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11月29日

2004(月) 

 昨日、奥井亜紀さんの新譜が出た。27日のライヴで先行発売だったが芝居の稽古があるのを顧み泪を呑んで行かなかった。HMVかタワレコか迷った末、アマゾンで予約した。が、カートの中にフリッパーズ・ギターのフレンズ・アゲインというCDを入れっぱなしにしていたためか、到着予定日が12/7~12日になった。おいちょっと待て。ことによると発売から2週間も僕はサイクロングを聴けないわけか!

 奥井亜紀さんの6thアルバムを聴きて癒されながら本番前一週間を乗り切ってやろうと目論んでいた僕としては
 計画狂いまくりだー。

 友人のYH氏は
 「ドラゴンボールGTのDVD発売決定キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
 とか叫んでいる。(一部誇張)
 彼も奥井亜紀さんの『cyclong』をアマゾンで予約しているがきっと僕より早く届くのだろう…ウウウー、くやしい。

 何が僕を癒してくれるというのだろうか。


 今日は授業がなかったというのにファルコンという女の子に芝居のチケットを渡すために登校。
 四ヶ月弱ぶりに会う彼女は、あいかわらず変な子だった。
 待ち合わせ場所、時間通りに彼女は待っていた。
 僕はイヤーフォンでミュジークをゲホーレンしながら彼女に近づいた。
 第一声が



 ファルコン「あ、ジャッキーがオザケン聴いてる



 こら待て。
 なんでイヤーフォンなのにオザケンとわかるのだファルコン嬢。




 でも図星だ。




 そう、オザケンが僕を癒してくれるのだ。


 邦楽のラヴソングというのは「こうこうこういう恋をしてこういった心境で」といった感想を並べ立てるだけのものが多い。
 「そんなこと我々は知らんよ」と言ってやりたい。
 最大公約数的な恋愛関係の種類を一人称でつらつらと述べるだけの曲。
 「振り返るといつも君が笑ってくれた」の類。
 「たったひとつのこと約束したんだ」の類だ。


 小沢はそういう単純な心情の吐露だとか、恋愛相手と自分との関係性がかつてどうで今はどうでこれからどうなっていくかだとか、そういうことをほとんど問題にはしない。あるのは瞬間の景色。見るものすべてが輝いているという目の前の事実。
 文学とは実相を借りて虚相を映し出すものだと二葉亭四迷が言っていたとこないだ千葉俊二先生の授業でやった。
 だから小沢の曲は二葉亭四迷の言う意味において文学なのである。(説明少なすぎ)



 ああでもオザケンの曲より奥井亜紀さんの曲より
 もっと素晴らしい音楽は。
 『天気読み』
 君にいっつも電話をかけて眠りたいよ



 あああああああ
 岡田淳先生講演会の整理券を送ってくれたJT嬢!
 まじありがとう!
 本気で嬉しかった!
 来月18日は岡田淳先生に癒されてきます。
 そのあと仔猫ちゃんが癒してくれるといいんだけど
 バイトに車校(名古屋弁)に大忙しっぽいので



 うつだしのう。

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