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1月1日(元旦く)
2005(土) キョニュウ
年越しの瞬間をいかにして過ごしたか。
まーなんつうか一年の始めだからサイサキの良いスタートを切りたいわけで。
まーなんつうか僕は今年の幕開け何をしとったかっつうとね
独りで
ぽつんと。
信号待ち、してましたよ。
「騎乗位でしたが何か?」
とか抜かす女もいたけど。
僕は信号が赤から青に変わるのをぼんやりと眺めていました。
ぽつんと。真夜中の高速道路の下でね。
紅白を観て。氣志團とGacktとゆずを観て満足をしたから
隣の市までサイクリングに行っていたんだ
誰にも会わなかった。
その帰り道に、年が明けた。
除夜の鐘の音が
聞こえなかった。
なんか泣きそうになったから
たかゆきに電話して
「はつもうで行こう!はつもうで!やまだてんまんぐう!!」
僕はその電話をかけた時には、服を5枚くらい着てマフラーまでしていたのだが
わざわざ家に帰って
Tシャツとトレーナーだけを残してすべて脱いだ。
なぜかって?
そのうち、わかるさ…。
待ち合わせ場所に着くと、
たかゆきは
Tシャツ+ジャンパー。
すべて予想通り。
むしろ予定通り。
神社に到着すると、俄にテンションが上がり、
僕はトレーナーを脱ぎ
Tシャツだけの姿に。
たかゆきはジャンパーを脱ぎ
Tシャツだけの姿に。
いつもどおりです。
いつもどおりです。
炎に当たって厄介払いをし
除夜の鐘を鳴らし
長い長い行列の途中から
何気なく割り込んでお参り。
おじちゃんやおばちゃん
「あんたたち、寒くないの?」
ぼくら
「暑いです」
かわいい女子中学生が二人、ぼくらを見て
「うわーっさむそう。しんじらんないっ」
とかのたまうので
僕は彼女らに
ウィンクをひとつ。
→キャッキャとはしゃぐ女子中学生ら。
高官職。
調子に乗って次は
「愛してるよ」
と囁きながらピラフばりの投げきっす。
→吹き出す女子中学生たち。
とても
僕は満足。
たかゆき
「ん?知ってるやつら?」
ぼく
「ぜんっぜん知らん!」
今日のような一年でありますように。
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