先日お話しした、立花隆が読書日記連載で畑田国男をほめていたという件、下に引用します。(立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』文春文庫 p.222-223)
> 畑田国男の『「弟の力」伝説』(コスモの本)という本が出ているのを見て、早速購入。
> 同じ著者の前作、『「妹の力」社会学』(コスモの本)が滅法面白かったので買ったのだが、なんとなく二番煎じの感じで、インパクトがいまひとつ。でも、「歴代のホームラン王は 『弟』ばかり」とか、「オリンピックのメダリストは『弟』が独占」とか、お笑いタレント、 好感をもたれるタレントは圧倒的に弟が多いとか、データをもとに語るところは、相変らず面白い。
手放しで絶賛というわけではなかったですが、「データをもとに語る」というところで立花隆の琴線に触れるものがあったのかも知れません。