2000年10月後半の行い(Jacky)

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その次の日:誕生日だったんですけど色々あって、この疲労度ではあんまり面白い日記書けそうもないからあしたにします。

2000.10.31(火) 川を流れる一人の少年、一人の少女とランデブー

今日も学校に行った。
授業は退屈で、僕は始終教科書に落書きをし続けている。やがてそれにも飽きてくると、窓の外を見る。これが窓際の席に変わってからの僕の日課となっていた。外とは言っても、近くに超高層ビルが建ってしまったため、空くらいしか見えない。高い青い空の上、決して届かないその空の青さに、そっと手を伸ばしてみるけれど、夢は果てしなく広がってつかみ所をなくし、空に散らばっていった。これでは、どこに向かって手を伸ばしたらいいのかわからない。
この、やり場のない、この、気持ち。
どこかに向けて発散したいけれど、どこに向ければいいのかわからないし、そんな勇気もない。僕の前には重く大きな扉があって、決して開くことはないのだが、体当たりをすれば破れそうだ。しかし、そんな勇気もない。
昼休み、僕はいつもの通り校舎裏へ行った。あんな学校や社会の「犬」みたいなやつらとは少しでも一緒にいたくない、ここには仲間がいる。同じ思想を持った仲間だ。「友達」なんていうガキの約束事みたいな安っぽいもんじゃない。
僕はポケットから煙草を取り出して喫った。旨いものではない、格好をつけているだけだ。ここは教師も生徒もめったに足を踏み入れる場所ではないが、もしもばれてしまったら諦めるしかない。周りは高い塀と校舎の壁で囲まれていて、逃げ道はないのだ。
僕らは見張りを立てるなんてことはしなかった。むしろ道に背を向け、塀を眺めてしゃがみ込んだ。それが「反抗」の象徴だとみんなは言う。
「何故大人達は俺達のことをわかってくれないのか」という話が出た。彼らは僕たちの全てを真っ向から否定してくる。確かに僕たちはあいつらから見ればタンコブで、社会のゴミかもしれない。だがどこかひとつくらいは認めるところがあってもいいのではないのか? あいつらは僕たちの人間性まで否定しようと言うのだ・・・。大人の悪口を言いだすとみんなは止まらない。こうやって大人を睨み、罵ることが「反抗」の象徴であり、自分たちを存在させる方法であり、仲間をつなぐ糸なのだ。
真夜中、僕は家を抜け出して、仲間たちの元に向かった。いつも溜まっている公園だ。
家出は、今夜決行の予定だった。一日でも早く、学校や家から離れたかった。もう二度と、あんな所へは帰りたくない。
今夜のために僕たちは全校生徒にこのことを呼びかけた。疑問を抱いているのは僕たちだけではないはずだ。たくさんの生徒が一度に学校を休めば、教師たちは困惑するだろう、親たちは・・・心配するだろう。いい気味だ。これは大人たちへの復讐なのだ。・・・その時の僕らは、「逃げ出す」ことを逃げ出すということなんだだなんて思ってもいなかった。「逃げ出す」ことは「反抗」であり、格好良かった。
身体は震えている。真冬の寒さからなのか、これから始まる冒険に対しての武者震いのようなものなのか、わからなかった。わからなかったのは、自分だ。「自分」というものがわからない。なにをもって「自分」といえるのか。自分でなくてはダメなのか? 代わりなんかいくらでもいる。所詮僕なんかが消えたところで誰も、何も感じないだろう。親だって――心配するのかどうかわかったもんじゃない。
それにしても寒い、缶コーヒーを買うために公園を出た。
コンビニの前には、バイクが置いてあった。ロックはされていない。すぐに出てくるつもりなのだろう。
仲間のバイクを運転したことくらいならある。バイクはバイクだ、運転方法もそう違うわけでもないだろう。・・・動かせるはずだ。
僕は仲間がいつもするみたいにバイクにまたがり、エンジンをかけた。心地よい音がして、バイクは走り始めた。行く先なんて、決めているわけはないが、僕の身体が自然に向かっていくのは、「あそこ」しかなかった。
風は冷たく、身体が冷え、堅くなる。こんな時には、つい人が恋しくなる。抱きしめたくなる。しかし、僕は不良だ。彼女とは世界が違う。僕なんかと一緒にいたら、あの娘まで悪く見られてしまう。あの娘は、こんな僕にさえ・・・
身体は自然とあの娘の家に向かっていた。「さよなら」と一言だけつぶやき、走り抜ける。もしかしたら、もう会えないかもしれない。・・・そんなわけはないのだということは考えればわかるのだが、その時は、そんなふうにも考えてしまう精神状態だったのだ。
涙でにじんで前がよく見えない。あたりは闇。闇。闇。ずいぶん遠くまで来たようだ。
自動販売機の明かりが、にじんでぼんやりと光る。涙を拭いて、もう一度見やると、とても寂しげに見えた。闇の中に、ただその自販機だけが光を放っている。まるで教室にいる時の僕のようだな、と思った。
僕は公園を出た時の動機を思い出した。100円玉を投入し、缶コーヒーを買った。暖かい。大人たちが決してくれようとしなかったぬくもりが、100円玉ひとつで買えてしまう。僕は缶を握りしめると、また走り始めた。運転にも慣れ、バイクの上に自然体でいられた。もちろん、火照ったからだと冷めやらぬ興奮が残っていることは言うまでもない。
すると頭に一抹の不安がよぎる。親も捨て、社会も捨て・・・ それは望んだことだ。だが、僕には、捨てたくないものがあった。譲れないものがある。この恋の行方は、見当もつかない。これからどうなっていくのか、わからない。彼女は「いつか・・・」と言ってくれた。だが、彼女の親・・・
考えたくもないことだった。こんな時に限って嫌なことばかり思い出す。今日の学校でのことだ。
担任が受験について話をした。とにかくお前らは、勉強だけしていればいいのだ、他のことをする必要はない、TVを見るな、女と会うな・・・ あいつらは僕たちにこういう。「自分を捨てろ、心を捨てろ」そんなのは嫌だ。僕は僕だ、心は心だ。ここにあって許されるものだ。それをあいつらは捨てろと言う。そんな生きているのか死んでいるのかもわからないような状態になれと言うのか。毎日の学校、退屈な授業。それが僕たちの全て? 僕たちはそれ以外になにもしてはいけないのか? だとしたら、無意味だ。もっと、大きなことができるはずだ。そう思っても、「逃げ出す」ことしかできない僕たちは、単に無力だったのだ。
バイクは走っていく。どこまでも、どこまでも。僕は走りながら煙草に火をつけ、喫った。相変わらず旨くない。長く喫っているとわかるというが、まだ喫い始めて日の浅い僕は、むせないように、と格好をつけているだけだった。
星が見えた。こうして見てみると、空にはたくさんの星がある。あの中のひとつが僕だ。自由に輝く星だ。僕はあの星になるんだ。

盗んだバイクで走り出す 行く先もわからぬまま
暗い夜の帳りの中へ
誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜

『15の夜』(尾崎豊)の歌詞知らないとわけわかんないな、これ。


 2009/09/06 うまいなあ。感心してしまう。15歳の最後の夜に書いた文章としては、至高ではなかろか。僕の本名知ってたらまた面白いし。
2000.10.30(月) クサクサする。飲んで帰ろう。

同じマンションにいても会わない人とは会わないものです。
20:30ころ携帯電話にメールが来て、中1の女の子が今僕のマンションの下にいるというもんだから、説教がてら散歩をしに家を出た。
中1の男2人に女2人。これは立派な不純異性交遊である。
軽~く説教してから、散歩に出た。
雲に隠れてなお星が見える。
黒猫が前を横切る。
揺れるカーテン、団地の一室。
それを見て、少し悲しくなる、と。
あ~あ、詩的だな。
僕が涙ぐんだ原因はカーテンのみなんだけどね。
星と猫は飾り。
で、帰ってきて。
小・中と一緒だった女友達に会う。
喋る。
懐かしいとか久しぶりとか、そういう言葉が出る。
小学校から変わってないね、と彼女は言った。
本当に私達、同じマンションなのに全然会わないよね。

同じマンションにいても会わない人とは会わないものです。
ましてや

 2009/09/05 なんのかの理由つけて外に出てみて、意中の子の家の窓みたらカーテンがかかってました。そんだけの話。「ましてや」に続くのは、もちろんそういうことです。
2000.10.29(日) イモ欽トリオ大ブーム。団子屋はこぞって団子の数を三つにしたそうです。

引退した先輩の母校の中学で臨時に演劇部が立ち上がり、文化祭で劇をやることになったそうなので、僕らも練習に駆り出された。現役の演劇部員に指導してもらいたいというのだ。
その中学に着いたのは9:30。生徒達はもう9:00から集合していたらしい。ところが先生の姿が見あたらない。
生「ゲンジまだ来ないの? どうせあいつ二日酔いでしょ!」
女の子の一人が叫んだ。思った通り女の子が多く、男の子は5人くらいしかいなかった。全体では役者・裏方合わせて20人くらいだろうか。役者だけでも14人もいるのだ。
ゲンジという先生は生徒達から平気で呼び捨てにされ、特別活動室の黒板は悪口でいっぱいになっていた。
それからさらに30分ほど経った。ゲンジはまだ来ない。仕方がないので先に練習を始めることにした。
10:00を過ぎてしばらく経った頃、ゲンジが到着した。
ゲ「寝坊です」
生徒達の不満は爆発した。
僕はゲンジのことを、名前で呼ばれているくらいだから親しみがあっていい先生なのだろうと思っていた。しかしそれは単に嫌われているだけだというのがあとでわかった。曰く、「ゲンジ大ッ嫌い! 一年の頃は可哀相って思ってたけど、今は同情のかけらもない!」だそうで。
ゲンジは来るなり練習を開始させた。それがまた凄まじい。演劇部の視点から言わせれば、いや高校演劇の常識から言わせればそれは明らかに間違った練習方式であり、少なくとも僕は不満を覚えた。言っちゃ悪いが演技指導や演出も的を射たものではないし、活舌が悪くて何言ってんのかわかんないし、生徒のことは呼び捨てで、言葉遣いが悪かった丁寧語というのを全く使わないのだ。自分が間違っても謝ろうともしないし、なにより、良く怒り、良く怒鳴った。僕には生徒がそんなに怒られるようなことをしたとは思えなかったが、ゲンジはほんの些細なことでもすぐに怒った。これでは嫌われるのも当然だ。
中学の教師をしていると、皆こうなってしまうのだろうか。ゲンジを見ていると自分の中学の教師を思い出す。やはり些細なことで怒鳴り、不条理な論理を展開した。自分の論理は社会的で完全に正しいものだと思いこんでいるから質が悪いのだ。やはり今の中等教育は間違っている。僕が変えていかなければならない。しかし・・・みんなそうなってしまうのだろうか。中学校で教師をしていると、誰だってそうなってしまうのだろうか・・・。
まもなく12:00。ゲンジのおかしな練習方式のおかげで、僕は生徒達とコミュニケーションも図れぬまま、旅立つことになった。僕と部長は劇団EFFECTSのお手伝いさんとして呼ばれていたのだ。
EFFECTSでは劇団員のみなさまとも良くコミュニケーションが取れ、楽しかった。僕はずっと会場受付をしていて、劇は見られなかったのだが、それでも良かったと思える仕事内容だった。主な仕事はチケットの半券を切り離したり、パンフレットを渡したりすること。こう言うと割と簡単そうな仕事に思えるが、その際に一言「上演後抽選会が行われますので無くさないようお持ち下さい」とか「こちらパンフレットです、中にアンケートが織り込まれておりますので、上演後にご記入お願いします」とか言わなければいけないのだ。それが少し辛かった。普通なら時給もらってする仕事である(笑)。役者と仲良くなれなかったのが心残りだが、そんなことよりも良かったことがたくさんあったので、良しとしとこう。
15:30。再び中学校へ。ちょうど芝居の通し練習を始めたところだった。通しを見て驚いた。午前中とは格段に上手くなっている。「ダメ出し」をしようとしたが、さっきよりも気になるところは全然少なく、ちょっぴり感動してしまった。どうやら僕のいない間に演劇部員による「修行」が行われたらしい。やはりゲンジだけでは無理なのだ。
通しが終わり、演劇部員が一言ずつ講評を言っていったが、他のみんなも思ったことは一緒らしく誰もが「良くなっていた」と発言した。もちろん細かいところではいくらでも「ダメ」は出ているのだが、それは後ほど・・・ ということになった。
そしてダメ出しタ~イム! ゲンジの野郎はこの時間を15分しかくれなかった。実際は強引に10分延ばしたのだが、これだけの時間で指導ができる分けないだろうが畜生
ダメだしタイムが始まると、役者達が僕と部長のまわりに集まってきた。
役「あの、お二人は、どういうキャラなんですか!?」
そう、僕らはさっきの講評の間中とっても不審コミカル元気の良い俊敏な動きを見せていたのだ。今日の僕はとにかく動く動く。EFFECTSの人たちにテンションを上げられたのが主な原因である。
役者さん達のご要望にお応えして、またまた変な、いや華麗な動きを見せつける(笑)。だいたいこんな風にして子供のハートを掴むのが僕のいつものパターンだ。中学生というのは元気でよろし~ 素直でよろし~
さてと、演技指導演技指導・・・っと。
この間に役者のみんなとかなり仲良くなった。特に準主役の女の子とはかなり気が合うことがわかった。だって、中学二年生なのにイモ欽トリオ知ってるんだから。僕が何気なく『ハイスクール・ララバイ』を歌っていると。振りまでつけて(!)一緒に歌ってくれた思わず「お友達になって下さい」と言ってしまった。しかもアニソンが得意(?)らしい。謎だ。ボケもいい。ノリがいい。もう惚れ込んでしまった。それにすごい向学心があって、進んでダメ出しをもらおうとする姿勢が偉いと思った。時間があれば個人で練習をする。これは欲しい! うちの高校に欲しい人材だ!
準「行きたいんですけど、偏差値が足りねえや、みたいな」
J「いやいや大丈夫。僕だって二年生の時内申26しかなかったんだから」
準「ちょっと希望が持てました」
・・・喜ぶべきなのかしら(爆)。
いい人材はもう一人いた。三年生の男の子。一人だけ演技に個性があふれていて、名前を聞くと芸名で答える。かなり美味しいキャラを持っていて、この子も欲しい! と思っている。うちに来い、うちに来い・・・
役者とも仲良くなって、照明さんたちともコミュニケーションを図って、音響さん意外とはだいたいお友達になれた感じ。ああ、音響さん! 今度会うとき(いつかしら)はお友達になりましょう!
いつのまにか18:00を過ぎ、帰り支度を始める。
「もう来ないんですか? 日曜日とか、練習がある日・・・」
行きたいなぁ。とっても行きたいなぁ。「若さ」を吸い取りに。
う~む、若いっていいなぁ。
中学教師は嫌われてなんぼ。ゲンジみたいな教師がいてこそ正しい中学校生活というのが成り立つのだろうか。なにか抑圧されるものが無ければ面白味がない、というのも一理あるのだが・・・
ちょっと教育学部に進む気持ちが沸いてきた。教師達はどんなことを大学で習っているのだろうか。かなり興味がある。『BE FREE!』(江川達也)の主人公ささにしきあきらみたいに文部大臣になって世の中を変えたいですなぁ。・・・まさに夢物語だ。
いやはや。今日はなかなかに充実した一日だった。たとえ明日までに書かなくてはいけない図書委員会読書会の原稿をまだ一行も書いてなくて現在午前4:00だとしても、今日のことを思い返すとほかほかしたいい気分になれるのである・・・。
う~ん、まだなんか宿題あった気がするぞ。まあいいか。
ちなみに僕の誕生日まであと三日です。もう15の夜は終わり。

 2009/09/05 EFFECTSで、「若さ、若さ」とかって、若さ吸い取られまくった想い出があるなあー。中学校では、同輩のTっSーとひたすらはしゃいでたのとかもよく覚えてる。この「準主役」の子とは、丸9年近く経っても未だに仲良し。考えてみりゃすごい話だ。いい子だったなあー。今でもいい子だけど。にしても、教育について熱すぎ。そいで本当に中学の教員になっちまうんだから。
2000.10.28(土) 「あの時はもうダメかと思ったよ」―ケンタッキー州の農夫

『EFFECTS』という劇団の芝居を観てきました。
いやはや。
自分がどんなに演技が下手なのか痛感しました。
別にこの芝居の役者さん達が死ぬほど演技上手かったってわけじゃないんですけど(爆)。
でもやっぱり実力は段違いだし、なにより役作りが違う。
僕なんか全く作りきれてなかったなぁと、今までもらった役を思い返してみたり。
・・・ちょっと頑張ってみますか。
劇中で、上着を「いぢられ」ました。役者の方が突然僕の上着を手にとって小道具にしちゃいました。
せまい会場(というか集会室)だからこそできる演出ですね。僕は最前列の真ん中だったので。
ちょっと嬉しかったり。だって一番お気に入りの役者さんだったから。
しかも劇のあとの抽選会で、その役者さんが着けていた【番長バッチ】をGETしました。
正しくは抽選ではなくて、該当番号の人がその場にいなかったため急遽じゃんけんに変更されたのだ。
その役者さんと観客の中のバッチ希望者全員がじゃんけんをして、最後まで残った人がバッチを手にする、という方式です。
・集団じゃんけんの必勝法

①動体視力
集団VS個人でするじゃんけんってのは、動体視力が問われます。
と言っても遅出しは絶対にしてはいけません、じゃんけん道に反します。
『個人』の手をずっと見つめるんです。指の動きを見つめるんです。グーの状態で待機をし、『個人』の指が動き始めたとき、チョキかパーかを見極めるのです。これは自分と『個人』との距離が短く、相手の拳がよく見えることが条件です。
②『集団』はなかなかグーを出さない。
集団じゃんけんは基本的にゆっくり行われ、かつ大きく手を振りながら出すので、普通のじゃんけんよりも準備の期間が比較的長い。その間についつい、半ば無意識的に手を動かしてしまうんですね~、それで『集団じゃんけん』においては『集団』のグーを出す確率というのが低いのである。だから動体視力に自信のない人、または『個人』との距離が長く、見極めが困難な場合はいちかばちかグーを出してみると、勝ったときに少数に絞り込まれやすい。
③『個人』の手を読んではいけない
通常のじゃんけんではあいこが何度も続いた場合や、複数勝負の勝ち数で決める(「5回勝負」など)の場合、次の手が読みやすくなる。これはいわば心理ゲームであり、じゃんけんの醍醐味とも言える。しかし『集団じゃんけん』においては「読み」は不要である。『個人』には考える時間は十二分に考えられているし、『誰かに勝つ』という目的を持って手を出しているわけではないので、自由に思うままの手を出してくるのであるからだ。

今日の僕は、①と②の技を用い、1回目の勝負で一人だけグーを出し、いきなり一人勝ちである。
なんと実用的な! みんなも使おう!

 2009/09/05 ためになるなー。EFFECTの芝居に出てた番長さんの演技は今でも思い出せます。とにかく大袈裟な演技で、たぶん本人のクセもかなり出てるんだろうけど、僕はあのくらい思い切った演技が好きなのであります。
2000.10.27(金) サラダ記念日-チョコレート革命=

中学の同級生が集まれば、昔話に花が咲くのは当たり前である。
夜8:00、本覚寺というお寺の倉庫に、4人は集まった。
といっても、他の3人はボーイスカウトのキャンプの準備をしにきていて、僕は全くの部外者であるのだ。
僕がその倉庫に着いた頃にはもうみんな帰宅を決め込んでいたところだったのだが、このバカメンバーたちがそろうのは久しぶりだったので、それからもまだ倉庫の中で話をしたり暴力をふるい合ったりした。しかし冷酷で冷淡でもやしっ子なそ・・・いや友達の一人は白状にも数十分もしたら帰ってしまった。残った3人は中学二年生の時に同じクラスだった。その頃の出席番号の話から高校の話まで、とにかく色々なことを語り合った。そして僕とた・・・いや当時出席番号が3番だった男は、何度となく殴り合った。倉庫にあった鉈で殺陣を繰り広げたりとか。
10:00ころまでそこでそうしていて、ついに帰ることにした。もう一人の友達とは別れ、僕と出席番号3番の男は、出席番号3番の男の家の前に腰を落ち着けた。
そこで行ったこと。

一.自転車後ろ乗り選手権
二.俵万智の句について語る選手権
三.小学生並体操選手権
四.中国武術選手権
五.ストリートファイターII選手権

一は読んで字の如く「自転車を後ろ向きに乗って運転する」ことです。
二は・・・

J「寒いね」
3「寒いね」
J・3「暖かい・・・」
J「遠いね」
3「・・・遠いね?」
J「近い・・・」
3「それは違うだろ」
J「じゃあ・・・ 暗いね」
3「暗いね」
J「明るい・・・」
3「それもなんだかなぁ」
J「う~ん・・・ たとえ【暗い】気持ちでも、一緒に分かち合える仲間がいれば、心は【明るく】なるってことかな」
3「いや待てよ、【寒いね】というのは身体の寒さだろ。で、【暖かさ】というのは心の暖かさだ」
J「なるほど。だったらさっきの遠いねもさぁ、【遠いね】と言い合うことで、心の近さを感じる」
3「結構いいんじゃない?」
J「うん。遅いね」
3「遅いね」
J「早い・・・」
3「これはなんだ?」
J「いや、なんか説明づけられるはずだ」
3「えっと・・・」
J「歩くのが遅いんだけど、【遅いね】という会話によって、目的地までを【早く】感じる」
3「そうか」
J「長いね」
3「長いね」
J「短い・・・」
3「それもさっきの遅いねと一緒だろ」
J「え?」
3「本当は長~い授業も、そういう会話を交わしているうちに短く感じられる」
J「あ~、なるほど」
3「するとどうなる?」
J「長いねと話しかければ長いねと答える人のいる短さ」
3「結構意味不明だな」
J「うん・・・ まずいね」
3「まずいね」
J「おいしい・・・」
3「これは?」
J「どんなにまずい料理も、一緒にたべる人がいれば、おいしいと感じられる」
3「なるほどね」
J「痛いね」
3「痛いね」
J「気持ちいい・・・」
3「(爆笑)おいおい」
J「【気持ちいい】は変だな」
3「【痛い】の反対って・・・」
J「【痛くない】?」
3「だめじゃん」
J「・・・辛いね」
3「辛いね」
J「嬉しい・・・」
3「【嬉しい】じゃないだろ」
J「これも【辛くない】だな」
3「結構難しいな」
J「たとえどんなに辛くても、一緒に乗り越えていける仲間がいれば、辛さなんて無くなってしまう」
3「おお! いいんでない?」
J「スジは通ってるよな」
3「結構いい」
J「・・・なんで俺たち“ちょっといい話”作りまくってるんだ?」
3「(爆笑)なんでだろ」
J「まあとにかく、俵万智は上手いね~」
3「なに突然結論づけてるんだよ」
J「いやだって上手いじゃん」
3「上手いけどさ・・・」
J「寒いねと」
3「話しかければ寒いねと」
J「答える人の」
3「いるあたたかさ」
J「いいなぁ」
3「こないださ、女子が廊下で『寒いね~!』『うん、寒いね~!』という会話をしていて、爆笑した。俺だけ爆笑した」
J「(爆笑)」
3「そのことを友達に熱く語ったら、・・・『ふ~ん』って感じだった」
J「いかんな、それはいかんな、折檻だな」
他に、【弱いね】【高いね】【狭いね】【軽いね】などでも可。さあみなさんも作ってみよう!

三は想像におまかせします。主に側転とか。
四も想像におまかせ。
五は、もうキャラの名前とか、技とかだけで笑えてしまう。
技は本当にやってみるともう腹がよじれきってしまう。
実際にザンギエフVSリュウなどという試合も開催されたが、笑えて試合にならなかった。

あとはねこと戯れたりキムチを食ったり。
そんなこんなで帰ったのは実に0:30。寒かったぁ~!
しかし楽しかった。実に楽しかった。
バカだった。

 2009/09/05 自分で自分らのことを「バカ」だなんて言ってしまうのは鼻につくが、自分のことだから腹は立たない。いやー、楽しかったねー。今でもかなり覚えてるよこの日のことは。
2000.10.26(木) こんなに好きやのに、つれないなぁ。なぁ?(フツオ)

Baby I love you so スキスキ ベイビー

昨日の日記どうだった? 面白かったでしょ、自信作なのよ。
ちょっと書き足りないこともあったけどね(追伸参照)。
これ下に流すの惜しいから1週間くらい日記書かなくてもいいかな~なんて思っちゃった。

ハイスクール・ララバイ

「恋」ってなにかな?
人を好きになること?
「恋に恋する」ってなにかな?
恋をしたいって思うこと?
「恋に恋して恋い焦がれる」ってなにかな?
僕には答えが出せなくて、クラスの女の子達に聞いたら、丁寧に説明してくれた。彼女たちはみんな知っているようだった。僕は丁寧な説明を受けたにもかかわらず、未だそれを理解できないでいる。
いやぁね、授業中にそんな内容のメールが来たから、つい考えちゃってさ。
これがわからないなんて、あたしガキかしら?
最近高校生の幼稚化が進んでいるとか言われてますが、まさに僕のことですねぇ。

イモ欽トリオ

保健の時間に、「欲求不満の時にどうやって発散させるか」と問われた。
僕は「大好きな人たちと話をすることです」と答えようとした。
しかしなんかすっごい誤解を受けそうな気がしたので、やめた。

良い子悪い子普通の子

「架け橋」ってのあるじゃない。
これが無かったらこの人とは出会えなかった。っていうのね。
それはネットの世界では良くありすぎるほどにあることで、たとえばマンガだったり、歌手だったりするんだけど・・・
それが自分だったら、どれだけ素晴らしいことかわからない。
僕が誰かと誰かの架け橋になれたら。
少しでもなれているなら。
とっても嬉しいこと。
たとえば、このHPで初めてお互いを知って、顔もわからないのに仲良くなって、今じゃ携帯のメル友だ! とかね。
そういうのが幸せだね。うん。

100%片思い

自分で自分に納得できないことってが良くあるじゃない。
自分がなんでこんな気持ちになるのか、とか。
でもさ、それは確かに自分が感じていることなんだから、素直になったっていいんじゃないかい?

細野晴臣

いつも見ているものが、いやものに限定しなくたっていいんだけど、あるきっかけによって、全く違ったものに見えてしまうことってないかな。
僕の場合はそれが「白」だったみたい。
白があんなに綺麗だったなんて、しらなかったよ、って。
なんにでも言えることだよ。
「気付く」っていうことは、そういうことじゃないかな。

松本隆

『ヤマアラシProject』で注文した本が届いた。
夜麻みゆき先生のイラストとコメントがいくつかあって、すっごい嬉しかった。
あれ? なんかここだけ「ちょっといい話」じゃなくなってる?
ほらあんまり陰気くさい話してちゃだめじゃん?
だって、細野晴臣、松本隆ときたらさ・・・

はっぴいえんど

 2009/09/05 ウーム……。すっげえいい文章を書いておいて、その直後に「いい文章でしょ?」って言っちゃうとは。今も全然変わってない。そういうとこがきっと僕を「いい男」にしないで、「いい男だけど軽蔑すべき男」にさせている原因の一つなんじゃないかな。だからこそ妙な、複雑な気持ちを抱かせるんだろう、人に。「そつのない」ってのが無理なのだ。
追伸

「カスヤが帰ってきているらしい」とユウジは言った。
素直に嬉しかった、あいつにまた逢えるのかと思うと胸が熱くなったが、あいつが昔のままのあいつあるという保証はない。それに、「らしい」は結局「らしい」でしかなかった。
スミコに会うのも久しぶりだった。「最近どうよ?」なにがさ。「学校楽しい?」楽しいよ。「ウッソ!? あたしね、今日学校休んじゃった」
僕は何度か彼女と夜をともにしたことがあるが、その時に聞いた話があった。僕には不思議で、つかみどころがなくそれでいて、重すぎる悩みだった。僕はその不思議な悩みに興味を持った。だから、僕も自分の悩みを彼女に話した。
いい子だ。

2010/08/11 この下にある記事の補足。彼女の名誉のために言うが、「夜をともにする」というのはやらしい意味ではない。
2000.10.25(水) 祭りのあと

近所の神社でお祭りがあった。
ユウジから電話があったので、一緒に行かないかと誘われた。
本当は一人で行くつもりだったのだが、久しぶりだということもあって快諾した。
お祭りは小・中学生で賑わっていた。僕らと同じ年代のやつは少なかった。いるのはタカハルやアカバネやガルシアといったいわゆる不良と呼ばれているやつらばかりだった。不良といえば、×××も来ていた。兄だ。彼とはあまり顔を合わせたくなかったのだが、入り口のところで捕まってしまった。「こいつが俺の弟だぜ」×××が言うと、ツレが寄ってきて僕の顔をジロジロと見る。ハハハ、似てらあ、瞳がそっくりだ! 僕は足早に神社の中に入った。
小・中学生には僕もユウジも知り合いが多い(ユウジとは幼稚園から一緒で小学校は6年間同じクラスだ。昔から二人でバカみたいなことをしていたので、小・中では有名人だったというわけだ)ので、たくさんの人と話をしたし、たくさんの人に話しかけられた。
アキラやマサやヒロたちが寄ってきた。こいつらも来年は中学生になるんだ。だが特にアキラはどう見ても小学校の中学年程度にしか見えない。僕たちを見ると飛んできてじゃれつこうとするのは変わっていなくて、嬉しかった。だってみんながあんまり変わっていくんだから。
ハヤミが底の高いブーツを履いていた。15~20cmはあったろうか。
アキユキやショウタがケータイを持っていた。最近はどんな子でも持つものなんだなぁ、と実感してしまった。
アキラの荷物(鮫釣りの景品だ)を強引に持たされ、ヒロにハリセンで思いっきりぶん殴られ、マサが財布を奪おうとするのを必死で阻止しながら、僕はアンナやサヤカたちのほうを見た。楽しそうに笑ってる。彼女たちは変わっていないのだろうか。それとも・・・?
隣の寺に移動すると、マリ・チアキ・アキコ・ケンジ・シュンヤ・タカオ・・・ ととにかくたくさんの後輩たちがいて、ちょっとからかったり戯れたりして、楽しかった。なにが楽しいのか、寺中をただ走り回る子供たち。写真一枚をキャーキャー言って何度も取り直す女の子たち。これが楽しかったんだ。今はどうなんだろうな。きっと楽しいだろうけど。寺の入り口で男と一緒にあぐらをかいて座り込んでいるのはエミコだった。今日はタバコを吸っていないようだ。エミコは同じマンションに住んでいて、昔からよく知っている子だ。そんな子が、ほら今、髪を染めて、薄化粧をして、男と遊んで、タバコを吸ってる。エミコの親友のミキも、男と一緒に歩いてる。彼女できた? ってミキは聞いてきた。僕がなにも答えないと、ごめんね悪いこと聞いて、といたずらな笑みを見せた。こういう人をからかって楽しむようなところはは変わっていないんだけど、ね。
西遊記に金角・銀角という怪物が出てきて、こいつらに名前を呼ばれてつい返事をしてしまうと、ひょうたんの中に封じ込められてしまう。
「オザキ!」シンペーが僕の名を呼ぶ。「なに?」と僕は答える。やった、勝ったぜ。しまった忘れてた。懐かしいなぁこういうのも。
ハルキとは卒業してからほとんど会っていなかった。久しぶりに会って携帯の番号を教えあった。
小・中の先輩も何人か来ていた。クライくんイワホリくんタカオカくんキリヤマくん。年上だけどタメみたいにバカみたいな話を、少しだけした。小学校からの先輩たちだから、気軽に話せる。もちろん、アキラやマサたちが僕に対して接するのとはわけが違うんだけど。
ノボルはミカと一緒にいた。ユウジが「彼女か?」と聞くと、ノボルは、姉だよ。と答えた。お姉さんですか、初めまして。全然初めましてじゃないだろ。と突っ込みが来るのは嬉しいことだ。久しぶりに会ったノボルとは、主にお笑いの世界の話とか、ボケや突っ込みの間の取り方、あいつは突っ込みがうまかったとか、いわばどうでもいいような話をした。それでも楽しかった。その空間自体がコントみたいで。
いつのまにか、人が少なくなり始めていた。ステージでは小学生たちが郷ひろみを歌い、フィナーレを締めくくろうとしていた。僕は一生懸命あたりを見回して、白い上着と笑顔を探したが、すでにそれはどこにもなかった。
タバが来て、「おごってくれよ」と言った。「同じクラスだったじゃんよ」そう、2回もね。中学生活の3分の2を僕はこいつと過ごしたことになる。そう考えると結構結びつきは深いような気がした。タバはすでに後輩から300円ほどぶんどっていたし、ノボルからも1ドル札をもらっていた。だから、「もう充分だろ?」と言ってやった。「おれ今マジ家出してんだよ」どこで暮らしてるんだ?「どこでも」働けよな。「働いたよ、お前の兄ちゃんの現場で。でも、おれが15歳だって言ったら、給料は出せねぇってさ。だから本当に金がねぇんだよ。な、50円くれよ」僕は財布から50円を取り出した。これやるから代わりになんかくれよ。K-1のカードはいやだぜ。「ちぇっ、じゃあこれ。今は亡き横浜マリノスのライター」これでタバコ吸ってるんじゃないのか? でも8年前のライターには興味があったので、50円はタバの懐に転がり込むことになった。そのあとこの50円がどう使われるのかは知らない。当たり前だ。
「シンペー!」「ん?」これで差し引き無しだ。
もう神社の中には誰もいない。
僕とマツイがガードレールの上に座って話をしていると、道路で花火をやっている女子高生がいた。それを見ながらマツイと、ユウジと、ノボルと、色々な話をした。つまんない話、実にならない話。やがてマツイはいなくなって、ガルシアがこちらに来た。お前、いじめてくれたよな!? 小学校のころよぉ。これはノボルに言った台詞だ。ガルシアはその後ノボルの持っていたライトセイバーに興味を示し、一通り遊んだあとに向こうへ帰っていった。「おれ、さっきのガルの言葉、結構胸に突き刺さった。なんか、不思議な気分だよ」そんなことあるよ。僕だって・・・
ノボルは家に門限があるので、帰っていった。祭りの後というのは、こういうものだ。一人ずつ、確実に、減っていく。
二人だけになった。もちろん、少し歩けばテツヤたちの溜まり場があるのだが、彼らに混じる気にはならない。だから、帰ることにした、帰る前に近所のコンビニに寄った。するとオオハシが来て、サンデーを買っていった。僕らはユウジの100円でビッグカツを三つ買って、みんなで食べた。「オオスに言ってみろよ、可愛い子なんていくらでもいるぜ。オオタニには可愛い子いないのか?」ユウジは首を振る。「そうか、じゃあコンパやれよ。ビール飲ましてさ、知ってるか? アルコールには自制心を無くす効力があるんだぜ。それに媚薬でも垂らせばイチコロさ」オオハシは良く喋った。「しかしなぁ、中学で付き合ったやつってのは、高校行くとつづかねぇなぁ」僕らは長い間話し続けた。オオハシも小学校からクラスが一緒だったので、懐かしい話も良く出た。しかし大半が女や車とかの話だった。僕はその間ずっと、コンビニの向かいのマンションの上から2番目、左から4番目の家の明かりを眺め続けた。
雨が降ってきた。
みんなちりぢりに帰っていく。と言っても3人ともそのコンビニから自分の団地までは数十秒で着くくらいの距離なのだが。
祭りの後というのは、そういうものだ。
ほら、こういうものだろう。

 2009/09/05 冒頭は本来「ユウジから電話があったので、一緒に行かないかと誘われた。」というひっでー文章だった。山田悠介か! 珍しく(基本的には自粛と注以外は無修正で載せている)修正したのは、冒頭で引っかかってほしくないと思ったから。なんか、これはたぶん本当にいい文章で、自粛しなければならない部分(×××が二箇所)があるのがとっても惜しい。シンペーとの「絶対に返事しないゲーム」は面白かったなあ。半年ぶりに会っても続いていたんだから。もし今何年ぶりかにあいつと会ったら、同じことすんのかなあ。するかもしれない、って思えるのが、嬉しいねえ。中学の友達とはぜんぜん会ってないんだけど、これ読んで会いたくなった。でも、たぶん中学生活は僕にとって祭りのようなもんで、終わってしまったら本当に何もなくなってしまった。まるで廃止された花火大会みたいだ。そういう予感が、すでにこの文章の中にはある。このお祭りが、僕の中学生活の本当の終わりだったのだろうと、思う。
2000.10.24(火) 婆さんが転ぶのに元気のいい娘さん

『竜馬におまかせ』って脚本が三谷幸喜じゃん。

今日はエンターテイナーを見たね。
6時間目の英語の授業で。
その先生が一週間ほど前に病気でぶっ倒れまして入院してました。当然その間授業は無く。
復帰後初めての授業でした。
そしたらその入院生活の様子を嬉しそうに語るんですよ。だいたい25分くらいでしょうか。
その語り方が凄くて。
教師もここまでやれたらちょっと尊敬できるかなくらいに思いました。
だいたい日本の教師なんつーのはそういうエンターテイメント性に決定的に欠けていると思うんです。それはもしかしたら日本人の民族的な特性なのかも知れませんが、その先生は教師になってまだ二年だけど、英語教師としてはものすごいいい発音をしよるし、留学経験もあってすっごいあっちのことにも詳しいんですね。
そういうしっかりとした知識や経験を持ち合わせている教師があんなにすごい話し方をするということは僕にとっては結構ショッキングなことで。ああいう教師が小中学校でもっと増えたら日本の教育も少しは変わってくるんではないかと。
どんな話をしたかっていうと、朝起きたらすっげぇ頭痛くて下痢下痢でお医者さん行って入院して三日三晩ご飯食べられなくてずっと点滴だけの日々である日胃カメラ飲まされそうになってそれがどうしても受け入れられなくて何度も何度も拒絶反応示してそしたら今度はバリウム飲まされそうになってそんなのどうしても嫌だからちょっと治った振りをして退院しましたみたいな。
こうやって言ってみるとすごい普通の話なんですけど、これをものすごいアクションと声色・表情そのた諸々に加えて時々英語を織り交ぜながらスピーディノンストップに繰り広げられるわけだからたまらない。あれはたぶん多少は、いやもしかしたら大部分が自身による脚色が施されていて、全体としてひとつの「おかしな話」にまとまっていた(普通に退院してしまう落ちはいまいちだったが)し、ものすごい話術を使って喋るもんだからクラス中がまさに笑いの渦で。ほら面白いところは何度も繰り返して言ったり、もう声色・表情なんかにものすごい引き込まれるものがあって、聞く者を冷めさせない。これは日本の教師には絶対に無いエンターテイメント性を持っているな、なんてみんなが大爆笑しているときに割と冷静にそんなこと考えてたりね(笑)。いやはやしかしてね、なかなか難しいもんなんですよ、生徒全員を笑わせるというのは。パートの好みにまかせた笑いや、全体的にやや受けな笑いなんかじゃなくて、全員をまんべんなくバカウケさせる力っていうのはやっぱり何度も言うようだけどエンターテイメントですよね。結構すごいな、なんて思っちゃったりしちゃったりなんかしてさ。
今の日本の教育。優秀な人材が少ないという問題。
もっと面白い教師や、面白い生徒会役員(まだ言う)がいれば、もっとよりよい学校生活が全国的に芽生えてくると思うんだけどな、っていう話ね。

 2009/09/05 なかなか言ってることは真っ当なんだが、自分でなければ「面白い」とまでは思わない、まさに「真っ当」な意見かな。文章も、高一ならこのくらい書くでしょー、という程度。もちろん、男子ならこんなに書けない高一がほとんどだったとは思うけど(女子は中学くらいでこのくらい書ける子がざらにいる)。まあでも、愛してます。
2000.10.23(月) ナゲット

ナゲット。チキンナゲット。ナゲット。なげっと。NA-GET。投げっと。ナゲット。ナゲット。鶏肉のナゲット。チキンナゲット。ナゲット。なげっと。なげっと?なげっと・・・ナゲット。ナゲットナゲットナゲット。ナゲッッッット!「なげっと」「ナゲットォ!」鶏肉。給食に出る。ロッテリアナゲット。ロッテリアコンボ。投げっと、那㊦ッ兎。ケンタッキーフライドチキンナゲット。ナ・ゲット。ナゲット。

・・・というわけで。
ナゲットって面白いですよね。
授業中友達と大爆笑してましたよ。英語の授業だっけか。
もうその言葉と、形と、色と匂いと味を思い出すだけで笑えちゃいました。そんなことってありませんかね。
訳の分からないことにはまって抜け出せなくなる。僕らの場合はそれが「ナゲット」だったんですねぇ。
不思議なもので。

授業中っつうと今日は短歌を考えてましたな。4首ほど詠みましたわ。
そのうち授業で提出&発表せねばならなくなるので今のうちに作り溜しておく必要があるのよね。
えっとあとインフォメーションとしては昨日一般の投稿による詩を載っけました。これです。

今日は生徒会役員選挙だったんですが・・・
みんなつまらんよ、面白くない。
全て信任投票だったので、全員不信任にしときました。当然ですね。
演説は短いし、内容も薄いし・・・ 退屈でしたよ。紙見て喋んなよ。この高校入って来るくらいの人間だったらもっと面白いこと喋れ。勉強しかできないのか、何もできないのか、ただの「よいこちゃん」なのか、とにかくもっと生徒会を面白くする人材はいないものか。これじゃあ後期の生徒会も知れてるね。

ビデオに撮っておいた『爆笑オンエアバトル』を見る。
タイタン(爆笑問題の事務所)の長井秀和が出ていた。なんか・・・ ちょっと足りなかったかな。ちょっとシュール過ぎちゃったかな。でもかなりの高得点だったので満足。しかしアレは長井秀和の本当の実力ではない!
りあるきっず・・・
もう何も言うまい。でも言う。
喋るときはお客さんのほうを向いて喋りましょう。
その前に喋りをしっかりさせてから舞台に立ちましょう。
まだまだ中学生そのまんまですよ、しゃべり方に関しては。
ネタももっと練りましょうね。
落ちが悪いですよ。
突っ込み方が妙です。ってか下手。なんというか・・・ 昔の矢部浩之のような(もちろんそれ以下だけど)。
適切でないというべきか、なんかニュアンスの間違った言葉を使って突っ込んでいる。
言葉を選んでから突っ込みましょう。まあその辺は経験だと思うのでおいおい身につけていきましょう。っていうかそれを身につけるまではTVに出ない方がいいんじゃないかな。もっと小さな劇場や寄席の前座とかで修行積んでから日の目を見るべきでしょう。
松本人志も言ってたよ。「小さな頃からもてはやされているタレントは可哀相だ」って。
りあるきっずもKinkiの堂本何某SMAPの香取何某のように大きな勘違いをしていなければいいのがだが。たぶん・・・ 大丈夫だよね? そこんとこどうなの?
『金曜テレビの星~ダウンタウンを創る~』で初めて見たとき(まだ結成前でそれぞれ別のコンビを組んでいた頃)は結構期待してたんだけど・・・ これからどうなるかだね。
って偉そうに言ってますがこれは一介のお笑い好きの戯言なので最終的な判断(何のだ)はみなさんにゆだねます。

『21エモン』を読む。もう10回以上余裕で読んでるな~たぶん。ちなみに藤子不二雄ランド版です。
ギャグが最高。『モジャ公』のブラックさには劣るけど(笑)。
笑いでいうと『パーマン』も捨てがたいけど。
ゴンスケのキャラには勝てぬよ、誰も。
21エモンは珍しく、原作もアニメもとことん楽しめた作品です。
みなさん読みましょう、現在では小学館の文庫版が確実に手にはいるはずです。

『竜馬におまかせ』のビデオを1本と少し発見しました。たぶん7,8話は入っているでしょう。すっごいなつかしいです。
これはH Jungle with Tが主題歌を歌っていた浜田雅功主演のドラマです。だいたい4,5年くらい前にやっていたと思います。他に反町隆史、伊東四郎、内藤剛志、西村雅彦、梶原善、とよた真帆などの超豪華キャストでした。再放送しないものかしら。あの面白さをみんなに伝えたい! あ、ちなみに内容は完全なギャグドラマ。笑えちゃって困るよ本当に。

 2009/09/05 尖ったナイフみたいだなあ。少年ナイフだなあ。生徒会については、仕方ないよなって今なら思えるけど、でも確かに書いてきた原稿を淡々と読み上げるだけじゃあ、ダメな政治家と変わらないよなあー。りあるキッズに関しては、僕も相当偉いもんで、この後もずーっとファンでいる。これだけ辛辣に批判したからにはと、責任持って見守ってきましたよ、十年以上! いとし・こいしくらいの歳まで、ぜひ続けてほしいな。堂本何某、香取何某に関しては僕の認識不足というか思いこみがあったんかもしれない。「当時の」彼らの芸風、立ち位置が気にくわないのはわかるけど、現在は嫌いではない。
2000.10.22(日) 失恋レストランって誰の曲?

昨日0:00頃寝て、今日は15:00ころ起きる。
現実逃避の一環です。
それから山中恒の「とべたら本こ」を読みつつ・・・
なにもせず。
ぐうたらに。
明日提出のレポートも書く気ゼロ。
この気分の悪さを言い訳に明日は未提出の方向です。書かないっつったら書きません。
別に失恋したわけじゃないけどさ(笑)。最近失恋レストランって言葉にはまってるのよ。
今考えてることは・・・
明日どんなテンションで学校に行こうか。
沈んでいようかな、それとも思いっきり明るく行こうかな~、と。
暗~くしてれば誰か慰めてくれるかしら。
「どうしたの?」って聞かれるのは煩わしいけど、心配されるのは嫌じゃないって思えちゃう気分の時もあるんだよね。
すっごいつるセコ(爆古)な思考だけどね。
そんな気分の時にこれがまた、友達と話してたらすっごい明るくなれて!
・・・でもそのあと少し時間がたったらまたこの暗い気分に逆戻り。
麻薬か? 麻薬なのか?
アホが見~る~ 豚のけ~つ~ 何見てんのよエッチ!
まじでなんにもしてませんな、今日は。
よって書く事なんて(橘)皆無なんですけど(小西P)。
明日のことを考えると、(ツレちゃんの)憂鬱です。
内容の無い日記は書きたくないんだけど・・・ ごめんなさいね。昨日からアレでね。

 2009/09/05 橘皆無て。面白いじゃねえか! でも全体的には支離滅裂。(爆古)
2000.10.21(土) 愛のフォルテッシモ

愛と金は手に入れられれば手に入れられるほど欲しくなる、そんなものだ。


めちゃイケ普通に大久保さん出てて一度もいじられなかったばかりかしゃべってねぇぞ。
面白かったけどなんかもう一つなところあったぞ今回。

しかしですな。
とっても嫌なことがあったとして。
そんな時僕はたいてい寝るんですね。
寝ればある程度忘れられるんですがやっぱりそれは心の引き出しにしまわれるだけのことであり根本的な解決にはならないんですよねたぶんねきっとね。
だからそんな時どうするかっていうと・・・
持つべきものは友達。
たとえばドラえもんの話(たとえばだよたとえば!)なんかしてると自然と元気出てきたりして・・・
楽しくなる。
心が安らぐというか、それは僕が自分の中ですっごい好きな人達だから。
そうね、僕が好きな人たちって言うのが、やっぱりいてね。
それを思うと、高校へ行って良かったしネットをやってて良かったし生きてて良かった。
なんてね。
自分たちでも「フー」なんてね。

 2009/09/05 いい話。「愛と金~」のくだりは、元ネタがたぶん『来るべき世界』のアセチレン・ランプ。
2000.10.20(金) 井の中の蛙、大海を知らず。されど、蛙、井戸の中から月を仰ぐ。その世界もまた、他のもの見る事できず

では今日は、僕の初恋について少々。
あれは、忘れもしない中学3年生の夏、8月29日の夜から8月30日の朝にかけてのことだった・・・
引っ越し先での初めての夜、新居のベランダで僕はある少女と出会った。
新しい家の隣に住んでいる子だ。僕は家に一人きりでいたので、引っ越しの挨拶代わりに夕御飯をごちそうしてもらった。
そしてなんと、その娘の部屋にも入れてもらったのである。
とっても素敵な部屋だった。今にして思うと、小学校時代の女友達の部屋にそっくりだったのだが、その時は気付こう由もなかった。胸のドキドキのせいだったのかもしれない。
その日は何を喋ったのか覚えていない。
舞台は変わって、始業式の日。僕はその娘と同じクラスになった。
その日からの会話は断片的に覚えている。僕が当時(現在もだが)好んで聴いていた『ナインティナインのオールナイトニッポン』をなんとその娘も聴いているというのである。それだけではなく、その娘とはいろいろな事で話が合った。
幸せな日々だった。いつまでもそんな時が続けば良かった。
小柄で、髪が短くって、明るく元気のある子だった。
しかし、そんな時も長くは続かなかった。なんと残酷にも僕らを永久に引き離してしまう事件が起きたのだ!!
目が覚めたのである。
布団の中で、ずっと胸がドキドキしていた。その娘の顔はどうしても思い出せなかったけど、楽しかった日々の想い出は何故かとても鮮明に脳裏に焼き付いていた。
それは、今までに無い感情だった。
僕は確実に彼女を、恋焦がれていたのだ。
身体の震え、心臓の鼓動、そしてなにより、脳から焼き付いて決して離れない彼女の記憶・・・
8月30日。その日、僕は一日中恋をしていた。
だが当然、新学期の始まってしばらくすると、彼女に対する情熱は8月30日のそれのおよそ半分にも満たない状態にあった。
この想いを、僕は忘れてはいけない。
そう思って、あの日の夢を文章としてしたためようと思い書いたのが、『春眠暁を覚え不』である。
その小説は僕の大幅なアレンジが加わり、夢の内容を大きく飛躍させたSF作品になっていたが、根底にある「想い」というのは変わっていないはずだ。
結局それは未完となりアイディアだけが残った。予定では中編ほどの長さになるはずだった。
僕としては思い入れが強く、いつかは完結させたいと思う作品である。

とまあ、これが僕の初恋の全てである。
夢の中、幻想の少女との恋・・・
うわ~ アブねぇ~
変態さんだ♪

 2009/09/05 要は、「夢の中で初恋をしました」ってことなんだけど、これ本当に実話。中三の夏まで僕は恋をしたことがなかったから、この時初めて「恋愛感情で胸がドキドキする」っていう感覚を知ったのだ。マジだぜ!(『鉄人兵団』P98のドラえもん風に)
2000.10.19(木) 『トットちゃんとトットちゃんたち』って、トットちゃんが二人いるよね

名古屋市で小学生の上履きが大量に盗難に遭うという事件が多発しているそうです。
おそらくはロリorショタコンのにーちゃんねーちゃんの犯行でしょう。
いやはや、世はまさに幼女ブーム。
学校の先生曰く、「男が幼女趣味に走るということは、自分に対して性的に自信を持っていないからである」といいます。
【自粛】



青年海外協力隊。
学校に元青年海外協力隊の方が来てまして、講演をされました。僕としては初代いいとも青年隊なんかを呼んで欲しかったんですけど。まあとっても話の面白い方で、でもちょっと喋りのほうが未熟で。下ネタやギャグも全てノンフォローで次の話題に進めていく。インキンの話題もさらりと流してさも普通の話題をしたかのように次の話に持っていきます。自分で自分に突っ込みを入れるくらいすれば笑いも取れただろうに。
青年海外協力隊、入っても悪くないかな、などと。
しかし名古屋を離れるのは辛い。少なくとも今の状態では離れたくはないですね。とりあえず名古屋の大学に行きたい。
青年海外協力隊。
青年が海外に行って協力するんだろうな、というものだと思っていたら、話を聞く限り軍隊ですね。講演中になぜか映画『フルメタルジャケット』というアーミームービーの絵が浮かんできちゃったり。
楽しませていただきましたよ。
講演中に、パプアニューギニアのペニスケースと呼ばれるものが生徒の間を回されてたんですけど、講演終了時にある事件が起きたのです。なんとペニスケースに付いていたヒモが無くなったというので・・・
先生(偉)「ペニスケースに付いていたヒモが無いそうです、まわりを見て、落ちていたりしないか確認して下さい。ペニスケースのヒモが落ちていないかどうか、周りを確認して下さい!」
やけに必死な顔で叫ぶ先生。
真剣なおももちだ。
汗が頬をつたう。
泳ぎ始める瞳。
普通にペニスケースペニスケースと叫びつづける先生。
そして、見つかったときの安堵感。
すっごいかわいかった。

 2009/09/05 今は絶対に「青年海外協力隊、入っても悪くない」などと思わないんだけど、当時はまだ物事の分別ってもんが、ね。日記の前半ですが、これは、うーん。なんと言ったらいいのか。まあ自粛するほどのことでもないんだけどさ。
2000.10.18(水) ボインとナイン

『号外!爆笑大問題』が以前よりも確実に面白くなくなっている。
コーナーが変わったからだ。レギュラーに山口もえがいるからだ。

電撃ネットワークがCD出すって? 歌ってる? なんで?
なんで三五十五は芸をしないの?

テレビ朝日『タモリ倶楽部』にパイレーツの西本はるかが出ていました。

コラムです。
今日のテーマは、『エジソン』
今日は、あのトマス・エジソンの命日だそうです。
えー、レントゲンを発明したのは、レントゲン博士。サンドイッチを初めて作ったのは、サンドイッチ伯爵。ということで、『エジソン』と聞くと、自信満々に「エジソンを発明した人だ!」という人がいますが、それは大きな間違いです。
エジソンという人は、なにもエジソンを発明したわけではないんです。エジソンを発明したのは、もっと別の人です。
エジソンは死ぬまでに1093もの特許を取得しました。そんなわけで、エジソンといえば、【発明の父】。西郷輝彦といえば、【辺見えみりの父】と、呼ばれています。
エジソンの有名な発明というと、なんといっても、蓄音機です。世界で初めてこの蓄音機によって録音されたのは、エジソン本人による、『メリーさんの羊』だと言われています。なぜエジソンは、この『メリーさんの羊』を選んだのでしょうか。それは、エジソンの髪の毛が羊毛だっために、いつもお世話になっている羊たちへ敬意を込めて、この『メリーさんの羊』を、歌ったのではないかと、一般にはいわれていますが、本当のところは定かではありません。
ちなみにエジソンという人は生前、ズームイン!朝が大嫌いだったと言います。
なぜなら彼は、1093の特許を取っています。1093。1,0,9,3。と・く・さん。とくさん。・・・徳光和夫さん。
というわけです。
エジソン。イソジン。磯野貴理子。
エジソンは、何百年に一人の天才だといわれます。
もしそうだとしたら、今の時代に、エジソンのような天才が再び現れても、おかしくはないわけです。
もしも、エジソンのような天才が再び現れたとしたら。
きっとその人はエジソンと同じような発明をするでしょう。
しかし、もしその人がエジソンと同じように、電話や蓄音機を発明したとしても、現代では見向きもされません。
つまり、所詮エジソンなんてその程度の人間なんです。
電話や蓄音機を発明したくらいで有頂天になっているようでは、本物の天才とは言えないんです。
こういうのを、「井の中の蛙大海を知らず」というのでしょうか。・・・以上、コラムでした。

 2009/09/05 太田さんが書いたのか? と一瞬思ってしまったほど出来がよい。オリジナルのようです。この日の太田コラムは『エジソン』だったけど、上のような内容ではないので。山口もえ、最初はあんまり好きじゃなかったけど、だんだん好きになって、今は大好きだなあ。『たかじんのそこまで言って委員会』に出ている時なんか、最高。「本当はお利口さんなんです」は名言。
2000.10.17(火) KATSUO=GOROU

すっごいわけわかんない会話しましたよ。
数学で、こんな問題が出ました。
大中小3個のさいころを同時に投げるとき、目の和が15になる場合をすべて求めよ。
後ろの席の友達が背中を突っつく。
達「なぁなぁ」
J「なんすか?」
達「これ、答えめちゃくちゃあるじゃん」
答えは10通りである。
後ろの席の友達のノートを見たら、きっちり10通り書き出してあった。
J「いやいや、それで合ってるんじゃないの」
達「でもさ・・・ これでいいんだけどさ」
J「なにさ」
達「いや、“すべて求めよ”て、おい
J「それは・・・ 確かにめちゃくちゃあるな」
達「っていうかさぁ、たまにさぁ、こういう問題とかでさぁ、“~をいえ”とかあってさあ、なんかなぁ、なぁ?」
J「“いえ”とか言われてもなぁ」
達「むかつくっつうの」
J「逆に解く気無くすよな」
達「なんかな、やだな。不条理だな」
J「だいたいさ、さいころだってなんで最初っから6面だって決まってんだよって話だよな」
達「そうそう」
J「8面かも知れないじゃん、3面かも知れないじゃん。たとえ6面だったとしても確率が均一とは限らないし」
達「なんかね、【サイコロ=6】みたいなね」
J「【固定観念】みたいなね」
達「そうそうそうそう」

・・・高校ってバカみたいだな。
今日も「こどもごっこ」やってたし。
なんか「ころばせ大会」みたいなの開催してたし。
バカばっかりだ。

なんか誤解が生まれたらしいので言いますが、髪の毛、自分で切ったわけじゃありませんよ(笑)。
髪を切って行ったら、
「若くなった」と言われました。
教室に入って、クラスメイトから言われました。
授業中、先生にも言われました。
部活で、先輩達の第一声は「毛、毛がねぇ~~~!」でした(笑)。
若い・・・らしい。
「3,4歳は若返った」そうだ。
いやぁ、いいねぇ。若いっていいねぇ。
そんなわたしももうすぐ16。きゃあ・・・

「どうして髪の毛切ったの?」
「失恋さ」
ちょっとしたネタだ。
でも、言ってて悲しくなりました。
だって、すこしだけ本気にしてくれた人がいたから。
ちょっと切なくなりつつも。今日は寝て、明日を闘う。

 2009/09/05 ホントにわけわかんない会話だこと。三面のさいころってのがどんな形状なのか今の僕は知らない。タイトルの「KATSUO=GOROU」ってのは声優さんの話。
2000.10.16(月) リニヤモーターカー ~Zoneの日常~

シドニー五輪で金メダルを取った高橋尚子選手に国民栄誉賞を授与するという動きが強まっているらしい。それを聞いた民衆は「柔道の田村亮子にも与えなければおかしいのではないか」という講義の電話やら何やらを大量に政府じへ送りつけているそうである。
ちょっと待てや。
金メダル取ったのはその二人だけじゃないだろ。
政府も民衆も結局は同じ穴の豚だな。
ってか藤子不二雄にあげるべきだろ。

テストの順位。クラスで15番。前回より7番落ちた。40人中ね
あ~、もうやる気無くしちゃったな~
自分もっと頭いいと思ったんだけどな~
テストの点だけでいうと(教科によっては)めちゃいいのにさ(教科によってはめちゃわるいのさ)。
ああ、やんぬるかな。
気分はリニヤ(略)だよまったく。
まじで次のテストを頑張る気がないです。0です。
僕は失敗をバネにして伸びるタイプじゃないのかしら。
まあ杉田かおるの事は忘れて、明るく行きましょうかね。一生一度の人生さ、そのうちいいことあるだろう、きっといいことあるだろう。のんびりいこうよ、のんびりいこうよ。

95年度の高校演劇の全国大会最優秀作品『ゆうたっちょの中学生絵日記』を見ました。
いや面白かった。僕らにもあのくらいの芝居ができたらなぁ・・・ なんて思っても人数が人数だけにあんな芝居はできやしない。キャストだけでうちの数倍いたような・・・
演劇ついでにもう一つ。今日の部活は次の公演のオーディションでした。早い話が役決めです。僕は「突っ込み担当の主役」か、「ボケ担当の脇役」「照明」「音響」になります。どれも興味深くはありますね。

授業後、いつものとおり教室で「こどもごっこ」をしていました。
J「なんだよう、やめろよう。あぶないだろお」
友「やーいやーいおちろよ、おちろよう」
J「やめろったらぁもうなんだよう、えい!」
友「わぁなんだよやったなぁ」
J「そっちがさきにやったんだもん」
とまぁ、いつものとおり遊んでたわけです。
と、友の動きが止まりました。
友「打ち合わせをしよう」
ここまで本格的なこどもごっこは初めてです。
彼は小声でささやきました。
「けがしなきゃだめだよ」
J「そ、そうか。けがをして先生にしかられて・・・ “楽しくやるのはいいが、ふざけすぎだ!”」
友「そうそう、ウヒヒヒ
J「待って、先生役は?」
ちょうどその場にいた男の子を先生役に(強制)。
J「なんだようやめろよう」
友「いぇーいいぇーいほらほらどおだぁうわああ」
先「こらこらやめなさい」
J「くそう、もうゆるさないから、うきぃ
友「こっちだっておこっちゃったもんね」
先「やめなさい!」
J「うわぁああ!!」
どしん(J落)
「・・・早いよ」
J「止めに入るのが早い
友「ここからがいいところだったのに」
J「盛り上がるところだったのにさ」
友「しかも今のだと、先生がけがさせてたじゃん」
J「だから、先生はまだここにいちゃいけないの」
友「そう、さわぎを聞きつけてやってくるんだから」
今回の目玉は、【説教される子供たちの反省と言い訳の様子】である。もっと大きな事件にならなければ困るのだ。
J「はいはいあっち行ってて。じゃあもう一回ね」
友「今度こそ!」
わいわいがやがや
・・・みたいなね。
こういう積み重ねで、実力をつけていくわけよ(なんのだよ)。

部室への道のり。
前方によく知る女の子発見。
「こんにちわ!」
女「こんにちわ~」
J(にやり)
女「なに?」
J「・・・今、こんにちわって言った~」
女「あっ、しまった!」
J「いつでもおはようございますって言うんじゃなかったの~?」
女「・・・・・・(悔)
J「や~いや~い」
周りにいた女の子が爆笑していました。
なんとなく勝負してたんですよ、彼女とはね。ついに勝った。

部活中に先輩と。
J(台本で顔を隠し、耳だけ出す)
輩「き、聞かれている? 何かを聞かれている? やめろ! 聞くなぁぁぁ!」
J(完全に顔を隠す)
輩「???」
「にゃ~ん、にゃ~ん、にゃお~ん」
輩「あ、猫だ、猫だ!
J(正体を現して)「騙されたな! 猫などではないわぁ! はっはっはっはっは!!」
輩「しまったぁ!」
J「秘技・猫だまし! ・・・だまし?」
輩(爆笑)
・・・マサルさんネタのわかる先輩でよかったっす。<だまし
あっ、なんか新体操部が『ドラクエIV第4章モンバーバラの踊り子~戦闘のテーマ~』で踊ってる! すげぇや。

帰り際、学校の駐輪場に自転車を取りに行くとき。
友が何かを見せびらかしながら傍らを過ぎる。あ、あれは!
『大長編ドラえもん のび太の宇宙開拓史』
友「部活で発見した」
J「こりゃまた古い&ボロいなぁ・・・ あっ、藤子不二雄名義じゃん」
友「そうだよそうだよほらこれ見てよツーショットだよ!」
J「ありゃ本当だ。A先生もF先生も両方写ってら、こりゃいいね」
友「家で読んでくるよ」
J「是非読んできなさいな。ホロリとするよ」
友「ホロリとするの?」
J「うん、ドキドキワクワクハラハラの後に、ホロリズムが」
友「へぇ。そうなんだ」
J「一生懸命ホロりなさい
友「うん、頑張ってホロるよ。」
J「んじゃ~ね、また明日」
友「じゃね」
・・・ラ行五段活用動詞「ホロる」の○○形(口語)と答えればいいんだね。

バスルームで髪を切る100の方法。小沢健二+小山田圭吾=フリッパーズ・ギター
テレビを眺めて、チョコレートをほおばってる間。もう何もかも、あきらめてるはずなのに、今日は・・・目を見てささやいた優しげな言葉。見え透いてる、しゃくに触る、クソタレな気分蹴っ飛ばしたくて。
髪を切るさ、バスルームで一人きり大暴れ。ピストルなら、いつでもポケットの中にあるから。
ってなわけで、髪の毛をたくさん切りましてですね(グラム単位で)。
すっごい可愛くなりましたよ(笑)。ガキみたいになったかな(真実)。
女の子っぽくもなったかも(何)。きゃっ(嘔吐)


日記の感想が届いたですね。
こういうのがあるから日記も続くわけで。
それが嬉しくて(ってわけでもないが)今日はこんなにたくさん書いちゃって。
まあその感想は僕のわけのわからんつぶやき(例のあの暗~いやつ)についてなんだけどね。こんな内容で満足してもらえるだろうか(いや、満足してもらえないだろう)。
結構アレでね、僕はクラスメイトが好きだね。割と。
特に女の子が・・・ゲフ、ゲフン! ・・・じゃなくってだね。また誤解(なのか?)を生んでしまうじゃないか。冗談だよ冗談(発汗)。
クラスメイトに限らずとも、いい部活に入って、尊敬できるような先輩にも出会えて、何よりこの、自分のことを好きって言ってくれる人(女性に限らず、いやどちらかというとじょせ・・・げふぅ)がいてだねえ。とっても素晴らしき高校生活ではありませんか(浜)←今日は小ネタが多いです(サービスサービスぅ!)
ホントにいい高校に入ったよ・・・
でもね・・・
ちょっと勉強しすぎじゃないの?(爆)
予習なんかするなよ! もっと自由に有意義に時間を利用しようぜ!(どう考えても予習は有意義な時間なのだが)
宿題なんかするなぁ!(自分がしないからって)
・・・なんかノートとか見ても僕のと他の人のだと全然違うのよね。
ぎっしりなのよ、みんな。予習とかで(特に英語)。
僕なんか・・・ 黒板写してるだけ。
まあ、実力があるってことなんだろうね! アハハハ!(負け惜しみ)
話を戻すと・・・ 結構、まともに僕の話を聞いてくれる人が多くなってね。
やっと人間扱いしてもらえるようになった! ってな感じだよ。
ネットなんかでもそうだけど、悩みをうち明けられる人がいるって言うのが、これがまたなんともいえませんな。QOO!
遠い海から来ちゃったりなんかしちゃうよ! 景山民夫さん死んじゃったよ!(古) 三重野瞳with景山ヒロノブだよ!(謎)
向田邦子さんは飛行機事故で亡くなっちゃうしさ(極古&本文と関係ない)。
どうもね、高校に入ってからたくさん好きな人と巡り会えた気がします。これは学校に限らず。
中学までは、やっぱりリザーヴ連中らへんだけだったけど。
僕自身も大人になったって事かしらね。
中3まで、普通の人が幼稚園くらいに済ませてしまうことをしていなかったもので(七五三じゃないよ)。
それが関係しているのかな。やっぱり、人の気持ちなんかも前よりも考えるようになった・・・かな。
草木に優しいのは子供の頃からだけど。
経験かしらね。
人間、経験がものを言うね。
それが成長に繋がる。
うん、いいこと言った。
ってなわけで、数ヶ月ぶりのロング日記でした。しかも今回は徒然草。まったく統一・一貫性が無い。理由もないし。花火の時は突き動かしてる何かがあったけど、今回はただなんとなく書いてて、しかも書くのが楽しかった。いやぁいいこと。
最後まで読んでくれてありがとね(締めは月並みに)。
 2009/09/05 この時じゃないかもしれないけど、「影山だよ!」っていう指摘をP氏から頂いたのを覚えている。変換ミスはよくあること。それにしてもこのテンションはなんなの? いやー、これが2000年ごろのネット文体なんだよね。いや本当に、こういう文章が割と一般的だったのですよ。僕が異常なわけじゃないのですよ。「予習&宿題をやらない」ってのは高校三年間貫いたけど、「ノートは黒板写すだけ(もしくは写しもしない)」ってのは、高三から一気に変わったなあ。黒板に書いてあることの五倍くらいは毎時間書いてたもんなあ。もちろん教科によって開きはあるけども。そういうとこからも、僕は高三くらいから急激に熟し始めたんだろうなって思う。
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