2003年8月の行い(Jacky)

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 時間はどんどん進んでいっている。逆に言えば、僕は進んでいるが、時間は常に同じところにあるのかもしれない。ある世代の人々はその成員がどれだけ入れ替わっても同じことを繰り返し続けている。様々な世代は次々と僕を更新していく。今僕が過去の世代を振り返ると、過去僕がいた時代のその世代がしていたことをそのまんま繰り返しているだけだ。僕は進んでいる。更新され続けている。しかし、時代は変わらない。

 死ねばいいんだ。僕なんて。みんな僕のことが嫌いになるんだ。そのうち。
 そんなことないよ。
 って言って欲しい人なんだなって思われるのかと思うとまた悲しくなる。

 松屋で牛めしのジョニー(並盛)を反芻していたら「阿修羅」の文字が胸に刻まれた黒ずくめの男が店の中に入ってきた。若者。頭髪は茶&ドレッド。ファッショナブル的雰囲気すら漂う格闘家風な物腰の風情。おもむろに取り出したるは角川文庫クラシックスの夏目漱石著『吾輩は猫である』。食券を提出し、本を開いて、読み始め、牛めしが届くか届かないかといううちに、男は爆笑をしていた。僕は男に親近感を隠し得なかった。禁じ得なかった。でも黙っていた。彼が颯爽と本を仕舞い、牛めしをかっ喰らわんとしたまさにその時あたり、僕は席を立った。ごちそうさまでしたとミクロな小声でちいさくつぶやき、自動ドアを「開け」店を出る。若者はどうしてすぐ仕舞うのに本を出したのだろうか。爆笑したのだろうか。僕を試したのかも知れない。本当は仙人なのかも知れない。木曽路は全て闇の中である。

 『吾輩は猫である』は未だに僕とその周辺人口の間でアワブーム。ところで僕が最近読んでる本と言えば『きんぎょ注意報!』とか『ガラスの仮面』とか。昨日は久しぶりに『刻の大地』という漫画を読んだ。美味。『ARIA』の三巻を読んでいたらよだれが出てきた。近況報告としては、最近肉を購入し焼喰いしている。米が米櫃の中で米らしき姿をしていないので、肉を焼いたり、松屋に出掛けたりしている。また言い換えればコーンフロスティ三昧でもある。食費がかさんでたまらない。にしてもコーンフロスティは美味い。カルピスと牛乳を混ぜてその中にフロスティを投下している。そして爆発をする。

 何故かというとわざわざこのようにどうでもいいことを書き連ねているのはなんとなくだ。スタンスって言葉がちょっぴり嫌いになったんだね。

 実はもう20日なんだけど今月の月記は↑こんだけしか書いていないんだよね。半月間家を空けていたし、面倒くさかったし。まあこっから色々それなりに書いていこうかな。それにしても明日どうしよう。どうしよう。どうしよう。

 にしてもねえ。 独り焼き肉。         カムフラージュというかさ。誰も何も知らないんだね、僕たちのこと。
ふふ






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