダのサビ突入部分には決まった飛び跳ね方(欽ちゃんみたいなの)があるのだ。
気持ち良い、気持ち良い。ブルーハーツは最高だ甲本ヒロトは良い詞を書く。
歌いきってみんな晴れ晴れとした顔。
奥田民生の『103』(なんとまぁ、あつらえたかのような曲だろうか)をBGMに帰り支度。
もう心残りはない、あんなに良いブルーハーツを歌えたのだからね。

店を出て、これからどうしようか、と誰かが口に出した。
時刻は午前1:00。もうすぐ1:03になろうとしている。
このまま帰るのもなんだかつまらないので、夜の学校に忍び込むことにした。
もちろん目指すは、われらが103の教室だ。

深夜1時ともなると、校内はさすがに真っ暗で、人の気配は感じられない。
それでもところどころ電気のついているところがあって、誰か居るんじゃないかと怖くなる。
しかしここで引くようなことが僕らにできようはずもなかった。

門は簡単に越えられる。問題は、どうやって校舎内に入るかだ。
土間のドアが開いているとは思えない。とりあえず103の教室の見える、中庭に行ってみることにした。
103の教室は2階にあって、パイプを伝っていけば登れなくもない。
僕はかばんを叢に隠して、パイプをよじ登ってみた。
木登りなんかが得意な僕は、難なく2階へ登って、少し怖かったが壁を伝って空いている窓を探した。
もしも窓が空いていれば、そこから入れるのだが・・・
僕は一個一個窓を動かしてみた。開いている窓はすぐにみつかった。
しかし2階に上った、とは言っても、窓のところまで登れたわけではなく、
僕の身長では身体をぐいと伸ばしてやっと窓が明けられるくらいのところだ。
つまり、窓際からぶら下がっているに近い状態なのだ。
窓を開けたからといって、簡単に入れるというわけではない。
他に方法はない。少し考えてから僕はけんすいの要領で勢いをつけて飛び上がった、
失敗したらまっさかさまだ。
思いきった甲斐があって、なんとか成功した。
見つかるのが怖くて、電気はつけられないが、そこには懐かしい空間があった。
懐かしい、だなんて、毎朝自分の教室に行くときに通るのに・・・
でもなんだか、今なお僕らのことを受け入れてくれるようなそんな気がして、僕は急いで仲間を呼びに行った。
2人は二階の渡り廊下までは登っていたので、内側から渡りの鍵を開けてやった。
土足のまま校舎に上がりこんで、教室を荒らす。
後ろの黒板に、みんなでそれぞれ落書きをした。
僕は【103_2000 2001.10.3 25:23 Jacky】とはじめ書いたが、
さすがにJackyではばればれなので、矢崎隆雄、と書きなおした。
それから教室の床に寝転んで、しばらくのほほんと懐かしい話なんかしてみたり、した。
さ、これからどうするよ。・・・ん。屋上、行ってみたくねぇか。

うちの高校の屋上に入った奴はまず居ない。
入り口がどこにあるのかもあまり知られていないし、入り口まで行くのにも脚立が必要で、鍵までかかっている。
現役生徒ではきっとゼロだろうし、卒業生や先生達でも少ないだろうと思う。
そんな、向陽生にとっての未知の地、もっとも身近な聖地に足を踏み入れることができたら、どれだけ楽しいだろう。
午前1時台というこの時間なら、それは可能かもしれない。
僕らはゆっくり屋上へ入る方法を探し始めた。
その前に僕はトイレに入りたくなったので、みんなで女子トイレにずかずかと入っていって、用を足した。
・・・もしこの日記を現役向陽高校一年生が読んだら、きっと気持ち悪くてトイレを使えないだろう(笑)。
男としてのドリームを達成した僕らは、様々な推考を重ねて、2,30分校舎をうろついた。
いくつもの思考錯誤を重ねた結果、ひとつの方法が発見された。
渡り廊下の屋根に登り、そこから南校舎の屋上に侵入するのだ。
しかしそれはまさに死と、いや少なくとも救急車と隣り合わせな危険を孕んでいた。
渡りの屋根に登るのが、容易ではないのだ。これは、まかり間違えれば死ぬ。
少しだけ、屋上には入れない、諦めるしかないような、そんな空気が漂った。
そんなのダメだ、何の意味もない!
僕は思いきって登ろうとしてみた。
いやいやいやいや大丈夫。僕は死ななかった。
見事に登りきり、屋上から2人を呼んだ。
戸惑いながらも続いてFが登ってきた。
Kははじめ「登れても降りられなくて結局死ぬ」と言っていたが、
Fに「俺らも一緒だ」と言われ、そのうちに登ってきた。
僕は降りるときのことなんて何にも考えちゃいなかった。そーいえば大変かも。

屋上にはタンクがつきもの。
南校舎のタンクは4~5mのはしごを登った見晴らし台のようなところの上にある。
そこから見た街の夜景は素晴らしかった。
今僕らは向陽高校で最も高い場所に居るんだ、と思って感動していたら、
向陽名物のメタセコイヤの方が微妙に高いことに気がついて、ちょっと残念。

しばらく夜景を眺めながら、ぽつりぽつりと話をした。
しかしずいぶんとアクロバットなこと(F曰く)をしたもんだ。
でも中学のことは思い出さなかった。コウヨウオリジナルだな。
このことを103以外に口外したら二度と屋上に登ってはいけない、と冗談みたいな約束をした。
不思議な取り決めだけど、屋上の素晴らしさを表現するには最適のエピソード。
それだけ僕らはその状況とそこからの風景の虜になっていたのだ。
ボールペンでタンクに、また【103_2000 2001.10.3】と書いた。
しばらくしてはしごを降りて、屋上を探索した。
もしも音楽室の窓が開くなら、危険を犯せば屋上が低くなっているところから入れることを発見したし、
科学部が打ち上げたらしきペットボトルロケットも発見した。あとで返してあげよう。
屋上にあった、なんて言ったらどんな顔をするだろうか。いやいや、言えないんだっけ。
だけど僕今日記に書いてる。Fが「日記はむしろ良い」と言ったから。
なんだかんだいって楽しみにしてるんだな・・・。

本当に貴重な時間を過ごした。
最高の気分というのはこういうことを言うんだ。
夜中に屋上に忍び込むなんて、常套句みたいにありふれた青春行為だけど、
それを主体として体験することによってどれだけその言葉に素敵な意味が付加されるか、僕は知った。
ほろ酔い気分の僕は、ふと叫びたくなった。愛しているよと。

《彼女のセーラー服を脱がすのは、俺だァ!》(C)ふられてたまるか

こういう時に出てきちゃう言葉って、嘘はない、はず。
こないだ日記にも書いた、本当に大切なことが云々ってやつかな。

《本当に大切なことは何万年来不変です。そしてどうでもいいことはもう言い尽くされていると思うんだけど。》

少年Aさん、そんなことを言われたら言葉を失ってしまう。けど、
僕はもう少し追い求めてみようかなと思う。言い尽くされているどうでもいいことを言い尽くすために僕は生きる。

オリオン座が見えた。あれはこぐま座だと誰かが言った。
カシオペヤ座から北極星を見つける方法を思い出した。
裂けた曇り空の間から見える星星は、まるで・・・
まるでなにかを象徴するようでした。

To be continued 103 forever...



Entertainment Zone
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2001.10.12(金) ぼくらの6時間戦争

Navy Blue

愛内里菜

×

ルパン三世のテーマその1

チャーリー・コーセイ

勇気100%

光GENJI SUPER5

NIGHT OF FIRE

NIKO

×

青春

THE HIGH LOWS

仮面ライダーBLACK

倉田てつを

リー!リー!リー!

奥田民生

孤独の唄

梅沢富美男

×

アミダばばぁの歌

明石家さんま

MAGIC OF LOVE

TOo’S

liar! liar!

B’z

関白宣言

さだまさし

アンバランスなKISSをして

高橋ひろ

酒と泪と男と女

河島英吾

夏色

ゆず

NIPPONのサザエさん

嘉門達夫

×

カローラⅡに乗って

小沢健二

still for your love

rumania montevideo

×

石焼イモ

ブリーフ&トランクス

×

ああエキセントリック少年ボウイ

エキセントリック少年ボウイオールスターズ

ロマンス

PENICILLIN

バンザイ~君を好きでよかった~

ウルフルズ

さすらい

奥田民生

学生街の喫茶店

ガロ

ハンバーガーショップ

嘉門達夫

×

Rhopsody in Blue

DA PUMP

空と君のあいだに

中島みゆき

エキセントリック少年ボウイのテーマ

エキセントリック少年ボウイオールスターズ

関白失脚

さだまさし

情熱の嵐

西城秀樹

バンビーナ

布袋寅泰

いつかどこかで

TUBE

Red Angel

ポケットビスケッツ

Vanilla

Gackt

電気ビリビリ

電気グルーヴ

GOING GOING HOME

H Jungle with T

春よ、来い

松任谷由美

FAITH

愛内里菜

×

I LOVE YOU

尾崎豊

エロティカ・セブン

サザンオールスターズ

POISON

布袋寅泰

POISON~言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~

反町隆史

マーフィーの法則

嘉門達夫

×

1/3の純情な感情

SIAM SHADE

GREEN MAN

ポケットビスケッツ

HURRY GO ROUND

hide with Spread Beaver

15の夜

尾崎豊

鼻から牛乳~第2章~

嘉門達夫

楽園

THE YELLOW MONKEY

カントリー・ロード

本名陽子

Shangri-La

電気グルーヴ

Heaven

福山雅治

BIG

B’z

×

Oh! Girl

B’z

×

Runner

爆風スランプ

The other side of love

坂本龍一 featuring sister M

Ohh!! Paradise Taste

愛内里菜

×

picnic

rumania montevideo

×

僕達は天使だった

影山ヒロノブ

バリバリ最強№1

FEEL SO BAD

RUN

長渕剛

×

みんなのうた

サザンオールスターズ

燃えよドラゴンズ’99

山本正之

渇いた叫び

FIELD OF VIEW

×

ラストチャンス

Something Eles

OH MY LITTLE GIRL

尾崎豊

GOLD FINGER’99

郷ひろみ

TSUNAMI

サザンオールスターズ

STAND BY ME

BEN.E.KING

WAになって踊ろ

V6

究極超人あ~るの歌

山本正之

鼻から牛乳

嘉門達夫

パラダイス銀河

光GENJI

リンダ・リンダ

THE BLUE HEARTS

TRAIN-TRAIN

THE BLUE HEARTS

JAM

THE YELLOW MONKEY

CHA-LA HEAD-CHA-LA

影山ヒロノブ


勢いでカラオケに行ってきました。
再び19:00~25:00の6時間。今回の参加者は5人しかし22:00頃には3人だけになる。

参加者:
J ぼく(演劇部) レパートリー広い。
K 同輩(演劇部) ソプラノ。
M 後輩(演劇部) コミックソングの帝王。
7 後輩(演劇部) 仮面ライダー。
T 後輩(卓球部) 毒舌。

ちなみに7とTはお家の都合で途中リタイア。
補足:Tは昨日僕に「ジャッキー先輩って・・・」とか言った輩です。
身長151cm、よく女の子に間違えられるかわいい男の子。すっげぇ毒舌。
もしこのかわいらしい容姿が無ければ絶対誰しもにボコボコにされているはずだ。
目を瞑らずに彼を殴れる奴は居ない。
レパートリーは僕に次いで多い。特に懐メロ。

一曲目は愛内里菜。
何故愛内里菜なのか
一曲目は愛内里菜が良いと主張されたから。

そして二曲目はお約束のジャッキーによるルパン三世。
これが無いと始まらない。
いつもルパン三世のテーマその2なので今回は『ルパン三世のテーマその1』で。
こんな感じの歌詞です。

ルパーン ルパーン ルパーン ルパーン  ルパン・ザ・サード
ルパン・ザ・サード
ルパン ルパン ルパン ルパン  ルパン・ザ・サード ルパン・ザ・サード
ルパーン ルパーン ルパーン ルパーン  ルパン・ザ・サード
ルパン・ザ・サード
ルパン ルパン ルパン ルパン  ルパン・ザ・サード ルパン・ザ・サード
ダバダバダバダバダバダバダバダ  ルパン・ザ・サード ルパン・ザ・サード
ルパーン ルパーン ルパーン ルパーン ルパン・ザ・サード
(二番へ)

Mの『NIGHT OF FIRE』にのせて、7が踊る。ぱらぱらと踊る。
笑顔で踊る7に、
「もっとやる気なさげに!」
と声をかけると、
本当にだるそうに踊ってくれました。

THE HIGH LOWSで『青春』
熱唱!熱唱!
渡り廊下で先輩殴る・・・
僕は感化されやすい性格です。
いっちょやってみっか。

懐かしさ100%の『仮面ライダーBLACK』
僕はまさに「世代」ですから、少しずつ思い出しながら浸っていました。
ちなみに仮面ライダーRXは
ライダーなのに
車に乗ってます。
ライダーなのに
四輪車て。
仮面ドライバー?
覆面パトカーじゃあるまいし。

『リー!リー!リー!』
こないだのカラオケで僕が歌ったのを初めて聴いて
「俺もレパートリーにしたい」とかKが言い出したので歌ってあげた。
奴はこの曲を目当てに奥田民生の『股旅』というアルバムを借りる気らしい。
僕の一番好きなアルバムである。
はまれ!

『孤独の唄』
作詞:藤子不二雄A
笑ゥせぇるすまんの主題歌でした。
なんてコアなんだろうかこのカラオケは・・・
Mは結構すごいかもしれない。

といいつつ、自分も『アミダばばぁの歌』
作詞・作曲:桑田圭祐
おれたちひょうきん族の挿入歌でした。
・・・もはや知っている者もおるまいて。

魔法陣グルグル前期OP主題歌『MAGIC OF LOVE』
懐かしい。ただそれだけさ下心などない。

ついに出ましたさだまさしで『関白宣言』
初めて歌います。さぁジャッキーの十八番となるのか!?
僕が恋人やお嫁さんをもらう際には是非その人に捧げたい曲です。
歌い終えてTが一言。
「やっぱり関白宣言は良いですね。
ぼくジャッキー先輩の結婚式にこれ歌ってあげますよ。まあ、
結婚できたらの話ですけど
・・・・・・・・・。
ダメだ、殴れない・・・。

そして当のT君が本領発揮。
『酒と泪と男と女』
アナム。

『NIPPONのサザエさん』
カツオとワカメ。
かもめ第三小学校。
サザエさんの特技は
ゴリラのものまね。

『カローラⅡに乗って』
きっとオザケンで最も有名な曲。
僕もなんか
小沢健二歌えばよかったな・・・
7がオザケン入れるとは思わなかったな・・・

『ああエキセントリック少年ボウイ』
シュールな歌詞。最高です。
えっ?
今月まだ二十日もあるの。
12日という日にもぴったりだ。

PENICILLINで『ロマンス』
アニメ「すごいよ!マサルさん」の主題歌。
最近裏声のある曲にはまっているジャッキーはこの曲が大好き。
「鮮やかに奪われた君が 離れない」は振り付け無しには歌えない。
大地丙太郎よ永遠に。こどものおもちゃ再放送希望。

ウルフルズの『バンザイ』
これより古い曲を歌っても誰にもわかってもらえない。
借金大王くらいだろうなあ。
ウルフルズの昔の曲には良い曲が多いのに・・・

『さすらい』~尾崎××主題歌~
まるで僕のためにあるような曲。サンキュー奥田民生。
「人影見あたらぬ終列車 ひとり飛び乗った」
あの雰囲気がたまらない・・・。電車旅行の魅力のひとつかもしれない。
「さすらいもしないで このまま死なねぇぞ」
この言葉を君に、お前に、あの娘に、そして僕自身に強く強く伝えたい。

ここで人息。ガロで『学生街の喫茶店』
ガロて。
なんでこんな曲を知っている、Tよ。
はっきり言って異常だぞ。

嘉門達夫二発目『ハンバーガーショップ』
やっぱスマイルネタは必須なのね・・・

『空と君のあいだに』
上げると高い。下げると低い。男の子にどうやって歌えというんだ。

『エキセントリック少年ボウイのテーマ』
ついにきました。
当然全員で大合唱。
Mはこの曲にのせてフリースタイル(ヨーヨーの)をやってくれた。
台詞が命のこの曲。特に
「だけど気になることはない」
には気を遣いましょう。

『関白失脚』
関白宣言のマイナーコードヴァージョン。
そういえば入部して間も無い頃
あなたとこの曲について語りましたね7くん。
懐かしい思い出です。
この辺で僕は
「こいつ只者じゃねぇ」と感じたものです。
そしたらあなたを知れば知るほど
本当に只者ではありませんでした。ありがとうさだまさし。

西城秀樹の『情熱の嵐』
「好きだ、好きだ、好きなんだよォォォォォオオオ」の台詞が
歌詞として入っていなかったのが残念。JAROに電話しました。

『バンビーナ』
抱き締めたあの夜は秘密さ
ヌードになったら天使の羽根がバレるぜバンビーナ。
なんか好きだなこの曲は。

『Vanilla』
Gacktだ。
ジャッキーのスタンダードナンヴァーになりつつある。
何故なら裏声にはまっている。
「あるがままでいいよ」が上手く歌えると気持ち良い。

『電気ビリビリ』
カラオケには電気グルーヴの曲は少ない。
だからこういう曲を入れざるを得ない(?)
ちなみに僕がこれを歌うときは画面に表示される歌詞を無視して
「さっさと帰って糞でも食って犬の死体でオナニーしろよ」
「そーかそいつは気がつかなかった早速帰ってやってみよーっと」
「犬の死体で尿道オナニーその後キレイに食べちゃおう」
「猫の死体もなかなかイケるぜ、もっといいのは人だけど」
「一番美味しく召し上がるには死後二週間の腐りかけ」
「なーんだお前も死体マニアか、それなら最初に言ってくれよ」
「この前渋谷で見つけたんだよ、美味しい死体を食わせる店を」
と、662BPMヴァージョンで歌います。
(カラオケの機械にはフラッシュ・パパヴァージョンしかないので)

『GOING GOING HOME』 H Jungle with T
H Jungleの曲、前回はFRIENDSHIPだった。
次回はいよいよWOW WAR TONIGHTの登場か。

『春よ、来い』
大好きな曲だがキーが高いくせに低くて歌いづらい。

『I LOVE YOU』
尾崎××が歌う尾崎豊。
最近はまっています。何故ならこの曲裏声出まくりだから。
「だからお前は子猫のような鳴き声で」の後と
「きつく身体抱き締め合えば」の「つ」と
「悲しい歌に」の「な」と「た」かな。

『エロティカ・セブン』
サザンオールスターズの曲ってメジャーだったりマイナーだったりするから
軽はずみには歌えない。これもかなり売れたんだけど、
知らなかったりするんだよなあ。
後輩に「女の子と一緒だと歌えませんよね」と言われたが、
歌ってやろうじゃないか。
むしろシュラバ☆ラ☆バンバやマンピーのG★スポットのほうが凄いと思うし。

布袋寅泰の『POISON』
ああ懐かしい・・・と思って歌っていると、
なんと次の曲が
反町隆史の『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~』
やられた・・・
かぶせネタかよ・・・
そのために二曲空くまで入れないで待ってたのかよ・・・

Mは嘉門達夫になると元気になる。これも『マーフィーの法則』と言えよう。
ところでこの曲、ヤマザキ一番に似てません?
ということはつまり、おっととっと夏だぜ!に似てるはず。・・・あれ?
これもマーフィーの法則なのだろうか・・・

『1/3の純情な感情』はさっきかぶせネタを披露してくれたKのリクエストだが、
流石にこの曲を三回連続で入れて「1/3」ではなく「1の純情な感情」にする勇気はなかったらしい。

『HURRY GO ROUND』
hideってこれしか歌わないなあ。

『15の夜』
またもや尾崎豊。
そういえば今回は振り付け(めちゃイケ的な)が無かったなあ。
演劇部はこの曲を歌って演技力を磨きましょう。

『鼻から牛乳~第2章~』
何故か第2章から。
なんだか虎舞竜のロードを彷彿とさせられます。
あれ、虎舞龍だったっけ?
どっちでもいいや、あんなん。
みふねみか。

『楽園』
イエモンならJAMの次くらいに好きかも。

『Shangri-La』
カラオケ行ってこれを歌わなかったことは無いような・・・

『Heaven』
そういえば福山雅治って歌わないなあ。
その昔Peach!を歌ったような記憶はあり。

『The other side of love』
キーの取り方が難しい。
日本語版よりこっちのがいい。

『僕達は天使だった』
出ました。
ドラゴンボールZでございます。
誰に聞いても良い曲だと返って来る。
熱唱系。

『みんなのうた』
歌えないかと思ったらちゃんと歌えた!
(女性ヴォーカル以外は)もうこわいものなんてないぞっ!

『燃えよドラゴンズ’99』
サムソンて。

『OH MY LITTLE GIRL』
またまたもやもや尾崎豊で。
シンクロシンクロ。
なんだか安心して歌える曲なり~。

今時『GOLD FINGER’99』もないだろう。
燃えよドラゴンズ’99とのかぶせネタだったら凄い。

『TSUNAMI』・・・実は思い出深い曲。
演劇の地区大会の直前、神社でしみじみとしたシーンを練習していた。
具体的に言うと権藤先生と鈴村哲也が感動的な再会(?)を果たすときだが、
何故か奴らはTSUNAMIの着メロをBGMに練習していた。
確かにあたりが暗くなり、月明かりと少しばかりの照明に照らされた二人はなんともかっこよく見えたものだし、
その光景がTSUNAMIとマッチしていたのは間違いない。
だが・・・
どんなに練習しても本番でTSUNAMIは使わせないぜ(by演出=J)
そしてその時の二人というのがKと7。
二人に熱唱して欲しかった・・・
悲しいかな7は既に帰宅・・・
仕方なく僕が歌いました。
仕方なく。
いや歌いたかったさ!

『STAND BY ME』はShangri-Laと同じくらいよく歌う。
癒し系。

『究極超人あ~るの歌』
「さすらい」が××僕××のエンディングテーマなら
この曲はオープニングテーマだね。
僕の乗っている自転車の名前は轟天号。
「あの空こえて飛んでくるよ轟天号」
という歌詞が実にマッチ!
それ以外はまったく僕と関係無いけどね。

『鼻から牛乳』で一息ついて、
『パラダイス銀河』でウォーミング・アップ。
ここからが本番である。

リンダ・リンダ
TRAIN-TRAIN
JAM
CHA-LA HEAD-CHA-LA


・・・死にました。
『リンダ・リンダ』『TRAIN-TRAIN』を入れた後、
二曲連続は辛いなということで
休憩のつもりで『JAM』を入れたら
一番疲れた。
常に全身全霊の力を込めて歌い上げねばならぬので、
JAMはめっさ疲れるのである。
・・・・・・・・・。
例の如くブルーハーツからの二曲は
飛び跳ねるし怒鳴り立てるし。
そしてラストが
どんなに疲れていても
どんなに喉がガラガラでも
どんなにカラオケが嫌いでも
男の子なら燃えなくてはならない曲。
燃えざるを得ない曲。
いや・・・
燃えずにはいられない曲。
男なら燃えろ
燃えなかったら男じゃねぇぜ!
『CHA-LA HEAD‐CHA-LA』はよ!
・・・疲れた。
でもすっげぇ楽しかった!
こうやって締めると充足感が違うね。
やっぱり男ばっかりだとこういう無茶が出来て良い。
しかも深夜一時。
テンション上がらないわけが無い。
女の子と一緒だとつい無難に締めてしまうが・・・
だって女の子にリンダ・リンダ飛び跳ねながら熱唱されても困るもんね。
さあ今度はもっと大人数でブルーハーツしたいなぁ。
次からは終わらない詩で締めたいな。意味的に。思想的に。


さて長かったカラオケを締めまして。
自転車で来ている僕やMは余裕だが
実はKには電車がもう無い。
どうする気なんだKよ。
「いや、勢いで」
勢いでカラオケに来て勢いで終電を逃し・・・
でも勢いだけじゃ帰れんぞ!?
というわけでとりあえず路上で語り。

2/17の純情な感情。
10/10の感情は純情。
実はMがメガンテを唱えた直後で、自然とそういう話になる。
奴はかなり凹んでいた。
カラオケでもそっち系の歌を歌うと実にわかりやすい反応を見せていた。
俺にはお前にかけてあげられる言葉は無い。
しかし言おう。
先輩としてなどではなく、1人の同世代の男としてお前に。
いいか俺達は男だ。
俺もお前も男だ。
そーゆーお年頃だ。
高校生なんだ。
全く違う脳味噌を持ってるわけじゃない。
ことに、俺達は男だ。
お前も俺も同じだ。
俺にはお前にかけてあげられる言葉はない。
何故ならお前は俺にとって客観ではないから。
俺にはお前にかけてあげられる言葉はない。
その代わり精一杯噛み締めてやるよ。
俺は男だから。
噛み締めて苦しんで悶え尽きてやらァ!
青春の馬鹿野郎。

僕はKにこう断言されている。
「お前がいつか身を滅ぼすとしたら、絶対に女絡みだ」
僕もそう思う。
僕は色んな方向から、女の子で身を滅ぼすだろうな。
だって僕は女の子が好きなんだ。
「お前もだろ」と僕は言った。
奴は否定しなかった。
基本的に僕と奴は同じなんだ。純粋に女好きなんだ。
下心など無い純真無垢な女の子への欲求、欲望・・・
全く自然に、ただただ女の子が好き。
下心など無く・・・いやホントだって!
ご飯を食べなきゃお腹が空くように、
僕らは女の子が居なくては生きていけない。
毎日、日比野、じゃない日々のエネルギーを女の子から得ているのだから。
純粋な女好き。
意外と僕と奴が一番共通してるのはこれかもしれない。
そしていつだって、僕らの語りは止まらない・・・

夜が更けていく。
こんな世の中に生まれて・・・
僕らは何をしているんだろう。
僕らはどこにいるんだろう。
こんな時間を
こんな空間を
あと数十年の間に僕はどれだけ味わえるのだろうか。
僕が死ぬとき
こーゆー時間をきょーゆーできる奴らと
こーゆー空間をきょーゆーできる奴らと
僕が死ぬ瞬間は
葬式や結婚式なんかより盛大にしてほしい。



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