2001年8月前半の行い(Jacky)

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2001.8.13(月)~20(日) 北海道は大きいぞ

行って来ます。
モバイル等でネットはできるのでメールなどください。
返せたら返します。
日記はBBSにUPできたらいいな。

2001.8.13(月) 神田ウド

県大会最終日。
結果発表に鬱。
東海が行けなかったのは仕方がない。講評受けはしないだろうと予想はしていた。しかし・・・
滝て。大谷て。大府東て。愛知て。
自分の演劇観が間違ってるのではないかと思った。
県の支部長の先生に呼び出されて鬱鬱。
駆け引き。
僕は教師と一対一で話す場合、試す。
優しく、しかし力強い口調で僕を叱る先生。
叱る、というより「なんで呼び出されたかわかっているな」と言うように、少しずつ、少しずつ。

・・・人間関係なんていうのは戦略さ。感情的になって自分を見せた方が負け。
勝つには相手の行動を熟知してそれにそぐった対処をする。高圧的な態度で相手を萎縮させ、徹底的に遜って相手を油断させる。ツボをとらえて笑わせる。自尊心を踏みにじって怒らせる。しつこく同じ傷をえぐって泣かせる。
そして自分は半笑いをキープ。そうすれば大体の敵に勝てるさ。
ただし勝利は正義に限らないって事は覚えとかないと多少困るかな。つまり勝っている奴は好かれにくいってこと。だから僕なんてこんなにわかっているのに小心者で嫌われたくないもんだからこれまで大体引き分け継続中。お互いにずっと半笑いでね。まぁ大体の人がそうなんだろうけど。そうやって馴れ合いで生きていくのが一番楽なのさ。

僕は先生を怒らせようと、わざと饒舌になって、言わなくていいようなことを聞かれもしないでしゃべりまくった。
だが先生は特別な反応も何も示さず、ただただ僕の話にうなずいていた。
次に僕は黙り込んでみた。
先生が何を言っても、質問されない限り何も答えなかった。質問があっても、なるべく短く、単語で答えるようにした。
僕が黙っていると、先生は慎重に言葉を探して、繋ぎ、話をとぎらせなかった。
この間の勝負に関しては先生の勝ちのようだった。
僕は喋りたくて仕方がなくなったので、饒舌モードに切り替えた。ただし、さっきとはキャラクターを変えて。
努力した。先生が僕を嫌うように汚い言葉を使った。感情的にもなってみた。
先生は顔色と口調を変えなかった。たまに、僕が変な顔をしたり、ギャグを言ったりすると、先生は笑った。
それを見て僕は、この先生は少しだけ違う、と思った。
僕がどんなに人格を変えても、おどけて喋っても、明らかにそれとわかる嘘をついても・・・
先生は「ふざけるな」と言わなかったからだ。
それだけでなく、僕を見て笑った。僕は全てを打ち明けてみた。
「先生は良い先生ですね」
そう言って、ぺらぺらと喋った。饒舌だった。なんだ僕は普通のモードでも饒舌なんじゃないか。
「そうか、なるほど、試してるんだな。それで、楽しんでるんだ」
先生はたぶん、わかってくれた。僕がタチの悪いおかしな男だというのには変わりないが、それでも何か、わかってくれたと思う。
いつからか僕は教師の感情を操作することに快感を覚えるようになったが、これほど感情を変えない先生も珍しい。
僕はこの人が気に入って、改めて、素直にお叱りの言葉を受けた。

西陵商業さんの交流会に乱入したことを窘められ鬱鬱鬱。
山田高校さんの交流会の後、フォローのつもりで口を滑らした一言に激怒した部員さんがいるらしく鬱鬱鬱鬱。
お客様アンケートで僕が名指しで批判され鬱鬱鬱鬱鬱。
後で山田高校の顧問の先生にも色々言われて鬱鬱鬱鬱鬱鬱。
死ぬほど反省して鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱。
反省してるといいながら鬱とはなんだ鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱。
2ちゃんねるで向陽の劇と僕個人が叩かれまくって鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱。
なんか他にも色々あって鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱。
とにかく鬱。なまんま、北海道旅行に出発。鬱鬱鬱。
ちょっと良い事があると躁。


本当はこんなこと書きたくない。でも書く。
~ダメ出し・感想~
長久手高校:演技が不自然。とりあえず興味の惹かれる装置ではない。途中で椅子を動かすことの意義がいまいち。すぐに殴ったり銃出したりするのは引く。しかも殴り方・殴られ方が不自然すぎて逆に笑える。ステータスの発音はステイタスにして欲しかった。ギャグがありがちで使い古されすぎ。新鮮さ無。なんでもバスケットは結構面白かった。キャラの個性が見えづらく、そのせいか男役を女だと勘違いしてしまった。男女の制服が似すぎているのがいけない。何故このクラス5人しかいないの。音響が基本的におかしい。イン・アウトのタイミングや音量調整、個々の音々の編集が妙。更に根本を言えば選曲・選音もセンスがわからん。メイクは良いんじゃないか。さとしくんが敬語なのは引っかかりすぎる、しかも敬語じゃないときもあって、そのせいで余計にさとしのキャラ設定がわからない。舞台の使い方、右に偏りすぎ。ダンスに意味無し。あらすじ自体はありがち。オリジナリティのあるのはじょうろのみ。歌が言うほど素晴らしくない。マイム、何をやっているのかわからない、やってるのかやってないのかもわからない。ラストの語り部分が長すぎて飽き。教室と屋上で静と動、明と暗、死と生のようなものの垣根が見えたのはトランジスタ・ラジオを彷彿とさせて良い感じ。個人的にああいう自殺は引く。予想できるし。屋上で動いている間の教室では、マイム状態とストップモーションの2パターンがあったが、統一感がない。演出効果を狙ったにしても、わからない。一回しか聴いてない曲を「名曲」と言いきってしまう所に引き。教室だけに照明が当たるシーンでも、微妙に屋上が明るいのはどうよ。
一宮南高校:OPが椙山ともろかぶり。集団で喋るのが聞き取れない。だが導入のインパクトとしては悪くはない。普通にダサすぎる服を着ている役者がいて、キャラづくりはわかるがそれはそれで引く。メイクが多少きつめ。装置転換は速くてナイスだが、暗転を減らした方が良いのは確か。そしてヴィジュアルが基本的に美しくないので、装置が安く見える。つーか安い。演技はかなり上手い。台詞の無いときの動きが多少気になったが、一年ばっかだと知ってびびった。地明かりの上にサスを当ててもあんまり意味がないような。逆に気になってしまった。サス3本を使って交代で会話するシーン、・・・これはもっと重要なシーンで使うべき演出じゃないか。意味がわからんかった。真夜中に女の子が独りだけ制服着てるのもどうかと思う。メガネだけアイスブルーのアドレス知らないのは何故?意地悪じゃん。ギャグが話にマッチしてない上にさぶい。だがたまにかなり巧いギャグがあった。きっと既成台本の段階からあったネタだろうな。テンポはかなり良いけど気持ち悪い間がある。あれはナンだ。これまた敬語キャラが出てくるけど、結構非現実的だよな~。リアルな舞台を創ろうとしているのか、そうでないのか微妙なセンである。眼鏡君の演技が一番微妙です。みんな巧いのに。アイスブルーの正体は開始10分でだいたいわかっちゃうけど、それにしても「うらやましかったんだ」はありがちすぎ。さぶい。「場合」を「バワイ」と発音しないでくれ、メガネよ。SSを使って前後の舞台を分けたのは巧妙。


県大会についての文章は一旦、「謎のページ2」に移しました。
整理ついたらまた戻します。はい復活。
あっ、でねでね、そんなことなんてどうでもいいんだけど、すっげぇ嬉しいことには、
顧問側から「向陽の脚本は本大会の創作脚本で№1だ」ってお墨付きもらってまった!
向陽の講評の人から聞いたから、その子が嘘ついてたらそれまでなんだけど(笑)、
帰りにもらった顧問さんたちからのアドバイス用紙にもそー書いてあったし!
何処へ行っても脚本と演技はべた褒めだってさ。フヒフヒ。(のび太風)
「テンポが良い」っていうのは誰からも言われるね。そーなのかなぁ。
裏を返して「早口で聞き取れない」と言う意見もあったみたいだけど・・・う~ん。特に男性陣キャストは頑張ってくれい。
え? ぼく? ・・・ぼぼぼ僕は大丈夫さっ(根拠の無い自身)←足下をすくわれやすい。
そーいえば役者ジャッキー、今回は台詞間違えと噛みが一回も無かったなあ。
台詞変えるのと台詞すっ飛ばすのはあったけど(コラ)。(台詞変えたのはわざとだしぃ、不可抗力だい!)
役者としては、「からだや~らかいね」と良く言われました。
見に来てた先輩がたにも「へ~、あんな柔らかくなったんだ~」と、
素でびっくりされました。(幕間で股割りしたことに対して)←いや演技じゃないんかい!(笑)
実は、先輩たちに練習みてもらったときや、普段の練習などでも、
「俊太(ジャッキー)のキャラが薄いーみたいな~」と、たくさんたくさん言われまくったので、
昨日も言ったけど本番でガラリと演技を変えちゃったんですわ~。
それが功を奏したかよくわかんない。たぶんマルだったとは思うけど。
演劇フェチのオトモダチには「ジャッキーさんだけちょっと浮いてました」って言われたよ。
・・・それはどーゆー意味だ。うまいってことかへたくそってことか。(笑)
今回は演技の堅い役者が多かったので、そういう意味で浮いたんかなぁ。
でもでも演技褒められると有頂天になっていかん。
初めて、或いはたま~に僕の演技を観るって人は普通に観られると思うけど、
いっつもみてて僕のクセを知り尽くしている人だったらやっぱり
「あ、こんなところにジャッキーのクセがこんにちわ」ってわかっちゃうんだなぁ、これが。
そーゆーところ抜いていかないといい役者にはなれない。頑張るさ、負けないのさ。
声量も鍛えないと迫力のある演技はできないしな。
そーそー僕は「どんな役にでも対応」ってのが出来ないんだね~、こりゃ。
「ジャッキー向けの役」ってのしかできない。
もっと精進(仏教用語)していかんとダメだね、役者としても。
演出は、・・・誉めてくれる人も結構居るけど、やっぱ「全然甘いっす」っていう意見が多いと思う。多かった。
実際そうなんだもんね。
本当に、演出はもっともっと頑張れたよ、うん。次(あるのか?)に活かそうっと。

で、ん~・・・。
向陽が県大会に落ちてね、
ま、惜しかったからってのもあって、凹んでる部員もいます。
ねぇねぇ、女の子って、こういうのに対する執着が強いのかなぁ?
去年も、そう思ったけどさ。・・・関係ないか、な。
凹む、泣くばかりでなくて、「なんでウチが行けなくてあそこが行くわけ?」なんて思ってる人も、いるんだなぁ。
残念だよ、非常にね。
僕の偏った視点から見たら、だけど・・・ そーゆーのって、すっげぇ恥ずかしいよ。
かっこわるいって、すっげぇ。
普段穏和で絶対に怒らない僕も表情を堅くしちゃうよそんなこと言われるとさ。
あのさ、じゃあ、君は一生懸命練習しましたか?
例えば台本が出来上がってから大会までの間、自分の才能が許す限りの演技やプランになるまで、
血の滲むような練習を、努力をしましたか?
完成度は完璧と言えますかね。
そこまで、死んじまいそうになってまで頑張って練習して、
「おれ達は死ぬほど頑張った」って胸張って言えるくらいにして・・・、
それだったら「なんでウチが行けなくて・・・」って思うのはある程度許されると思うさ。
努力してどうにもならなかったら運や才能を恨むしかないのかも知れない。
けど精一杯の努力もしないでそんなことは言っちゃダメだ。
僕だって、精一杯の、死ぬほどの努力なんてしてないよ。
(本当は、そうしたかった。でもダメさ。僕はまだ、ただのジャッキーだもの。・・・頑張るさ)
軽々しく「こういうのって、結局は運なんだよね」なんて口にするべきじゃないよ。恥ずかしいよ。
・・・ホント、すっげぇ恥ずかしい、顔から火が出るよ。ぼうっ
たとえ完璧じゃなくても、いい芝居できたって思ってんだろ?
楽しかったんじゃんよ!!
うん、それでいいのら。
だからってもちろん自己満足じゃいけない。
客が居て初めて、娯楽としての「演劇」というのが成り立つんだからね。
イイって言ってくれるお客さんがいてさ、楽しんでる自分たちが居る。最高じゃん。
僕、演劇大好きだよ。
だ・か・ら、大好きなんだって、わかっちまったっつーの。
ダメかな、わかっちゃ。
まあどーでもいいや。


ところで、先に言っていた漫才とコントですが、
まぁ、成功。と言っていいんじゃないでしょうか。
ただ、漫才の方はマイクが入っていなくて、(しかもそれに気付いていなくて)
ちょっとお寒いところがありましたが、(だって雑音がぁああ、奥まで聞こえぬ・・・泣)
とりあえず、受けました。ありがとうございました。
言い訳がましく未練たらたらですが、マイク入ってたらもうちょっと受けてたよう。
あと、実行委員長がネタフリをしてくれなかったからひとネタ軽~く滑っちゃったじゃんよ。(人のせい)←オイオイ
コントは、う~ん、まずまず、かな。
やっぱり僕は根っからの芸人、なのかな。
アドリブ出る出る。
台本よりアドリブの方が笑い取れてたりして。
舞台に上がると変わりますね、ジャッキーは。
いやぁ、舞台が大好きなんだねぇ、あはは。
ドラえもんコントが終わった後に、後輩がハイパーヨーヨーを魅せてくれたんです、アクシデント発生。
アイヤ~、ヒモが絡まっちゃったよ。
ほどいてるうちに曲終了。最悪やん。
でも最後にちょっと格好いいワザを魅せたので良しとしようか。

私信。
東海高校おめでとう。
頑張れ。
悪いとこ全部直せてなかったら演出にラリアート決定なので逝ってよし。

2001.8.12(日) 二本ハム吐いたっす

頑張りすぎた。
椙山女学園の幕間。
超活発な幕間討論会をはじめます。
さながら阿修羅のような御挙手をお願いいたします。
おおっと、超特急という名の幕間スーパーエクスプレス、そろそろ発車のお時間です。
云々。
やりすぎた。でも怒られなかった。逆に、寂しい。
自分で「ああ、痛い、痛い、恥ずかしい」と思っているようなことでも、みなさんは「良かった」と入ってくれるので、嬉しいです。
が、複雑な気分であります。


交流会。
土壇場になってメイン司会がJacky。
交流会というのは簡単に言えば上演校が出し物をやるって企画。
ダンス、歌、寸劇、コント、漫才、人生相談、何でもあり。
でも、だいたいが歌かダンスで、面白くないってのが現状。でも今回はなかなかだったんじゃないかな。
僕がやらねばならぬのはオープニングと、ツナギと、エンディング。オールアドリブはちときつい。

オープニング。
緞帳開く。
Jackyがネクタイにサングラス姿で薔薇をくわえて登場。
いわゆる「つかみ」。
ここで滑るのは許されない。
とりあえず「笑っていいとも」の主題歌を、ポーズ付きで朗読。
割と、受ける。
観客席から「そうですね」の合唱。
嬉しくて涙が出そうになった。

一校目、東海高校。
ダンス。「振り返れば梵天山スペシャルメドレー」と題して、これまでやったダンスの総集編。
だが、1年も2年も前にやったダンスで、完全に覚えている部員が少なく、覚えていても、ぎこちない。
新しいダンスになるに連れてキレが良くなる様は見ていて気持ちが良かった。
しかしなんといってもカッコイイね。ああぁ、ダンスしたいわねぇ。
ああいう力強く飽きさせないダンスは良いですわ。男子集団特有の。

二校目、西陵商業高校。
どうしよう、カラオケだ、痛たたたた。
地区の交流会で何度と無く経験したが、カラオケって初めは盛り上がるけど、徐々に引いていくんだよね。
というわけで、一曲目終了後助け船(?)
棚、椅子、壁、ダンス、花火、手押し車、匍匐前進、前宙、舞踊・・・

三校目、名東高校。
ソーラン節。3年B組金八先生第5シリーズを思い出した。
袖で頑張って真似してみたり。なかなか無難に終わった。

四校目、金城学院高校。
「こっくーのお悩み相談室」
怖い綺麗なお姉さんが「人生相談」と称して男子生徒をいじめる企画。
僕はお姉さんにこき使われた挙げ句ノリで人生相談を受ける羽目に。
それなりに、アドリブが効かせられて良かったと思うが、身内を使ってしまったのは、痛々しい。

五校目、北高校。
エチュード。トランペット。アカペラカントリーロード。
無難。

六校目、山田高校。
ぐちゃぐちゃなお客様参加型エチュード。
僕は助け船を出すのに疲れたので、放送で「あと1秒です」。

七校目、愛知高校。
ぐちゃぐちゃな部員紹介。
ちょっと痛々しい。

八校目、椙山女学園高校。
無難にダンス、ラップ。
ありがとうございました。

各校ごとのツナギは、ごめんなさい、僕、結構痛かったです。

エンディング、無難にシメ・・・
かと思いきや、ジャッキー、ちょっと痛い。

菊花高校の先輩が勝手に出ていって1人コントをはじめた。
一応オチがついたので、そのまんま緞帳を降ろすのもアリだったのに、
副委員長さんが「これで本当に終わります」と言いに出ていってしまった。

終了。

東海高校の人に、「ジャッキーさん、ちょっと痛かったです」と言われた。
笑いをある程度わかっている人にとっては、僕の司会は痛々しいだろう。
でも、大衆相手ならアリだと思って、あんまりへこまないようにしようと思いましたが、自己嫌悪。

だがなんだか割と人気はあったようで、
「交流会良かったっす」とたくさん言われて、嬉しい。
ホールを出ると、何故かジャッキー写真撮影会が開始された。
初対面の人と身体を絡めて会話。
「本当に初対面?」と疑われて、友達が増えて。

色んな人に声かけられました。
知らない人とか。

なんというか、ありがとう。
結構みんな、愛して下さって。
幕間も交流会もかなり痛かったのになあ。
まあいいや。頑張ったさ。精一杯だよ。
残念なのは、まだまだネタはあったのに消化できなかったことだな。

この四日間で、顔も名前も売れまくってしまった。
とても嬉しい。
どっかで見かけたら声かけてね。

明日の夜から北海道。
ガンバルゾ。

とあるお方に「金城への感想・ダメ出し、ちょっと甘いんじゃない?」と言われた。
確かに・・・、それもあるかもしれない。
やはり「見られている」ということを意識してしまうと、甘くなってしまうし、
なにより金城さんは怖い!(笑)
会うたびにいじめられたりします、勿論ネタですが。いやネタでしょ。ネタだよね。・・・ネタっすよね?
なんつーか僕は如何ね、八方美人でさ。
どうしても自分の身を守りたいと思うわけだ、きっと。
良い顔したいと思うわけだ、いつも掲げている思想とは裏腹に。
人間的にレベルの低い人相手なら、別だけどね。
矛盾かなあ、矛盾だなあ。
まあいい。これから少しその辺を意識して暮らしてみよう。
つーわけで金城さんへ、いま思い出したこと。


11

県大会の感想だけ先にUPします。
日記は後ほど。
10

今日も県大会である。
実行委員長が藤ノ花女子高校のお客様からの感想書き込み用B紙に
「舞台を汚さないで下さい」と、ド真ん中にでっかく殴り書きをした。
別に藤ノ花さんは舞台を汚していない。雪を降らせただけである。
結構良い芝居を打ったのに・・・。
僕は実行委員長を殺そうと思いました。
人間のクズなので逝ってよし。


客のレベルが低くて目を覆いたくなる。
どうしてそんなことで爆笑できるのかな。
浅い、浅い、浅い、浅い、浅い、浅い、浅い、浅い。
そんなんだからレベルの低い劇しか創れないんだと思う。
僕の友達にポルノグラフィティの大ファンってのが殆ど居ないのと同じ理由かも知れない。
この場合、定義が難しい、友達の。
基本的に、嫌いな人は友達と呼びたくありません。




岡崎高校が芝居の中で
「ジャイ子の本名は“剛田もとこ”だ」って言ってた。
「どこで仕入れたネタですか」って聞いたら、
「てんとう虫コミックスに載ってた」と言われた。その後、
「ド・ラ・カルトに載ってた」と言われた。
ていうか、
そんなわけねえじゃん。
もし本当に剛田もとこだったら、僕は演劇部辞めます。(オイオイ)
そしてもう二度と演劇とは関わりません。
それくらい自信があります、ジャイ子の本名は謎です!

スグドゥグス。

2001年度中部日本高等学校演劇大会第五十四回愛知県大会初日。
県大会だというのに、全体的にレベルが低い。
と、いきなり毒舌から入るジャッキーです。自分自身ろくな劇創ってないんですが、言います。
だって、高校演劇ってダメ出して出されてってのが原義じゃない?
ちょっと批判されたからって切れたりするもんじゃないよ。
勿論、批判の仕方にも礼儀はあります。一方的に糞味噌に言うのは好ましくないかな。
でも、ダメ出しはされないよりされたほうが絶対向上に繋がる。
だから僕は滅茶苦茶にダメ出しします。
アホみたいなヘボ芝居に「良かったね」なんて言うのは、向上が無いので御免だ。
そうしないと一向に高校演劇界全体のレベルが上がらない。

とはいえ、東海高校の『箱があった。空っぽの箱があった。希望すら入っていない空っぽの箱があった。僕はその箱をいっぱいにしたかった。だから箱に今の僕自身を入れた。これがその箱だ。けどまだ箱は…』という劇には、ダメ出しらしいダメ出しが無いんだな。和えてするなら、「もっと工夫できるぞ」と。具体的には何にも言えない。それほど僕はたくさんの劇を観てないし、能力も無い。
これは僕が東海高校の面々と仲が良いという事実に起因するに違いない。
心の何処かでひいきしているのだろう。
が、その辺を差し引いても、今回の芝居は、良かった。

何故か? 創り手の情熱が違う。演出家は、演劇に命を賭けている人だ。
そして、演出としての信念を一本強く持っている。ここが他の演出と違うところだ。
脚本について、ダメ出しすることはない。なぜなら、僕にはこれ以上の台本が書けないからだ。
何をどうしたら向上するのかわからない、下手にいじれば悪くなるかも知れないからだ。
ただ、食い入るように舞台を見つめていたような気がする。
ダメ出しメモにはたった一言、「滑舌と声量」と書いてあるだけだった。
実際、ネックはそのくらい。ネックは、ね。でもまだまだ。

装置・照明・音響・役者・脚本・・・各パーツがまとまり、1つの劇として完成された物を観られたと思う。
パーツ・・・。そう、全てはパーツに過ぎない。

僕は実行委員会の幕間討論会という部署に配属されていて、
劇が終わった後に上演校にインタビューしたり、会場から意見を募ったりする・・・いわば司会者だ。それをする係。
東海高校は、何の因果か僕が担当することになった。
『箱』の演出家は、心の友(剛田風味)なので、割と気楽に司会が出来た。
彼が、本番前にこう語っていたのを、僕は知っていた。
以下は、僕が勝手に解釈して書いてみたものである。もし思っていることと違っていたら、教えて。

「芝居というのは、たとえば装置・照明・音響・役者・脚本・etc.という様々のパーツから成り立っている。各パーツはどれが上とか下とかいうこともなく、例えば脚本なんてのも芝居を創る上でのひとつの材料でしかない。だが何故か特に高校演劇界ではこの脚本という物が重視されすぎている。そして、その脚本の中でも特に偏重されているのはテーマやストーリーといったもの。これらが芝居を創る、或いは観る上で重要視され過ぎているのである。だからそのテーマやストーリーというものを排除してみた場合は・・・」

そう、『箱』という劇の中には、テーマやストーリーという概念は存在しない。少なくとも、台本にはそう書いてある。
(ただし、完全に排除出来ているかと言えば、わからない。というより、難しい。「テーマやストーリーを無くす」と言っているわけではなく、そういう概念自体を排除しているのだから、存在しているとか存在していないとか、そういうことを考えるということ自体が全くの無意味なのである。)

僕がこの芝居に引かれる理由は、大きく絞ればたったの2つである。
ひとつは、今述べたこの思想。
そしてもうひとつは、「存在」というキャラクター(?)にある。
※「存在」の説明をすると長くなる、是非直接舞台を観て欲しいものです。
双方とも、元々僕の頭の中には存在していなかった概念。
初めて「存在」の演技を観たとき、「やられた!」と思ったし、台本の「イメージ」の欄を読んだときは、衝撃だった。
そこには、「テーマ・ストーリーという概念を置かない」とはっきり書かれていたからだ。それはもうはっきりと。

他の、演技だとか、ギャグだとか、音、明かり、そんなもんは思想の引き立てでしかない。
それらが優れていなければ、せっかくの思想も台無しなのだから。

と、こういった思想等に対して僕は目からウロコを落としたので、
他の奴等にも是非知らせてあげようと思って、幕間討論会の席で演出を誘導尋問して、引き出した。
まんまと(?)僕の言わせたかったことをつらつらと語ってくれて、気持ちよかった。
通じ合っているのかね、心と心が。(笑)

で、嬉しいことに、この幕間討論会が何故か受けに受けまして、
(どうやら僕がやると全て笑いになってしまうようで)
「東海高校の幕間が面白かった!」と色々な人に言ってもらいました。

何故そんなに受けたかというと、
僕は日本中の高校演劇人にある種の皮肉をたっぷりと込めて、
「演出さんは本当に芝居を心から愛していらっしゃるのですね」と言ったからだ。

ここで笑うということは、この言葉を聞いて恥ずかしくないからだ。
恥ずかしくないということは、自分が演劇を愛していないということにすら、気がついていない。
恥ずかしいと思うのは、まだ、脈がある。
僕はとても恥ずかしい。彼と対等に演劇について語るのが烏滸がましいようでも、ある。


相変わらず実行委員会はタルい。
なんで20:00まで拘束されなあかんねん。
顧問側にも生徒側にも能力が足りない。
ってこりゃ愚痴だ。ダメだネ~修行が足りない。


2001.8.12(日) 日本ハム吐いたっす

~ダメ出し・感想~
金城学院高校:配役が、なんとなく「得意な役やってます」という感じがにじみ出ていました。ちょっと間違うとナイアガラ高校みたいになっちまうので、気を付けて下さい。ナイアガラって何かって? ピエールのことですよ。ギャグですが、金城の伝統としてのえげつないのがあんまり無くなってて好感。あっ、勢いもいいけど、知性も忘れずに。もう少しギャグを練っても良いと思う。勢いで笑わせるネタは、客のテンションや、「つかみ」の具合によって全く笑えない時があるから。劇の全体的な印象を一言で言うなら、ふわふわ。劇を遠くから眺めても見えて来るくらいのインパクトが欲しいっす。

~ダメ出し・感想~
光ヶ丘女子高校:藤ノ花さんが同じ台本を使っていたが、当たり前だが全く違っていた。大元の台本がどうなっているのかは知らないが、脚本としてはインパクトも、波、個性等が失われてしまい、魅力の無いホンになってしまったような。既成を削ったり潤色(ジーパンとか)したりするのは難しいですね。技術的な面で。普通に最後まですらっと観られたのは芝居の全体的な水準が高いから。そこで、観点の水準を少し高くしてダメ出しをしたいと思います。演技・普通、照明・ちょっと危うい、音響・妥協して妥当、装置・まあまあまあね、衣装・ちぐはぐ-ハーフパンツが謎、メイク・無難、全体的に「それだけ? ダメだ、足りない」って感じ。なぜならあんまり記憶が無いから。刑事達の存在が意図不明。無くても劇は成立するので、もう少し大きな意味を持たせてもいいと思う。あと、ファーストインプレッションがちょっと弱いかな。
西陵商業高校:台本は普通に泣けます。ラストの潤色も、アリだと思います。演技は、うまい人はうまいって感じで、特に主人公の演技は良かった。舞台づくりは、ちょっと弱いかもしれない。既成台本に突っ込みを入れるのもどうかと思うが、演技にも関連してくるので・・・ガリ勉タイプのキャラってかならず敬語だっていう固定観念があると思うんですけど、小学三年生の世界にその固定観念も持ち込むのはアリだろうか。この台本はリアリティのある台本なので、少し気になった。全体を通してシリアスな劇だと思うが、少しだけ「笑いを狙ったギャグ」があった。はっきり言って、そこだけふわふわして違和感が強かった。劇全体の雰囲気を見てギャグを入れるのは、全国的に見てどの高校もすっげぇへたくそです。
知多高校:ギャグにセンスが感じられた。勿論くだらないネタもたくさんあったが、全体的に他の高校よりはセンス有り。既成だったんですが、どこまでが元の台本にあったギャグなのか気になるところ。結婚式場にしては装置が安っぽい。いや別にいいけど。照明ってあんまり記憶にないが、ドキッとするところはなかった。音は・・・「笑い」という意味ではまあまあでしょう。さて、問題はラストシーン、ちょっと急すぎるし、他のキャストが置いてけぼり。「オイオイオイオイ」って感じで幕が下がった。やはり既成だからといって良い台本とは限らないようです。何がなんだかわからないうちに幕が下がってしまい、じゃあ他のキャスト入らないじゃん、ていうかそれまでのストーリー不必要だよ。ギャグのためだけに演じたの?ラストへの伏線や、何らかの意志提示などが無い、いや、感じられなかった。ちょっと不満なラストでした。「御都合主義」という言葉が、脳裏をかすめた。
愛知高校:裏方技術はかなり良い。けど、お寺の装置が安い。微妙に左右対称じゃないのは狙いなのか?白い幕を垂らしたのは悪くない。照明は良い。音響もまあまあ。たいまつや祭りの装置は良かった。凄かった。びっくりした。ただ、凄いのはわかったが、その舞台に効果的かと言われると、詰まってしまう。そして、演出意図なのかどうかわかりづらく、なんとなくしっくりこなかった。台本悪くなかったと思われる。が、褒められるほどではない。radiwo氏曰く、「新月って夜は沈んでるから、元々見えないっつーの」と。これじゃ幻想的な台詞も台無しです。台本はじっくり練らないとね。あらすじは、芯が一本通っていないというか・・・、あと3日もたったら忘れてしまいそうです。ギャグは下手ではないですが、そのせいで劇の雰囲気が二分されてしまった。ギャグが劇のシリアスな部分にマッチしていなくて、妙な雰囲気。演技力は去年の方がだんぜん良かった。主役が1年生なのが痛い。あと一歩ダナ。でも評価はされてると思う。
椙山女学園高校:正直、地区大会の時は「オイオイ椙山さん大丈夫か」と思ったものでしたが、県大会になってびっくり!・・・こんな良い芝居だったっけ?う~ん、なかなか良いですネ~。わかりづらかった部分や気になった部分はほとんど修正されていました。ただ、ファイナルファンタジー6の『魔列車』の音楽を使うのはいただけません。思わず口ずさんじゃいますよ。その他の音響は素晴らしいっすね。2回同じようなダンスがあるのは、確かにちょっと引く。野口さんの名前、やっぱり気になる。遊び心は良いが、やっぱり芝居は緞帳が降りるまでなので(基本的にはね)、幕間討論会にまでネタを引っ張るのはちょっとよろしくないかと。演技力は抜群ですね、勝てません。ただ、やっぱりめっちゃうまい人とそうでない人がくっきりとしてしまっています。県大会で増えたシーンなどは、当たり前のようだけど他の所よりも完成度が低かった。頑張ろう。ラストシーンも、それまでが良かったせいか、すんなりと受け入れられました。あそこで恐ろしさを演出するのは凄い。ただ・・・バトンと釣ってる糸が見えるのは流石にひく。プロジェクターの使い方は、良くなってるところもあったけど悪くなってるところもあった。特にスクリーンに役者のシルエットが映るシーンは、もっと計算して創り込んだら良かったかな。えげつなく、かつ爽やかで受け入れやすいギャグは圧巻です。年輩の方もガハガハ笑ってました。う~ん、やっぱり勢いのギャグより知的な「うまい」と言えるギャグの方がいいな、個人的に。「男で腹は膨れます」みたいな。社員たちが行進しながら出てくるところ、せっかく「おいしい表情」してるのに全くわからない。地区では見えたのに・・・残念だ。

2001.8.11(土) ピロシキカープ

尾北高校:装置が凄すぎ。音響中途半端。照明無感想。ギャグがたまにおもしろいが、全体的に甘い。歌がへたくそで引いた。ストーリー展開上、上手でなくてはいけないと思うが。演技、下手ではないが役作りに説得力がない。
大府東高校:ストーリーが単純すぎるが、ノリとテンションとテンポは評価。演技・演出はなかなかだった。装置も無難。照明も悪くはない。音響は・・・覚えてないということは悪くはなかったんですかね。役者の後ろに緞帳が降りるのは怖かったが新鮮だった。だがかまちを踏みまくっていた。だがしかしなんというか、無難だった。無難。ありがち。ダンスはうまかったね。
金城高校:音響がGood。選曲・音量・タイミング全て良し。ひとつだけダメ出し。坂本龍一がとても気になった。選曲悪くはないけどメジャーすぎ。つーか僕は教授のファンなので頭の中を回ってしまうんだよぅ。照明も良い。衣装良かった。メイクも気にならず。装置も良し。ビジュアルはなかなかだった演技も上手い。しかし全員が全員ベタうまというわけではない。うまい人が目立っているのは事実。アカペラで歌う部分はなかなか効果的だが、楽器はおもしろいけどそれほど良い効果をもたらしていなかった。モモの性別がわからない。世界の設定がわかりづらい。舞台の使い方が微妙。例えば椅子を動かすことに必然性が見いだせないことがあったし、舞台となっている場所がかなりわかりづらい、けど、それはアリではある。しかしやはり設定に謎が多すぎて、例えばあの世界の者達はどの程度の能力があるのか、人間の世界と自由に行き来できるのか、ご飯は食べるのか。はたまた完全な抽象なのか。だとすると類が増えたことはどう説明するのか。或いは説明は不用なのか。野暮なのか。こっくーさまがあの世界を創ったとすると、誰がこっくーさまを創ったのか。誰も創っていないのか。あるいはそんな概念自体無いのか、野暮なのか・・・ 台本自体はなかなか良かったが、台本の根底がちょっと意味不明だった。サンタさんって絶対、たった1人でしかもたった一晩のうちに世界中の子どもにプレゼントを配れないよね、そういうところもあった。果たして人間と同じ体内時計を持っているのか、否か。それを認めないと物語自体意味を為さないが、その辺は超越してしまっても許されるのか。台本に関しては、発想は悪くないし流れは綺麗で面白いが、厚みが無くてぺらぺらしてる、ちょっと不安定。ギャグの色にはなかなか統一性があって好感は持てる。しかし明らかに面白くないギャグもあった。テンションだけで笑いを取ろう!みたいな。あっ、テンションは地区の方が高かったような気がする!だけど劇自体の総評としては上々。これからも頑張って。
安城高校:ビジュアルがよろしくない。演技もよろしくはない。照明が暗いのが悪い。根源。客に寝ろと言っているようなものだ。余り記憶が無い。既成・・・だよね?みたいな。
成章高校:演技力が抜群。照明も良かったと思う。多少暗かったが、眠くはなかった。音響は、クラシックを多用していたが、劇中でクラシックな劇の台詞が多く引用されているので、その点良い効果だったと思う。演出がなかなか良いのだと思う。
若宮商業高校:シリアスシーンで唐突に「鼻毛抜くぞ!」「抜くな!」という台詞があって、ツボにはまり爆笑。ギャグがたまに(2,3箇所)滅茶苦茶HIT!なんて間を使うんだ・・・。主人公の台詞がカッコイイ。流石は既成台本。主役は1年生なのに滑舌以外とても良い演技。好きです。なんつうか、結構好きです。でも足りない。色々足りなさ過ぎるのでここに書ききれない。


2001.8.10(金) 金欠バッファローズ

~ダメ出し・感想~
名古屋大谷高校:幕間で演出が『ぼくらの七日間戦争』のパクりと自白。どうやら全共闘と絡めて描いたわけではないらしい。トゥルーマンショー。アクションシーンがとても良かった。だがラストがくどい上に、わけわからん。演技はなかなかイケる。客いじりで客席に入る時、、かまちを踏みまくり。これは舞台と客席、つまり現実と虚構との境目を破壊したという演出意図が込められているのだろうか。たぶん込められていない。あらすじはあんまり好きじゃない。
安城学園高校:発想・着想は悪くない。物語としてはそれなりに面白いとは思う。が、芝居にしてみるとやけに面白くない。装置は面白い。だがそれ以上の物はない。演劇としては平坦すぎるし、何も演じる必要はなく、文章だけで表現できると思う。
藤ノ花女子高校:ヴィジュアル面では最高級です。照明、装置、役者、衣装(DOLLの衣装はダメ)、メイク、降り物、スモーク・・・ 申し分ないですね。とても美しかったです。しなやかなダンス等が最高。音響も実にマッチしていた(但し、有名な邦楽を流す時は気を付けて欲しい。かなり気になった)。既成台本に手を加えまくったようだが、どうやらその周辺に織り交ぜられたギャグの色に統一性が無く、非常にふわふわとしていた。個人的な希望としてはえげつないギャグを控えて、明るく楽しく微笑ましい方向性でやって欲しかった。「笑わせる」というよりは、「楽しませる」ことを念頭に置いたギャグ(例えば、前半の授業風景のような)を多用していれば良かったと思います。演技に文句はありません。非常に上手です。しかし、メインキャストに実力者を置きすぎて、サブがお留守になっていた。もう少しバランスの良い配役は無かったかしら・・・。
北高校:『耳をすませば』を観たことが無い人にとっては多少不親切。物語としては無難に楽しめて良い。役者も上手である。強いて言えば静かな演技の時に寝る人は寝るぞというところ。もっと引きつける何かを。文句は余り出ないが、褒めるところもそんなに無い、そんな芝居でした。
滝高校:とてもレベルが落ちました。台本が最悪でした。演出もあまり良くありません。役者もうまい人が居ませんでした。テンポだけは良いです。観客の笑いは取れていましたが、僕は全く笑えませんでした。勢いだけで、センスのある笑いは1個か2個あったか無かったかという程度。ネームバリューと役者の個性のみに頼ったギャグでは全く好感が持てない。しかも当て書きだし。たまにはそうでない劇をやって欲しい。ある意味、とても卑怯だ。人を無意味に殺して人心掌握を図るな。ラストの「いってきます」が意味不明。台本が悪い。台本が悪い。台本が悪い。
名東高校:はじめに「笑えない空間」を創ってしまったのが問題だった。装置と照明がいかにも「さぁ、シリアスだぞ、笑うなよ」と言っているようで、案の定笑いはほとんど取れていませんでした。普通のピーカン状態で同じことをやったら数倍受けたでしょうに。あらすじは悪くないが、演技に課題アリ。演出があまり良くない。列車とかわかりにくい。ラストは、まあアリでしょう。


2001.8.9(木) ヤクマルスワローズ

~ダメ出し・感想~
東海高校:長くなるのでCut。つーか上に書いちゃった。
桜丘高校:台本が悪い。メイクがきつい。衣装おかしい、白い服と黒い服を混ぜたのが失敗。装置が微妙(色合いとか)。演技辛い。テンポ悪い。すっげぇレベルの低い滝高校って感じ。パクリくさい。音響が急すぎる。劇中劇のメリハリが中途半端。エコエコアザラクと言っておいて、エコエコザメラクと言わないのは、浅い。音と明かりが合ってない。演技が棒な奴がいる。明らかに浮いている奴がいる、演出がたぶんなんにも考えてない。芯となる演出意図が見えてこない。イントネーションがたまに狂ってる。説明台詞がうざい。前編通してギャグなのかシリアスなのかわかりづらい。ナイフで刺して無傷なのは非現実的過ぎてギャグにもならない。役者個人に頼りすぎたその場限りの笑いしか取れていない、しかもそこだけ芝居の色と違っている。全てにおいて統一性が欲しい。存在感が薄いキャラが多く、端役と言われても仕方がない。途中から敬語になるキャラが居て意味不明。客は笑っていたが、僕には信じられない。客のレベルが低いのか、僕のレベルが低いのか。ひとつほめるならば、たま~に照明や音響や演技がよ~く合うところがあって、断片的な演出はなかなか良かった。とにかく台本が意味不明で意図不明でわけわからん。
東海学園高校:滑舌も声量も十分でないのに早口なので声が聞こえないキャラが居て、客は置いてけぼり、役者だけイッちゃってる。いとうせいこうそっくりの人が居て、好感が持てた、その人は演技もなかなか良くて、安心して観ていられた。ただし他の役者は、中途半端であった。お母さんがお母さんらしく見えない、リカちゃんがリカちゃんに見えない、太ったリカちゃんなんて嫌だ。リカちゃんトリオが意味不明。人形であることに意味が無い、少なくとも今の演出では伝わらない。お父さんのピエールは外人だそうだがそうは見えなかった。演出が役者をまとめきれていない。部分的な笑い、客は笑うのだが、笑いとしてのレベルは非常に低い。コントにしても中途半端だし、演劇にしても、足りない。その場その場で客の心を掌握しているだけでは何も生まれない。場転の入れ方が非常識。同じ音響、同じ明転で飽き飽きする。人形と人間のサイズの違いがあるのかないのかわからん。とある人間の意識の中での物語らしいので仕方ないかも知れないが、それが伝わらなくては意味がない。ギャグ・シリアスの入れ替わりは、緩急の付け方がへたくそ過ぎて、目を覆うばかりである。たくさんお着替えをするキャラが居るが、無意味。まあ、意味を求めるようなことではないのだが、無意味は無意味。シリアスになるとさぶいぼが出る。ギャグでも違う意味でさぶいぼ。照明がサスばっかりでつまんない。ストーリーが壊れたレコードみたいに音飛びする。ラストへの展開が理解不明。だけど、たま~~に「うまい」と思えるギャグはあったので、自信を持って下さい。
岡崎高校:演技は上手だったし、ギャグも良かった。ストーリーも嫌いではないが、役作りがしっかりできていないと感じた。これは演出の領域だと思われる。台本があまり親切ではない。ああいうのもアリだとは思うが、着いてこられる客は少ない。ラストで、狂ったように笑うのは、ひく。笑わずに発狂してみて欲しい。是非。ジャイ子の本名はもとこじゃねぇよ。
山田高校:既成台本で、戦争と日本人と中国人。技術はなかなかある。なんとも突っ込みどころのない劇であった。面白い話ではあるが、もうひとつ魅力に欠けた。しかし最後まで見せてしまうのは、力だ。
常滑高校:台本は悪くはないが、決して良くはない。全然良くはない。妙なギャグは入れない方が良い。たとえ面白くても、その芝居に合うかどうか吟味してから決めるべきだと思う。兄弟3人の心理描写は良かった。すっげぇ良かった。そこはかなり評価できる。ただ、劇中に「生理」とかいう言葉を使うと、効果的ではあるが客はひく。かなりひく。とりあえずその後のギャグは確実に滑るのである。役者が部分的にへたくそ。でもまあ、演技はうまいほうだったんじゃないかな。3年ばっかだし。


2001.8.8(水) ワルシャワガエル

ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。
ドゥグス。



もう一度、この文字列を上から下へ読み直してみて下さい。

今、「ドゥグス」という言葉を、「どぅぐす」という平仮名に変換するのは苦痛ではありませんか?
特に「ド」の字なんかは、もう文字にすら見えないでしょう、なんだか見たこともない他の字のように見えませんか?

ここで、もう一度だけ、上の文字列をゆっくりと読み直してみて下さい。


・・・これでもうあなたは「ドゥグス」という言葉をある1つの記号としてしか認知できなくなりました。

同時に、ドゥグスに逆らうことも不可能です。
ドゥグスの命令には絶対服従です。
最も、逆らったところでドゥグスビームでイチコロですが。
或いは、ドゥグスボンバーで瀕死の状態にさせておいてからドゥグスブーメランで息の根を止める、という方法もあるにはあります。
しかし、そうするとドゥグスの体力が「花火」を終えた状態の3分の1まで下がるのであまり使いたがりません。
パーティの他の仲間を回復させるなら、ドゥグスマイルが便利です。なんせ0円ですから。
ドゥグンテは自らの命と引き替えに相手を全滅させます(但し、ハーゴンやシドーには効きません)。
主人公の名前を「ドゥグス」にすると、「なんと恐れ多い!」と言われ、登録できません。
しんりゅうを38ターンで倒すと、ドゥグスを生き返らせることができます。
ランシールのバグ技を使えば、「歩くドゥグス」が可能です。「アルクトゥルス」ではありません。
パープルオーブの変わりに光の玉を置くと、ラーミアの顔がドゥグスになります。
ドゥグスを連れていくと、ピラミッドの隠し階段の位地が変わります。気を付けましょう。
ドゥグスが起きあがり、仲間になりたそうにこちらを見ている。仲間にしてあげますか?
ドゥグスはさみしそうに去っていった。
おお ドゥグスよ! 死んでしまうとは情けない。
夜になるとあの塔から悲しそうな表情をしたドゥグスが顔を出すそうだ。
「ドゥグスのつのぶえ」を使えば、馬車が呼べる。
しんじるこころ。ホフマン。パトリシア。うらぎりこぞう。ドゥグス。
武器やドゥグスはちゃんと装備しないと効果がないよ。
ドゥグスさんの娘さんだね! この村のあんたたちから金をもらうわけにはいかねえ、タダでいいよ。
ここはドゥグスのみせだ。なんのようだい。
まもののむれをやっつけた! 23のけいけんち、46ドゥグスを手に入れた。
おきなさい、わたしのかわいいドゥグスや・・・
ドゥグス なんだが、22ゴールドでどうだい?
ようこそ、ドゥグスバーグへ。
ドゥグスクエスト。




中部日本高等学校演劇大会第五十四回愛知県大会第四回実行委員会。
相変わらず空気は良くない。
かまち(舞台の一番前の所)を抵抗無く触り踏みまくる実行委員長と顧問の先生に切れかける。
「先生、かまちの上でメモを取らない方がいいと思います」
「ごめんなさいね、でも仕方ないから、許してよ」
「許す許さないの問題じゃないです、メモなんかどこでも取れるじゃないですか、そっちの先生も気を付けて下さい、かまちにもたれないように。もたれ癖をつけるとよくありませんよ。前に立っている以上、皆の模範になるように振る舞って下さいね」
こんな感じのことを言ったら、隣に座っていた同じ部署のチーフに止められた。
仮にも教師なんだからしっかりしろ。
ぐちぐちぐちぐち生徒の文句ばっかり言う先生が居たので、注意してみた。
「先生、小声でぐちぐち言ってもなんにもなりません、大声でみんなに聞こえるように言うか、或いは黙っていてもらったほうが周りの人も不快にならないと思います。今の先生のお言葉を聞いていると第三者まで不快になるので控えて下さい」
こんな感じのことを言ったら、後ろに座っていた副委員長さんに止められた。
そして、ある人から「ぞねっ子魂が出ているね。喧嘩っぱやくないかい」と言われた。
だって、だって・・・
明らかに間違ってるような気がするもんね。笑顔じゃないし、大人げないし、なんつーかこう、冷たい。
人間としてあまりレベルが高いとは言い難い人間だったので、ついつい。
いけないね、いけないね。僕ってば、大人げないね。うざったい人間が居ると殴りたくなっちゃうね、やっぱ。
なんというか、中学校を思い出しちゃうんだな、辛かった頃が。
んまあだからといって、怒って良い理由はない。僕はその時、顔は笑っていたが、心の中は違っていた。
・・・笑顔同盟組んでるってのに、まだまだ修行が足りないね。
日々、精進が必要だ。
しかし、あの先生方を見ているとスリッパで後頭部をぶっ叩きたくなる衝動は抑えることができない。

「先生方」というより、1人だけかも知れないけど。

2001.8.7(火) タカサンタリタリノリサンノリノリ・・・あ、そのまんまやん

セブン セブン セブン セブン
セブンセブンセブン セブンセブンセブン
はるかな星が ふるさとだ
ウルトラセブン ファイターセブン
ウルトラセブン セブン セブン
進め 銀河の果てまでも
ウルトラアイで 「スパーク」


↓の歌は↑の歌の替え歌だと思われがちですが、実はメロディが全然違います。


セブン セブン セブン セブン
セブンセブンセブン セブンセブンセブン
晴れた朝には 洗濯を
ウチムラセブン 庶民派セブン
ウチムラセブン セブン セブン
進め 青なら手を挙げて
ウチムラノーズで 「


ウチムラノーズで・・・ なんだっけ?
「スマイル」だったか、「スマッシュ」だったか・・・
あるいは「ジュワッ」だとか?
実は小さい頃見てた時も、よく聞き取れなかったんですよね。
誰か知っている人、情報求めます。


というわけで、今日は鼻の日です。
どうして、花の日じゃなくて鼻の日なんでしょうか。
絶対イメージ悪いと思うんですけど。
何はともあれ、花輪くんの誕生日なんですね。
そして何といっても、野比のび太くんの誕生日に他なりません。
ついでに言うならば、尾崎家の長男も同じ誕生日です。
おめでとう。
花輪くんは9歳、のび太は10歳(アニメ版は11歳)、尾崎家の長男は23歳になりました。
こんだけ知ってると、かなり自慢できると思います。覚えろ。


さてさて、マクラはこのくらいにして、
今日も朝から部活でしてね。
帰ってからブラック・ジャック読んで、寝たって感じですかねぇっ。
ってマクラの方がだいぶ長いよ、うん。
ま、北海道に向けて頑張りましょうってことで。

2001.8.6(月) 一卵性早漏児

オアシス 名 《英 oasis》
①砂漠で、水がわき、樹木が茂っている所。
②休息できる所。慰めとなる物事。



隴西の李徴は博学才穎、
天宝の末年、
若くして名を虎榜に連ね、
ついで江南尉に補せられたが、
性、狷介、
自ら恃むところすこぶる厚く、
賎吏に甘んずるを潔しとしなかった。



散々であった。
各自それぞれに行動することを三三五五と言うが、このさいそんなことは問題ではない。
朝、部活を遅刻した。10分弱だ。思えば、これが全てのはじまりであった。
練習はそれなりに順調に進み、めでたく少し遅めの昼休みになる。
僕は、大切なものを家に忘れてしまったので、取りに戻ることにした。
往復でだいたい50分。昼休みが1時間弱と考えても、ぎりぎりだ。
頑張って自転車を漕いで帰ろうとした。が、元気が出ない。テンションも上がらぬので、たらたら走っていた。
25分で着くところを、35分はかかったような気がする。
家に帰り、目的の物を発見したら電話が鳴る。クラスの人だ。
「人間競馬のシナリオ出来た?」
できてなかった。
顔がマッツァオになった。今日はクラスの集まりがあったのだ。急いで書こうとした。
だが、書けない。一太郎を開いてはみたものの、何を書いて良いのかわからないのだ。
インターネットエクスプローラーは、同じページを何度も何度も。
アウトルックエクスプローラーは、何度送受信コマンドを実行したことか。
時間だけが過ぎていく。とりあえず、部活の方に連絡をしなければ。
部長の携帯にメールを送ろうとした。だが・・・、送れない。残高が無くなっていたのだ。
どうしたら良いのだろうか、・・・確か、一般電話から携帯電話にメールを送る方法があったはずだ!
ネットで番号を調べ、アクセス、ポケベル方式にメッセージを打ち込む!
安心して、再び仕事をはじめようとした・・・が、やはり駄目だ。ただただぼーっとしている、僕。
時間だけが過ぎていき、再び携帯が。
「部長の携帯は家に忘れてきちゃってるそうです。もし連絡してたらごめんなさい」
だー。まじかよ。・・・また心配と迷惑かけてしまった。
もうだめっす。
なんとか気を取り直して再び一般電話からメールを送る。が、うまく送れているかどうか不安なので、
結局電話をかけてみた。意味ないじゃん。
兎に角、もうシナリオは諦めた。部活へ行こう、部活へ。
急いで学校へ。
着いた頃には、もう部活は終了。
ごめんなさい・・・
クラスも部活も中途半端。迷惑かけまくり。もう合わせる顔が無い。特にクラスには。
その後、プチ会議。
文化祭公演の演出が決定した。
それに伴う会議。配役発表。
ついに四時を回った。
実は、待ち合わせをしていたのだ。時間は、四時。
しかし遅れてしまった手前、途中で抜けることなどできるものか。
皮肉なものだ、家まで取りに帰った物とは、待ち合わせ相手に返却するための一冊の本であったのだ。
四時二〇分を過ぎて、やっと学校を出る。
びゅんびゅん自転車を飛ばして、図書館へ。
図書館、そう。実は、今朝の遅刻なんかよりも前に、もっと凄いへまを僕はしていたのだ。
待ち合わせ場所を指定した時点で、僕は・・・
今日は、月曜日。
図書館は、定休日。
つまり相手は、開いてもいない図書館の前で、真夏、三〇分も待たされ続けているのである・・・
うがぁごめんなさいごめんなさい。
本当に・・・あああ。
(怒ってるかな怒ってるかな怒ってるくらいならいいんだけどこれで嫌われたりでもしたら僕はもう生きていけません)
と、ここまで考えて、僕はハッとしました。
(あ、おいら今、自分のことしか考えてなかった。まるで『山月記』の李徴じゃないか・・・)
「ソノコエハ、ワガトモ、リチョウシデハナイカ」
「イカニモ、ワタシハロウセイノリチョウデアル」
あああ。僕はなんて醜いんだよ。
相手のことも考えないで、自分の身にかかってくることだけを考えて・・・
もう駄目だ。おいら、もう如何よ。
今日だけで、どれだけの人に迷惑と不安と心配を与えたことか。
昨日のことも回顧する。ああ。僕は、やはり、あんまり、重要な、人では、ないですか。誰にとっても・・・
ちょっと面白いから、ちょっと話してるだけで、あまりにバカだから、いじめてるだけで、
本当は要らない子かぁ・・・ はぁあ。
図書館に着きました。
まだ、その人はそこに居ました。
今、僕はとってもゲンキだったりするのです。

ところで、本日8.6は僕の友達の誕生日だったりします。
ある意味では尊敬しているが、ある面を見ればただのバカにしか見えない、そんな奴だが・・・
17歳になっちまいましたね、加え煙草のせぶんてぃーんずまっぷ。

2001.8.5(日) ブラック・ジャック、略してブラジャー。

朝から晩まで中部日本高等学校演劇大会第五十四回愛知県大会第三回実行委員会。
みんなもっと笑おうぜ。笑顔、笑顔、スマイル、よ。
実行委員長は特に、カリスマも能力も持ち合わせてないんだから、笑顔でカバーして欲しいね。
「憎めない奴」は全てを許されるが、「憎むべき奴」は全てを崩壊させる。
最高権力者である実行委員長が雰囲気悪いと、実行委員会全体が雰囲気悪くなる。
ぶっちゃけ、もう実行委員会やりたくねぇって思ったもんね。
そう思ったときは笑顔をぷっつりと閉じていたんだけど、やっぱり笑顔だ、と思い直して、笑顔にした。
せめて僕だけでも笑っていないとね。
そして反省会。
最悪の空気。
ゴミ箱を置く置かないで揉める。
教師同士が喧嘩腰に叫び合って、みんな呆れ顔。
僕は必死に「もっと笑顔で喋りましょうよ」と提案。
笑いは起こった、が、聞かない。
議論はエスカレートする。
「わたしが言いたいのはですねぇ、いや聞いてください、わたしは・・・」
「なんだか『ここがヘンだよ日本人』みたいになってきましたよ」
笑いは起こった、が、改善無し。
ガキじゃねぇんだからよ。笑ってろよ。
アホか。氏ね。ていどひくい。
教師だけじゃないよ、生徒もだよ。ていどひくいよ。
いつでもスマイルしててね。
深刻ぶった女は綺麗じゃないから。
すぐスマイルするべきだ。
子どもじゃないならね。
子どもじゃねぇんだろうが?
大人げ無いとはこのことだ。格好悪いよ。
だ・か・ら、もう実行委員会はやめたいくらいさ。
空気悪いもん、息が詰まりそう。
こんなんじゃ、こんなんじゃあたしが総理大臣やった方がマシよー!
じゃなくて、他の人に最高権力者の座を明け渡してくださいよマジで。
ぴりぴりしてるよぴりぴり。もーいやです。ふぅ。
やってられねえんだよまったくよ。

実行委員会が終わって、まんだらけに寄って、母校の小学校のお祭りへぶらりと。
行ってみたとて、特にやることもないので校庭の隅の方で座り込んで。
遠目から懐かしい顔を眺めつつ、あっ、あいつ髪の毛染めてる~とか。
久しぶりに鉄棒で遊んでみたりとか。
ちょっぴり知り合いと戯れたり。
で、色んな人にいじめられた。
僕は忘れていた。小学校の頃、僕はまるでピエロのようだったではないか。
彼らは今の僕を知らないので、その頃のままで扱っているのかもしれないが、
今、そんなことをされたら僕は本気でへこんでしまう。ってーかへこんだ。ふにゅう。
いじいじ。
だ~れも僕を抱き締めてくれません。
いいんだいいんだ。
さ~て、やすらぎの館へでも行って来るか。

2001.8.4(土) グレイハイレグ

朝から中部日本高等学校演劇大会第五十四回愛知県大会第二回実行委員会。
昼には終了。
父から電話があり部活へ行けぬ羽目に。
夜には矢田川花火大会。全国各地から集まった花火は今年も一万発、名古屋で最大です。
6:30くらいに家を出て、ひたすらなんとなく打ち上げ場所まで歩いてみる。
行ってどうなるものでもないし、そこに行けば誰かに会えるわけでもないが。
人混みをかき分けて歩く、歩く。
最初の花火が上がった。
虚しい。なんでこんなに虚しいのか。
生まれて初めて切実に「ああ。恋人がいたら」と思いましたとさ。
東海ラジオの番組が1つずつメッセージ花火を打ち上げる。
各番組パーソナリティのコメント付きである。
自主制作番組のほぼ全てが軒を連ねる中で、
何故か我らが源石和輝アナウンサーの「DON・TSUKI GOLD」はメッセージ花火を打ち上げなかった。
流石は東海ラジオで下から2番目に偉いアナウンサーだ。
あ~あ、虚しい虚しい。
メッセージ花火が終了し、休憩に入る。
はぁ。とりあえず戻ろう。
と、戻る途中で、向陽高校演劇部で去年同じクラスだった同僚と出くわす。
本日、去年のクラスで集まって花火を見ようぜ計画があったのです。
でもそいつらの場所がわかんないので半ば諦めかけてた。
やった、こやつなら居場所を知ってる!
ところが聞けば奴も奴等を探しているそうだ。ふぅ。
とりあえず探す探す。
う~ん、いないな。
ちょっと橋から下の河川敷を覗き込んでみた。
するとポリスマンが来て、
「あのね、ここも(通路として)空けたいんだわ」
このポリスメン、すっげぇ態度悪かった。
つーか、ちょっと足止めただけやんけ。ずっと座りこんどるわけじゃないんだからせめて
「すいません」の一言ぐらいあってもいいだろうが。
軽くぶちぎれ。
「ハイハイちょっぴり止まってみただけですよご安心下さいあと五秒したら退きますからね543210はい退いたごくろうさまですね人に嫌われるような職業って大変ですよねえついつい嫌味になっちゃうのも仕方ないですかねでもあんまり怒ってると白髪増えますよちょっとヘルメット外してみてくれませんかねぇヘルメットの中身見たいんだけど外してよオイ返事しろや無視すんなやコラポリスポリスメン聞いてんのかオラァ」
最後の方は普通に切れていたので、一緒に居た友達に、
「流石はゾネ中(大曽根中学校)だ」と言われました。てへへ。
いや公務員ってたまにすっげぇむかつきますよね。特に教師と警察官。
最近実行委員会で他校の先生と触れあう機会が多いのですが、思わず殴り倒したくなる先生っているもんですよ。
閑話休題、ようやく電話が繋がって、しばらく歩いたら合流できました。プチクラス会に。
花火を見る。EE-JUMP。
打ち上げ場所からかなり近かった。そして何故かBGMはずっと松山千春だ。
僕が松山千春の物真似で『長い夜』を一生懸命歌っていると、赤ら顔のおっさんが話しかけてきた。
「これ、松山千春だな?」
「はい、そうですね」
「やっぱね、ありがと。おじさんたちがね、子どもの頃だよ」
「はぁ」
「この曲、昭和53年、生まれてた?おじさんが小学五年生の頃だよ」
「松山千春にもまだ毛が有った頃ですね」
「おじさんの青春時代だよ」
「『長い夜』は大好きです」
「ところであんた、中三?高二?」
「(大爆笑しつつ)高二です」
「そか」
会話はかみ合っていませんでした。
花火を見ながらおしゃべりして花火を見終わってみんなで帰ってひとつの淡い花が散って。
家に着いて爆笑オンエアバトルに長井秀和が出ててめちゃくちゃ面白くて満足げ。

2001.8.3(金) 焼肉屋是清のビタミンちくわ

これを読んでいるあなた!
さては人間でしょう?

人間、笑ってなければいけませんよ。
今日は、それを痛感した。

本日は中部日本高等学校演劇大会第五十四回愛知県大会第一回実行委員会でした。
僕は幕間という部署につき、活発な幕間討論を目指して頑張るつもりであります。
As you know、演劇部ってのはとってもat homeなイメージがあるよね?
But今日はね、なんだかとっても堅~い雰囲気だったわけさ。
悪く言っちゃうと、冷たい、なんだか悪い感じがしたのよ。
とりあえず司会の実行委員長が怖いんだよ。
笑顔で喋ってください、笑顔で。むやみやたらに叫ばず、as...as you canで柔らかく喋りましょう。
先生も、笑っていましょうよ。
特に、前に立って話をするような人は、常に笑っていて欲しいですね。
それだけで地区自体の、実行委員全体のイメージが決まってしまうと言って過言ではないでしょう。
怒って大声張り上げるだけが仕切り方じゃないでしょう、そんなんだから反感を買って帰って統率できなくなるんです。
カリスマ性の無い奴が仕切り役なんて無理無理。
ではどこからカリスマ性が生まれるか、もちろんそれは、笑顔ナリ!
笑って、笑って、笑ってキャンディ、泣きベソなんてさよなら、ね、キャンディキャンディ。
総じて、僕が言いたいのはコレです。

いつでもスマイルしててね。
深刻ぶった女はキレイじゃないから。
すぐスマイルするべきだ。
子どもじゃないならね。

笑っていない女の子は、たとえどんなに愛していても、その瞬間だけ、嫌いになることがあります。
もちろん、「笑っていない」が問題じゃない。
例えば、困った顔した女の子は、とっても可愛いときがある。
だけど「怒った顔」って一口にも言えないんだな、
口膨らまして、「なによもう~、ぷりぷり」なんて来られた日にゃあ僕は“落ち”ちまいます。
それでも、本気で「切れた顔」の女の子で「かわいい」と思ったことは無い。
ぶすっとしてちゃダメだよ。
かわいくないから。
それに、顔が怖くなっちゃうよ。
ぴりぴりした空気、きらい。
「ほんわかまったり」いこうよ。
今日、『AQUA』って漫画を読んだよ。
それ読んだら、心が「ほんわかまったり」しちゃった。
やっぱり人間、笑ってなきゃダメだよね。
笑顔のゲンキが一番ですよ。
笑ってるきみは、青空みたい、見てるとぼくまで、微笑んでしまう。
ってなくらいの素敵に素晴らしい笑顔って、本当に人を幸せにしてしまうと、思うんだけどなあ。
どうしてみんながみんな笑顔で居られないんだろう。
僕は、ひとりでも多くの人に笑顔で居てもらえるような、そんな生き方ができてるのかなあ。

《できたらいいな。》


(貝)
AQUA(1)  天野こずえ
爆笑問題の今日のジョー(1)  爆笑問題・西本英雄


2001.8.2(木) イカこども イカこども イカこども でもお金持ち

 0歳 誕生
 4歳 名古屋市立報徳幼稚園入園
 6歳 名古屋市立六郷北小学校入学
13歳 名古屋市立大曽根中学校入学
16歳 名古屋市立向陽高等学校入学
19歳 名古屋市立網走大学入学
23歳 名古屋市立網走大学大学院入学
27歳 名古屋市立三菱工業入社
45歳 名古屋市立三菱工業営業部長昇格
60歳 名古屋市立三菱工業定年退職
72歳 名古屋市立自殺

2001.8.1(水) エッチ売りの処女

「厄日だぜ・・・」(C)漫☆画太郎『珍遊記』
朝から晩まで悪いことずくめ。

本日は24時間耐久虫取り大会。の予定であった。
朝、5:00少し前に起床。リザーヴ友の会メンバーの到着を待つ。
5:00を過ぎる。しかし、来ない。
携帯を探し出す。すると、電話が鳴る。会員のたかゆきだ。
「どこにいますか」
「家です」
奴等は既に着いていた。
①僕は遅刻扱いされてしまった。
とりあえず部屋に迎え入れる。
②タモが無い。
③ウナコーワも無い。

探す、探す。
探していると、④自宅の電話が鳴る。
ピンときた。
さては・・・兄(三男)の仕事の電話だな。
いつまでたっても仕事に来ないから・・・ そういえばあの人まだ寝てらあ。
寝起き悪いんだよな・・・ 起こしても絶対起きないくせに後で切れるんだよな・・・。
もしこの電話に出たら僕が起こさなくてはならなくなる。なぜなら父も母も居ない。
よし、無視しよう。
無視してタモを探していると、⑤インターホンプッシュ、ぴーんぽーん。
兄の仕事の人がついに尋ねてきた。
僕は起こすのが嫌なので仕事の人に起こしてもらった。
⑥兄が起きてきた。関わり合いになりたくないので部屋に閉じこもる。
3人、息を潜める。
やがて、兄が出ていった。ホッと息をつく。
再び探す探す。
結局、朝っぱらから出張中の父に連絡をとって、タモの場所を聞き出す。
めっちゃわかりやすいところにあった。
ウナコーワは発見できず。
結局出掛けたのは8:00近く。
⑦タイムロス3時間弱。
自転車に乗って出掛ける。
ジャッキーの愛車、⑧轟天号のブレーキワイヤーが切れた。
⑨たかゆきの自転車がパンクした。

もう1つの自転車を取りに帰るたかゆき。
それを待つジャッキーと添え木。
⑩とにかく暑い。記録的な猛暑だ。
たかゆきが帰ってきて、再度出発。
快調に飛ばす。今回最も順調だったかも知れない。
目的地、定光寺に到着。
山の麓の自動販売機で不思議な飲み物を発見。
「ちゃう」赤ワイン風味。
たかゆきが買った。僕も買おうとした。
何故か⑪烏龍茶が出てきた。
自転車で山を登る。⑫坂道がめっちゃきつい。
山の茶屋で一休み・・・と思ったら、⑬店が閉まっている。
気を取り直して、虫取りタイム。
暑さを除けばなかなか順調に虫取り。
途中、ちっちゃくて綺麗な川に入って魚取り。
⑭たかゆきが滑って川にはまった。
川で昼食をとり、休憩後、再び虫取り。
虫取りをしていると、サングラスのおじさんが話しかけてきた。
「こんなところじゃダメだよ、もっと上の、お寺のほうに行くとクワガタがいるよ」
というわけで、お寺を目指して山を登る。
しかし、行けども行けども⑮お寺などないではないか。しかも、クワガタのいそうな木も無い。
仕方なく降りると、お寺は別の山にあることが発覚。早速登ってみる。
お寺から人が出てきた、曰く、「こんな上の方にはクワガタはいないよ、もっと下の方だね」
⑯一体どっちを信じればいいのだろうか。
仕方なく降りて、もう一度虫取り。
何故か機械体操大会。
もやしっこ添え木に逆立ちをマスターさせよう大会。
していると、⑰雲行きがあやしくなってきた。
「絶対雨降りますよ」と2人は言う。
「いや、降ってもすぐ止むよ」とJ。
「止みませんて、普通に」
「いや、すぐ止むて」
⑱遠くで雷が聞こえた。
少し経って、⑲大雨が降った。まさにスコール。身体に当たると、痛い。
添え木さんが本気でへこんでいる。
「すぐ止むって」とJ。みんなは信じようとしないで、荷造りをしている。
今日は夜に花火をやって、夜中にスーパー銭湯に入る予定であった。
しかし時はまだ19:00過ぎである。
もう帰る気なのか!
これから夜行性の虫(クワガタ・カブト等)を探して、それから花火だろ!
とりあえず花火だけでもやろう!
花火に火をつけた。
持ったまま、雨の中を走り回る。
煙が充満。
⑳道路を煙が覆う。
やべぇ、場所を変えよう・・・
と、雨が止んだ。
「そうれみろそうれみろ、すぐ止んだじゃないか」
「おみそれしました」
場所を川原に移して、再び花火。
(21)爆竹を鳴らしたら、近くのホテルの部屋の窓が閉まって、明かりが消えた。
もう爆竹はやらないと決心。
(22)トンボ花火を失敗しまくった。
(23)ロケット花火を手に持ってやけどしかけた。
(24)マッチが切れたと思ったらライターが無くなって、花火中断。

中途半端な気持ちのまま帰路に着く。
スーパー銭湯へ。
泡風呂、水風呂、電気風呂。露天風呂、サウナ、高温風呂。
楽しい。
出る。
フルーツ牛乳を飲む。(腰に手を当て)
(25)添え木が切れる。
怖い。
帰る。
(26)道を間違える。
(27)眠い。


取れた虫:トンボ、チョウチョ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、変なセミ、カマドウマ、バッタ、カマキリ、カナブン、コガネムシ、タマムシ、ハチ、トカゲ、カエル、オタマジャクシ、エビ、アユ・・・etc.
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