■夜学バー日報 2024年下半期■
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2024/10/01(火) 休


2024/10/02(水) 17-2330田中+saku


2024/10/03(木) 17-24saku


2024/10/04(金) 20-26j


2024/10/05(土) 20-26j


2024/10/06(日) 休


2024/10/07(月) 休


2024/10/08(火) 休


2024/10/09(水) 18‐2330田中


2024/10/10(木) 17-24saku


2024/10/11(金) 17-2330まちくた


2024/10/12(土) 19-24j


2024/10/13(日) 23‐27j


2024/10/14(月) 休


2024/10/15(火) 休


2024/10/16(水) 17-2330田中


2024/10/17(木) 17-24saku


2024/10/18(金) 17-26j


2024/10/19(土) 17-26j


2024/10/20(日) 17-24j


2024/10/21(月) 休


2024/10/22(火) 18-22みつきち+j


2024/10/23(水) 17-24saku


2024/10/24(木) 18-25j


2024/10/25(金) 18-23田中、-26j


2024/10/26(土) 18-26j

 土曜の夜だから抱きしめて離さないでほしいのだが22時に「友達は家へ帰ってしまった 夜通しのリズムも止まってしまった」状態になり、しばらく文章を書くなど有意義に過ごした。0時半に来客あり。さらに時間経って二人増え、朝まで営業してしまった。大空へ帰そう。にぎわう暗闇から涙を拾って……。
 前半は賢い人々がそろい踏み、なかなか実のある話ができたように思う。後半もよく頭を使った。と言って「インテリの蛸壺」みたいな様子ではない。夜学バーの(というか僕の)やり方は、「広げる」ということによって「深める」ということで、「深める」は先立たない。「深める」が先に立つと、「深められない」人が置いて行かれる。一方「広げる」というのは、「広げられる場合にのみ広がる」のであるから、「広がらない」場合にはそのアイディアは捨てられ、「広がる」アイディアのみがその場に残る。それゆえ「置いてけぼり」は比較的少なくなると思うのだ、原理上、というか、理論的には?(実際はいろいろありましょうけれども。)

2024/10/27(日) 18-24j

 日曜の夜は静か。5.11の「7.11周年」で初めておいでになりリピってくださっている方とけっこう長くお話しした。劇団夜学バーの『夜学バー』を2公演ともご覧になっていたそうで、帰り際二人きりになってからその話題になった。いろいろ考えてしまったとのこと。その上でまたお店に足を運んでくださることは非常にありがたい。10月の僕の個人日記(ホームページはこちら)をおすすめしておいた。
 2022年5月15日の日報に登場する方が、その日ぶりにおいでくだすった。

 通りすがりに、結婚式帰りの男性二人連れ。小3で転校して離れ離れになったが、結婚式で20年ぶりくらい? に会って、夜中までずっと飲み交わしているそうな。日曜の夜はこういうお客さんがあるから面白い。みなさんほんと、日曜の夜学バーは、博打のつもりで来てみてください。

 その日も日曜だった、というのが面白い。日曜には奇蹟が起きる、そう信じて、あんまり儲からないけどできるだけお店を開けるよう努めております。ぜひ。
 最後、友達の女のがやってくる。タイプロ(timelesz project:Netflixでやってる旧Sexy Zoneの新メンバーオーディション)の話などする。すっかり好きになってくれたようだ。3人のこと。うれしいな。それにしても篠塚くん人気あるな。かしこいからかな。

2024/10/28(月) 休


2024/10/29(火) 18-22みつきち+j

 火曜日は4時間だけ高1のみつきち氏を雇い、一緒に事務作業や店内の整理などを行う貴重な時間。今日は冷蔵庫と棚の在庫を確認。ジンジャーエールがやたら多い。減らしたいのでみんなモスコミュールとかアマレットジンジャーとか頼んでください、おいしくつくります。
 お客がきたらオペレーションをみつきち氏にまかせ、僕は事務作業に専念する。なかなかそういう時間がとれないのだ。この日はひたすらレシート、領収書、請求書の類いを整理していた。永遠に終わらない。
 高校生の時から僕のお店(夜学の前身の前身、西新宿の「おざ研」から)に来てくれているOくんという青年、もう28歳になったという。自分も高校生だったくせにみつきちさんに「え! 高校生!」と大げさに驚く。「当時自分が大人から言われてたこと、逆の立場になると全部言いたくなっちゃいますね」とのこと。歴史はくり返す。しっかりおじさんになっててよろしい。

2024/10/30(水) 17-2330saku

 不良店主はsaku氏にお店任せて「洋(うなばら)」へ飲みに行ってた。たしか83歳くらいのマスターと古いブランデーの話で盛り上がり、数十年前のカミュ(GRAND V.S.O.P.)やクルボアジェ(ナポレオン)などをいただく。ジンフィズと白梅も飲んだ。酔っ払ってしまった! こんなはずじゃなかった! また別のお店でヴァージン7年をストレートで。なんと湯島には夜学バー以外にもヴァージンを7年、10年、15年と揃えているお店が存在するのだ。どこのお店かはナイショなのさ~。←歌ってる
 夜学バーではアニメ好きのベルギー人が『君の届け』の話とかしてた。

2024/10/31(木) 18-25j

 お誕生日前夜。わざわざ25時までとしたのは、もちろんお誕生日になった瞬間をお祝いいただきたいからだが、店内つねに閑散と落ち着いていた。人気ないな、と思いつつ、来てくださった方に心から感謝(同時!)。
 早い時間に3名。終わりのほうに「バーに来るのは初めて」という男女が、ミルクセーキと抹茶ミルク飲んで僕の描いた漫画を熟読したりして過ごし、0時になった瞬間に「あ、おめでとうございます」とお祝いしてくださった。そして間もなくお帰りになった。25時まで淋しく過ごすか、と思っていたら、近所のお店の人が「一瞬抜けて祝いにきた」とほんの短時間だけいてくれた。なんだかなんでも嬉しいですね。何が起こるかわからないからこそ、一入。

●2024年11月

2024.11.1(金) 17-23田中、-26j

 お誕生日だったので、上野公園の不忍池前(夜学バーから真北に約170メートル地点)に座布団敷いて座ってた。
 金曜だしお誕生日だから本来なら僕が夜学バーに立っているのが自然だが、従業員たちの都合を考えると田中氏は金曜が良いということになり、「それなら僕は公園にでもいるか」と、20時から23時くらいまで座った。
 数日前から雨予報が出ていたので、急きょパラソルを買って立てた。座布団もこのために50cm四方の大きいのを買った。ランタンもすごくカッコいいブリキの、中にろうそく立てる古いやつを新調した。赤と緑のガラス窓を通した光が最高。いい買い物をした。
 そしてアイスペールと氷、水、シャンパン、シャンメリーを用意して待った。和服着て、狐面つけて。ひとり荷物運ぶのだけ手伝ってもらって、その子と入れ替わるように高1が参加。1時間くらいふたりきりだったかな。寂寞としていた。「『田園に死す』みたい」と言われて確かにと思った。雨降りの池の前、座っている人はほかに誰もいない。通行人もいつもより少ない。白湯飲んだり、ドラえもんシャンメリー開けて飲んだり。使い捨てのシャンパングラス(プラスチック)も買っておいた。
 僕は「用意」が趣味なのかもしれないな。いや別に好きでやってるわけじゃないんだけど、「こういうことがしたい」と思った時に、逆算して「これが要るな」とか次々思いついてしまう。すると「用意」せざるを得ない。雨が降るならパラソルが要る、長時間座るなら座布団が要る(絵面も面白い)、場所がわかりづらいだろうから目印としてランタンが要る、シャンパン飲むならアイスペールと水と氷とシャングラが要るな、未成年や飲めない方のためシャンメリーも買っておこう、寒さにそなえて白湯もほしい、タイガーの魔法瓶(かわいい)を買おう……等々……。
 そういうことらってけっこう大変なので、これを僕は「いやー自分はがんばっている、がんばりすぎるほどに!」なんて自認するのであるが、ただの「準備」なんで、すべきことをしているだけでもあるのですわね。自慢したり偉ぶったりするようなことではなく。ただ粛々とやるべきようなことたち。だからこそ孤独が深まる。
 二人目がやってきた。さっきまで夜学バーにいた人。ここからまたしばらく動きはなし。21時半くらいに三人目おいでになり、このあたりで高1が離脱。22時くらいになって二人増える。一度しか会ったことのない女の子と、そのお友達。22時半から従業員ふたり、お客さんふたり増えて瞬間最大風速としては7~8名いたかしら。
 バランスとしては悪くない。最初の2時間は1~2名で推移し、最後の1時間(いや30分か)でやんや増え、やっとシャンパンも開けられた。10本入りのシャングラは1本だけ余った。
 ところで、当たり前だが夜学バーでは未成年飲酒絶対禁止。倫理的社会的問題はもちろん、実利的には営業停止や罰金もある。原則として「提供したお店の責任」になるのだ。ということは、公園で未成年飲酒が行われれば「公園のせい」となるのであろうか(そんなわけない)。いや、もちろん僕は未成年にお酒を飲ませることはありませんが。いずれにしても。
 綺麗に片付けて、夜学バーに移動。忘れ物をして終電を逃した人をクルマで来た初対面の人が送っていくという場面もあった。これだけ書くと叩くのに過不足なし。書いていない諸々の事情と、短時間ながら培われた信頼と。危ういと言われれば危うくもあるが、これも「店」というものの持つ機能。
 夜遅くにもやや人は増える。一生会えないかもと不安だった人とも再会できてよかった。たくさんお酒いただきましたが、気持ちよくて翌日に残らなかった。また1年がんばります。

2024.11.2(土) 18-26j

 お誕生日の翌日、土曜の夜。お客は5名で、全員初めての方だった。この絶妙な人気! このことがまさに「常連などない」の証明ではないですか。雨降りとはいえ知る顔が皆無。「混みそう」とか「わたしなんかが行くべきではない」と思うような時、みな似たことを考えて、まったく人は集まらないのである。面白いですよね、お店って。
 はじめ近所のメイドバーやコンカフェで働く女の子が2人きて、お帰りになったあと小松空港からけさ飛行機で来たという女性ふたり、お帰りになったあと最近近所に引っ越してきたという方がおひとり。こちらから見ると第三部まであった感じで、なんだか三日ぶん営業した気分。
 それにしてもこのタイミングでご新規さん3組のみ、というのはフツーにすごい。夜学バーってのは「持ってる」なと思う。
 またおそらく、三組ともこのお店を好きになってくださっただろう。
 二組めの方々は、完全に通りすがりで、お店の名前もろくに把握していないようだった。まず空港で飲んで、アメ横で三軒はしごして、五軒目を探して彷徨っていたらしい。わがすきやビルのテナントを片っ端から開けて、「バーですか?」「カラオケありますか?」「おいくらですか?」と全店聞いてまわったとのこと。夜学バーは最上階で、お隣は開いていなかったため、最後に訪れたお店だった。
「バーですか?」と問われて、「はい」と答えたら「そうですか、では失礼します」と帰ろうとするので、反射的に「バーだとダメなんですか?」と聞いたら、「カラオケありますか?」「ありません」という流れに。「カラオケがしたいんでしたら○○とか、××なんかがオススメですよ。お値段は……」と説明していると、「ありがとうございます! 嬉しいです! でもすみません、情報が多すぎて頭に入ってこないので……ミキティーーーーーー!!」と急に叫びだした。面白すぎる。ミキティーさんは建物の外で待っていたそうなのだが、「四階まで上がってきて!!!」とよく通る声で叫ぶので、わざわざ登ってきてくださった。そして四階まで上がってきてしまったら、カラオケがあろうがなかろうが「じゃあここで飲もうか」となるものである。
 最初は「狂った人たちがきてしまったな」と思ったのだが、話してみると本当に理知的で落ち着いた方々だった。とても楽しく面白かった。半日ずっと飲み続けていらしたとは思えないほど、仕事の話やら様々のことを頭使って話すことができて有意義でした。またきてください。

2024/11/03(日) 18-25j

 翌日が振替休日なので久々に日月続けての営業&登板を決めたのだが、お客は2名。まさに水商売、わからんもんですねえ。
 18時きっかりにおいでになった方は、阿佐ヶ谷のバー「メリデ」に通っているそうで、先日たまたま夜学新人従業員の田中氏と同席したとのこと。さっそく営業が成功していて、えらい。このように草の根で広めていく以外に夜学バーの生き残る道はない、と僕は勝手に思っているので、みなさまよろしくお願いいたします。
 後半はちょっと離れた県にお住まいの方が、翌日用があるそうで前乗りして。長々といろいろお話させていただいた。
 営業終わり、なんだか物足りない気持ちだったのでシェア自転車で歌舞伎町へ。20分ちょいで着いた。「ねこ膳」で定食食べる。それから友達の働いているバーへ。「この人はわたしが湯島にいた頃に仲良くなった人」「東京にいる友だちで唯一、わたしの母親に会ったことがある」など想い出のこもった紹介をしてくれて濃密だなと思った。
 歌舞伎町のど真ん中にある、カウンターのみのバーなのだがこの人の立っている時はだいたい静かである。お客は僕含め6名いたが、彼女いわく「わたしの日はいつもお通夜みたいなんだよ」。たしかにあまり活発に話す雰囲気は毎度ない。別の人が担当する時は騒々しかったりもするのだろう。カラオケもあるし。
「人によって違うよね、とにかくずっと喋ってるタイプの接客と、間を大事にする接客と。わたしはジャッキーの後輩で、その系譜だから間をとるほうなんだよね。」
 確かに僕はかなり間を取る。この日の営業も、お客がいる時間の半分くらいは黙っていたのではなかろうか。裏を返せば半分は喋っているのだが。そのバランスはもちろん日によって、条件によって全然違う。「間合いをはかる」みたいなことを常にする。彼女もそうなのだろう。慎重に喋る人だ。そういうのが好きな人にはたまらない接客スタイルだなと、僕も改めて客席に座って思った。ちなみにもちろん、系譜と言われてめちゃくちゃ嬉しかった。わーい。角ハイと角ロック飲んだ。
 ゴールデン街の「チリチリナイン」は、奇数日曜のみ僕の大学の先輩が立っている。もう15年くらいこのスタイルでやっている。調べたら2010年8月にはもう入っているようだ。恐れ入る。あすは祝日だから少しくらい盛り上がっているかなと思ったらやはりお客が3人ほどいた。ジュエル(雀荘)新橋店→上野店→新宿店とハシゴして恐ろしい額を負けたり勝ったりしてきたという男性、マリスミゼル好きの女性、ディルとヴィドール好きの女性。さすがゴールデン街というか。先輩もヴィジュアル系好きなのでずっとヴィジュアル系の話してた。始発で帰宅。4:32発の総武線最高!
 お店が終わってから新宿に行って2~3時間(友達と!)遊んで、5時過ぎに家に着けるのはとてもいい。たまにやると楽しい。

2024/11/04(月) 18-24j

 開店してすぐ10年来の友人現る。19歳で、僕が西新宿でやってた闇バー(おざ研)になぜか来てくれた変な人で、年々より変になっていくのだが軸はまったく変わらない。だからいつまでも同じノリで仲良く出来る。高校3年生来る。湯島エリアでバーの移転先を探している人来る。四人で男子校みたいな話をした。「下ネタと言えば下ネタなのだが知性と思考によっていちおう学術的なレベルで進行していくような話」が僕もけっこう好きなので、楽しかった。
 そこへ来た女の子も、最初に来たのは高校生だったな。それから来たのは大学生。僕のお店には昔から若い人がたくさん来てくれるのだが、若い人もいずれ若くなくなり、若くなくなってからも来てくれているので、多様性というか「客層の幅」みたいなものが強化されていく。ありがたいことだ。これからも長くお付き合いください。たまにでかまわないので。
 念のため書いておきますがもちろん僕は若い人のみをターゲットにしているわけではない。若い人は若くなくなるが、若くない人はもう若くなることはないというだけの話。あらゆる方をお待ちしております。遠慮せずおいでください。(額面通りに受け取ってください。)
 24時閉店のはずが27時くらいまで営業してしまった。そんな日もある。

2024/11/05(火) 18-22みつきち+j、–27j

 火曜日は今のところみつきちデー。別名「ジャッキーさんに仕事をさせる時間」。お客がなければ手伝ってもらうし、お客がきたらみつきちさんに主に対応してもらって、僕はあれこれやるべきことをやる。もしどなたかお暇で、「ジャッキーさんを手伝ってあげてもいいよ」という方は、みつきち担当日に夜学バーへ集合! やることは無限にあるのです。明日の夜学バーをよりよくするために。
 22時で終わる予定だったのだが急きょヨヤクが入ったので、その人を待つ。時間があるのでみつきちさんとも話し込んでしまった。24時くらいまで文章を書くなど。ヨヤク者がきて、一緒にゆったり飲んでいたら、なんと1時くらいに「終電で来ました」という若者が。3人で5時くらいまで遊んでいた。元気だね~……いや楽しかったです。雪国3杯とかギムレット3杯同時に作ったりするのは「バーだ!」って感じですごく嬉しい。そして夜学バーは夜学バーですから、朝までダーツ!とかではなくて、ずっと何かしら頭を使って話していた、はず。そういうことがしたい人にはとてもいいお店だと思う。本当に。意外とないものなのです。

2024/11/06(水) 17-2330田中

 no cacでグランドスラムだった模様。6時間半ただ突っ立った従業員にはせっかく来てもらっているのに申し訳ないな。しかしそれはお店のせいだし当人のせい。お店はお客の来やすい雰囲気をつくったり動機づけをうまくすべきだし、当人も何らかの(極めて広義での)「営業」をしなければ人は来ない。「待つ」お店というのは本当にむずかしい。

2024/11/07(木) 17-24saku(→23-24j)

 いろいろ買い物などを済ませて21時くらいにj到着。雑談などしつつお互いにサギョーなどする。23時くらいになって「ジャッキーさん何時までいます?」と聞かれたので特に決めていない旨を伝えると、「おなかすいた」と言う。「帰りたい?」とたずねると「ちょっと」とカワイク言うので、帰らせた。かわいかったからOK。
 その後とくにお客はなかったのでのんびりとゴミ捨てなどして、サギョーの続きをして帰った。
「おなかすいたから帰る」はそれ自体なにも悪いことないのだが、そうなるのはお客がないからなので、まあシューキャクがんばっていこう。がんばります。夜学バーを持続させ、ジャッキーさんが毎日あたたかいごはんをたべるには当面それしかないのである。

2024/11/08(金) 17-27j

「17-23田中、-27j(尾崎=僕)」という予定だったが、14時すぎに連絡あり風邪ゆえ休むとのこと。お大事に。いろいろ予定を調整して(いろいろ予定を調整して)17時に開店。2~3時間ほどお客なく、掃除機かけたり本読むなどして過ごす。男声の電話あり「今から6名いけますか」と。9席しかないのだが6名ならいけるので「ぜひどうぞ」。
 とりあえず氷を割って待つ。6名きて氷を使わないメニューしか注文されないというのは考えにくいので、少しでも時短できるよう備えておくのだ。ただ経験上こういう電話の半分くらいは「行きます」と言って実際来ない。また誰かが言っていたことには女性の場合はほぼ来るが男性の場合は無断キャンセルも多いらしい。ちょっと怖くなる。割るだけ割って徒労に終わるのか?と。どっちが妥当だろう。不安になりつつ氷割っていると間もなく足音が。ほんの1分か2分程度。ひょっとしたら建物の下にすでにいらっしゃったのかもしれない。ありがとうございます。
 信じて待ってみた(と言って1~2分だが)甲斐もあり、とても良好な時間をつくれた。みなさま夜学バーを気に入ってくださったようだ。『魔神英雄伝ワタル』や岩泉舞『七つの海』など完全に僕のフィールド内にある固有名詞をあちらから投げてくださったのも非常にありがたかった。「あ、『七つの海』ならそこにありますよ」「岩泉先生は最近新作も出したんです、これです」などドヤ顔で。
 そこへまた初めてのお客が。女性2人連れ。9席中8席がいわゆる「ご新規さん」で、これは非常に夜学バーとしては腕の見せ所であった。果たしてみなさま楽しんでいただけただろうか。6名の方々は「また来ます」とお帰りになり、2人組の方も帰りがけ「毎日おられますか?」という実質的な「また来ます」をくださったので、期待してお待ちしております。「また来ます」は期待しちゃうのです。そして「また来ます」の7割くらいは、二度とお見かけすることありません(現在のところ)。「また来ます」は実は、完結の言葉でもあるみたいなんですよね。でも言われたら僕はヒャクパー期待して待っちゃうので、毎日毎日「期待」ばかりが膨大になっていって、だからこそお客がないときに「そういえば『また来ます』と言ってくれた人は過去に膨大にいるよな……」と思い出してまた淋しくなっちゃう、っていうメカニズム(?)もございます。アー、面倒くさい店(人間)で申し訳ないのですが、ぜひまたおいでください!「また来ます」を言ってようが、言っていよまいが。
 また、ところで、8/9席が埋まっているとき(すなわちあと1席あるとき)に、もう5年くらいは通ってくれている男の子が扉をちょっと開けて、「あ、混んでる」みたいな顔をして、そのまま無言でスッと扉を閉じて消えてしまわれた。そして戻っては来なかった。どういう事情があったのかわからないが、そういうことでも繊細なる僕は多大なるダメージを受けてしまうのであります。いや、僕が面倒くさい人間だから不当に傷ついているというのではたぶんなくて、フツーに「えっ?」ってなるのではないでしょうか。何か一言、「満席ではないとはいえ比較的混んでいるようですね、このていどに混んでいると現在の自分にとって○○という問題・不利益・夜学バーへ期待することの実現可能性低下などが生じますので、本日は失礼いたします」とでも言ってもらえたら、「ごめんね! また来て><」とか言えるんだけども。お待ちしておりますよ!
 22時くらいに8名同時にお帰りになり、そこから1時間くらいは孤独。やがてお客1名あり、小一時間ほど経ちお帰りになるところで座敷わらしが登場。座敷わらしも15分ほどで煙となって消え、0時から3時までは無人。
 今後も金曜日の前半は田中氏にお願いすることがありそうだが、今日のように急に忙しくなる可能性があるので、僕も店にはいるか、近くに待機している予定ではあります。この日も20時くらいには着こうと思っていた。そうではあっても、新人にいきなり「新規同時に8名、嵐のような注文」を任せるのはかなり酷だし、その中で「リピーターにさせる」ということを目指させるのは難しかろう。やはり金曜日はかなり難易度が高い。
 とはいえ、もし僕が予定通り23時に交代していたら、その後は深夜3時までお客は1名のみだったということでもある。花の金曜日とはなんだったのか。水商売、本当に読めない(わからない)し、夜学バーはふつうの水商売の力学で動いていないので、さらにわからない。いちおう誕生月なんだけどな? そういう売り方をしないと、そういう売れ方はしないってこと。ご新規を除いた知っているお客は1名(座敷わらしを含めて2名)、お誕生日から一週間後の晴れた金曜日に。そういうところを褒めてほしい。すごいんだから。そんなことできないんだから。ふつうそういう店は「売れない店」であって、8年も続かないんだから。おそろしいバランスのもと成り立っている、意味不明な店なのだ。楽しく誇らしく、その対価として、時にさみしい。

2024/11/09(土) 19-26j

 16時から19時までは、受注システムからの依頼で「180分で名著 橋本治『「わからない」という方法』」を催行。当該書について僕が3時間語った。YouTubeにありますが、これは有料(シェアウェア)なので視聴した人は何らかの方法で夜学バーまたはジャッキーさん(僕)に1000円をお支払いください。ちなみに現場には3名の観覧者(番協)がおいでくださいました。この3名は決して僕の「囲い」みたいな方々ではなく(そんな人たちは本当にいないのだ、昨日の記事を読んでください)、従業員と、友人と、初めてのお客。良いバランスだったと思う。
 19時以降、3人のうち1人が帰り、1人は「あとでまた」と出ていった。そのあと7年くらい通ってくれている若者が友人と4名で来てくれた。夜学バーは1人で来るお客が多いが、団体を忌避するものではない。そこからでないと始まらないこともある。ただ「ひとりでいらっしゃい」が原則というか、そこからでないと始まらないことはもっとたくさんあるし、そこからの世界を僕はやりたい。
 その後はちらほらとお客が少しずつ。大阪や軽井沢からおいでの方も。
 どうでもいいけど、「テレビ大陸音頭」って札幌のバンドがあって、ちょっと前にいきなりバズったんだけど、複数の人から「なんでジャッキーさんは真っ先にフォローしてたんですか?」と驚かれた。今日まさにまたそれを言われたのだが、たぶん理由は単純に、僕がそういう音楽が好きだってことと、若い人たちに注目しがちだってことと、何より、北海道にゆかりを持つ音楽好きの友達が多いってこと。そんな話をしていたら偶然、「バズる3ヶ月前くらいから知っていた」という友達がお店に来た。すごいタイミングだ。たぶんこの人のおかげで僕のところには真っ先に流れてきていたのだと思う。
 久々に話したら、これもたまたま、知り合ってけっこうもう何年も経つのに、まったく知らなかったプロフィールを聞くことができて、それが僕の関心事のかなり深いところにあることだったから、とても驚いた。そこを軸にちょっとだけ深いところへも入っていけたりして、感動した。
『「わからない」という方法』(橋本治)の中に、「プロとは、現場で何かしらの奇蹟を起こせる人のこと」みたいなことが書いてあった。僕は夜学バーの方針として「奇蹟の起こる可能性を高める」みたいなことをずっと言っている。わりとささいなことだったが、こうしたささやかな奇蹟の積み重ねが素晴らしい仕事と生活を作っていくのだとやはり信じていきたい。

2024/11/10(日) 18-24j

 やが区の日曜の夜は静か~。来客は2名、うち1名は座敷童子のようなもので「150円しかない」と150円だけ置いていった。実質1名。小沢健二さんの話などした。
「表現者」という言葉がある。何かを発信する「側」の人というふうに使われがちだが、世界を二分して自分をどちらかの「側」に措くというのは、わりと邪悪な発想を生みやすい。もちろん、そういうことをしないとものごとを整理するのは難しいし、それによって笑いが作れたりする(重要!)ことはものすごく多いので、使いようではある。ただ一時的な思考の遊びのようなものであるとはわきまえねばならない、と思う。
 僕は自分のことを表現者とも生産者とも、無産者とも消費者とも思っていない(あるいは同時にそのすべてではあろう)。ただ、この世の中ではいろいろと平均や中央値からかけ離れた「側」だろうという確信はずっと持っている。そう自覚して生きる態度にムカつかれることもあるかもしれないが、そう思ってしまっているのだから仕方ない。許してほしい。
 このコンプレックスを「諦め」にならないようにとどめておくのはけっこう大変である。自分は平均とも中央ともかけ離れているのだから、そういうものからは背を向けて離れて行きていくんだ、とか、平均や中央は悪だから壊してしまえ、とかなるのはイヤだ。
 こんな自分はどうしたらうまくいくのだろうか?とただ心配する謙虚さを。あらゆる人との距離感を常に考え続けるしかないのだと思う。

2024/11/11(月) 休


2024/11/12(火) 18-22みつきち+j

 みつきちデーは当面かならずジャッキーさん(僕)が常駐しており、肩の力抜いて客席に居ながら事務作業などをしております。手伝いに来てくれたり、話し相手になってくれる方をいつでも募集しております。遊びに来てね。みつきちさんを鍛えてあげてね。
 何度でも申し上げます、「いや自分は人を鍛えられるような人間ではないので」みたいな謙遜ぶった言い訳はおやめくださいまし! 殊勝なる人間はどんな環境であれ勝手に鍛えられるのであります。誰でもいいのです。遠慮なくおいでください。(とこう書けば書くほど誰も来なくなるんだぞと経験が囁いてくるのですが、それでも僕は言い続けるのであります。諦めないぞ! お願いしますよ。さみしいのですから。)
 お客は2名、たまたまともに出版関係。とある本を僕と共同執筆した(事情を明らかにすればその方の担当部分の一部を僕に回してもらった、というのが正しい)方が曰く、「あの本こんど増補されて新版が出るんですけど、我々には一銭も入ってこないんですよね~」。初音ミク現象! とほほ。でもまあ自分が関わった本が売れているのはめでたいことだ。詳しく知りたい方はお尋ねください、夜学にも置いてあるので。
 22時みつきちさん帰宅。お客がまだあったので、ちょっと2人で飲んでから珍しく「アフター」に出る。近所にある80代マスターの名店に誘ったのだが、23時台でもう閉まっていた。どうしようか、と思っていたら隣のお店に入ろうとする女の子から「入らないんですか?」と言われたので、まんまと吸い込まれてしまった。いや、なんてことはなく、そっちのお店も僕のわりと行きつけているところだったので。「せっかくだし」という精神。
 その後、調子に乗ってもう一軒。そこに朝まで居て、外に出たところで「ジャッキーさん、おいしいギムレットを飲みたいのですが」と言われたので、呆れながらも夜学に戻ってシェイカーを振った。のは、たしかこの日だったよな。そして別の人に誘われてさらに隣のスナックに顔を出す。さすがに飲みすぎました。
 夜の世界ってのはだいたい「自分の店が終わったら近隣にある仲の良いお店に顔を出す」みたいなのがよくあるのですが、僕はあんまりそういうことはせず、普段はスーッと大人しく帰るか、別の街に寄り道をする。しかしたまにこう近所付き合いみたいなことを始めるととことんまでやってしまう。意味と無意味のせめぎあい。無意味が勝つようではいけない、僕だってどんな環境下でも、勝手に鍛えられねばならないのだ。

2024/11/13(水) 17-2830saku

 24時までの予定だったが「朝まで営業していいですか?」と連絡が来たのでGOした。なんとやる気のある青年よ。実際、家に帰るとサボっちゃうような作業があったり、ゆっくり本を読みたかったりとかしたらセカセカと終電で帰るより朝まで夜学で過ごしたほうがいいってことはありますよな。お客が来てくれたらそれはまた嬉しいし。ちなみに深夜の来客はなかったらしい。残念。外に看板出てたら入って大丈夫なんで、よろしくお願いします。

2024/11/14(木) 18-25j

 あんまり覚えてない(ぉぃ←なつかしい)けど、ちらほら来客あり、いろいろのお話をした。新しいお客さんも2名(1組)あった。ずいぶん楽しんでくださり、「また来ます」と言ってくださったので、また呪いが増えてしまった。これからかなり長い間、「あの人(たち)はもう来てくれないのかなあ」と思ったまま生きることになる。またおいでいただければ呪いは消え、この想いは幸福として実りますが、二度とおいでにならなければ呪いは呪いのまま僕の胸の奥にどす黒いシミとなって残り続けます。恐ろしいことに「待つ」仕事とはそういうものです。

2024/11/15(金) 17-23田中、-27j

 お客さんに注意するのって実際本当に難しい。夜学バーは比較的「叱り」が発生するお店なのだが、タイミングとか言い方とか、当然正解はない中で、でも選ばなければならない。夜学バーを夜学バーとして維持するためだし、意外とそれを一度か二度したらその後ものすごく良好な関係になることってめちゃくちゃ多いので、適切に叱るってことはきわめて大切。
 22時ごろ、お客さんが増えてきたところでいったん「欠席力」を発揮しようと店を出る。近所の老マスターの店に、おそらく50年以上は前のものであろうレミー・マルタン(ブランデー)を持っていった。先日古いブランデーをたらふくごちそうになったので、そのお返しのつもりである。僕はギムレットを飲み、そのあと「ウシュクベ(USQUAEBACH)」というウィスキーを紹介してもらった。初めて飲んだが非常に美味しかったので即座に買い求めた。けっこう古いバージョンが陶器入り、缶付きで手に入った。そんな高くない(ひとまず1200円くらいにするかな)ので、おたずねください。時が経って減ってきたら高くします。安いうちに「ジャッキーさんも飲んでくださいよオ」をお願いします。(そのために安くしてるのかもしれない?)
 40分くらいいて、23時前に戻った。さらに2人、お客が増えていた。さすが金曜である。ちなみにこれ書いてる今現在は21日の木曜、18時に開けて20時になるが誰もこない。さてどうなるかな。「待つ」ってのは本当につらいものだ。待たせるほうがつらいかね?
 新人の田中氏をこの状況で一人きりにさせてしまったのはさすがに千尋の谷すぎたか?と思わないでもないが、何事も経験にござる。
 13名の来客のうち、初めて来たお客さんは6名。1名はかつてお会いしたことのある方で、1名は見知ったお客の連れてきてくださった方。完全にフリーだったのは4名(2組)。エレベーターもない4階の店になんともありがたい。かたや「さっきネットで調べて」で、かたや「通りかかって看板を見て」とのこと。みなさん楽しんでいただけたようで幸い。「また来ます」もいただきました……(昨日の日報参照)。ちなみに「明日も来ます」と仰った方は翌日いらっしゃいませんでした。社交辞令の可能性がある言葉は額面通り受け取らないほうがいいってことなのか。でも受け取っちゃうんですよね。裏の意味とかあんまり考えないし、込めないです。僕は。いや、たまにするか。どっちや。
 深夜3時まで営業し、16歳の時に知り合った愛知の親友が来ていたのと、ある人の恋愛?相談?みたいになっていたのもあって、話し足りないからと別の店へ。10時くらいまで飲んでしまった。そんな日もある。

2024/11/16(土) 18-26j

 ものすごーく嬉しい来客。半年くらい前(個人HPの4.22の記事参照)に教育系のライター仕事(たまにやっているのです)で栃木の小山(おやま)に行ったとき、とあるバーでバイトしていた大学生の女の子にショップカードを渡した。地方では特に、積極的に営業するのである。その子が来てくれたのだ。
 4月22日の日記に僕はこう記している。《果たされないかもしれないことを無数に抱えて、祈りを捧げ続けるしかないのでありますよ。果たされるために「果たされない」を経ないといけない、ことだってある。》
 今日、それは果たされた。報われた。こういう一つの幸いのためにいくつかの孤独や絶望があるんだが、そのくらいは引き受けなければいけない。こんなに嬉しいんだから。
 成城学園中学校で教員をやっていた時の生徒が3人きてくれた。うち2人は授業を持っていない「教えてない子」。1人は中2のときだけ担当したけど、僕が辞めてからは会っていなかった。それでも何も違和感なくて非常に嬉しかった。
 授業を持っていないのになぜ仲良くなったのかといえば、なんか廊下で喋ったりしてたんですよね。友達の友達みたいな感じで。そういうのがきわめて自然にある学校だった。思えばいい環境だったんだろうな。荒れ果ててたけど。僕が担当したクラスは特に荒れ果てていた。というか、荒れ果て果てた結果、先生が病んで休んでしまった(と言われている)ので、僕が代わりに採用されたわけで、だから僕の担当クラスは最初から究極に荒れ果てていたのだ。その荒れ果てた2つのクラスからスーパーアイドルが一人ずつ出ていて、東京ドーム埋めたりサンジャポ出たりしてる。「わしが育てた」と言いたいところだがむしろ僕が育てられたように思う。本当に荒れ果ててて大変だった。
 来年は文化祭行こう。なんか、行くとみんな来てるらしい。30歳くらいになって母校の文化祭来るやつらがいっぱいいるって異常すぎる。すごい学校だ。
 みんなが帰ったあと、「5年前に来たことがある」という方が、お友達を連れて。いまは長野の山の上に住んでいるとのこと。僕と会うのは初めてだそうな。2019年で、眼鏡かけた女の子がいた、ってことは、かりんさんかなあ。彼女は亡くなってしまった。さみしい。文字というものが好きな人だった。いちど僕のために字を書いてほしかった。
 永遠の別れのあとに、本当の再会はない。もう再会が必要ないくらい、いつも一緒にいられるくらいに再会を繰り返しておきたい。

2024/11/17(日) 18-24j

 山梨から、また軽井沢から来客あり。日曜の夜、最後の東京に夜学バーを選んでくださるのは本当に嬉しい。軽井沢の方はコーヒーだけ飲んで、上野からの終電に合わせて出ていかれた。わかる。僕もたとえば上田から帰るときなんか、たいてい22時02分の終電ぎりぎりまで知り合いのお店で飲んでいる。もう1時間くらい遅かったらいいんだがなあ、なんて思いながら。
 撮影者と被写体、あるいはインタビュアーとインタビュイーがその取材の終わりに立ち寄ってくれた。なにかの延長戦(線)の場として選ばれるのも誇らしい。

 人を見る目、ってなんなんだろうな。その人はほぼ直観で僕のことを「良い」「大丈夫だ」と思ってくれて、あえて危ない橋を渡り、それで今まで仲良くしてるんだけど、しかし同じその人が「良い」「大丈夫だ」と思った別の人と、あまりうまくいかなかったりもするわけだ。当たり前のことなんだけど。それは運なのか? いや、タイミングじゃないのかって気もする。詳しく書けば長くなるのでよしとくが、その目は確かなのだが、遠くまで見えすぎて「今じゃない」ってタイミングでもゴーを出しちゃう、っていう、時間的な遠近感のバグっていうのか、そういう事情もあるんだろうな。散漫だけどメモとして置いときます。

2024/11/18(月) 休


2024/11/19(火) 18-22みつきち

 みつきちデー。ジャッキーさんが事務作業に明け暮れる日、のつもりなのだが、最初3時間ちょいお客がなかったわりにはあんまり進まなかった。
 いま夜学従業者の紹介ページみたいなのを作っているのだが、そこに載せる文章をみつきちさんが書いてくれて、その添削、というと大げさか、相談しながら書き足したりするのが今回のメインとなった。いい文章ができあがった。あと小沢健二さん関連の秘蔵映像見たりした。何を見たかはナイショなのさ。
 べつに夜学バーの必修ってわけじゃないんだけど、まあ自然に目や耳に入ってくるでしょうから、みんなそれなりに知っていたり、興味を持ったりしてくれている。夜学バーの在り方には小沢さんの考え方をかなり採り入れているんで、わかっておくと便利、くらいには思う。橋本治さんとかも。でもその2人くらいかな、直接的には。岡田淳さん(児童文学作家)は魂深くにありすぎて何が影響なんだかもはやわからない。でも改めて読み返すと、「あーこれは夜学バーだよな」ってシーンがけっこうある。『ふしぎな木の実の料理法』なんかはダイレクトにそう。最近気がついたんだけど。
 さて、これまた5年ぶりくらい?のお客さんが。大学生だったのが、いつの間にか東京を離れ、司法試験に受かっていた。わが「氷砂糖のおみやげ」の初期からのリスナーであり、投稿が読まれたこともあるそうで、約束通りテーマ曲の主ウダタクオさんのCDをプレゼントした。サインつけて。初です。ありがとう。ぷにょさんにも伝えておきます。それにしても久しぶりに会えて嬉しかったです。またいつでも。

2024/11/20(水) 17-24saku

 急に寒くなり、また雨まで降っていて、こういう日は客足が本当に遠のく。こんな日に店を守ってくれてありがとう。

2024/11/21(木) 18-25j

 今日です。21時20分現在、ここまでお客なし。さてどうなるか!

2024/11/22(金) 17-23田中、-27


2024/11/23(土) 18-26j


2024/11/24(日) 18-24j


2024/11/25(月) 休


2024/11/26(火) 18-22みつきち


2024/11/27(水) 17-24saku


2024/11/28(木) 18-25j


2024/11/29(金) 17-23田中、-27


2024/11/30(土) 18-26j


●2024年12月

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