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12月28日
2004(火) それにつけてもおやつはカール カールひとつにきりきりまいさ
タイトル:だめ人間街道まっしぐら
コメント:「バイト寝坊で休んで日が暮れるまで2ch閲覧してましたが何か?」
サブタイトル:二次元と三次元のあいだで、愛を叫ぶ
美紗さんのコスチュームを着るという行為は
「萌え」というアビリティを付加するためのジョブを身に付けるということである。
※「美紗さん」がなにかわからない人は、なんとなくそういうもんなんだと思って読み進めてみてください。
美紗さんに萌えることと
美紗さんのコスプレをした生身の人間に萌えることと…
美紗さん(=二次元)は萌えられることを前提としてつくられた“萌えキャラ”だ。
ところがどっこい生身の人間(=三次元)はそうではない。
要するに、美紗さんに萌えるのは
普通のことである。
美紗さんは、萌えられるために存在する“萌えキャラ”なのだから、
むしろ
美紗さんに萌えないほうが男としておかしい。
これは紫亜さんに置き換えてもでじこに置き換えても同じことである。
(別に僕はコゲどんぼ
先生のファンではない!)
ところが生身の人間となると話が違う。
二次元の萌えキャラには萌えるのが普通だが
三次元の人間に萌えるのは難しい。
生身の人間が“萌えキャラ”になるためにはジョブが必要なのである。
たとえば、そう
“美紗さん”というジョブが。
そしてそのジョブを身に付けるためには美紗さんのコスチュームを纏い、
語尾に「~っス」とつける必要がある。
それで初めて三次元に萌えることが可能になる。
二次元に萌えることなど当たり前である。萌えるためにそれらはつくられているのだから。
もともと萌えという概念とは無縁のはずの生身の人間を、
二次元界のツール(服装・口癖)を導入することによって“萌えキャラ”に仕立て上げ、
そして
存分に萌える。
そこまでしてこそ一流の
萌えラーである。
言い換えれば、
二次元に萌える=多数派
三次元に萌える=少数派
なのだ。
さて。
ところで僕は
自らの意志を曲げてでも少数派に徹する男である。
真夏に喫茶店に入ってホットココアを注文する男である。
ゆえに僕は
二次元では決して満足しない
三次元に萌えたい人なのである。
だから僕は
買おうと思います。
美紗さんのコスチューム
↓
¥52290(税込)
問題は、これを着てくれる相手がいるか否か。
「さあ、美紗さんのコスチュームを着るのだ」
「引くし」
「はやく着るのだそして“はじめまして美紗っス!”と言うのだ」
「別れましょう。死ね」
ってなことになりかねない。
そうなると…
え?
いや、
大丈夫です。
僕は着ません。
たぶん。
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